講演者インタビュー
イノベーションにも営業力にもつながる!博報堂のマーケティング基礎研修とは?
博報堂マーケティングスクール 代表
岡 弘子氏
成熟市場では、今の生活者を知り、新しい市場や価値を発見することが必要です。博報堂は、生活者の心をつかみ、そして「動かす」マーケティングを実践してきました。今回、現場の最前線の社員がマーケティング基礎理論を活用しながら、どのように生活者を動かしているのかを研修プログラム化しました。実践型研修の前に基礎力を固めたい方にはこちらをご紹介します。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
次の時代の潮流が見えにくい中、付加価値型マーケティングが再注目されています。次世代リーダーの皆さまは、新しい価値や市場をどのように見つけているのでしょうか。マーケティングの教科書やセミナーなどを利用して、戦略力強化に向けて研鑽されていると思います。しかし最近、こんな声をお聞きします。「教科書やケーススタディにあるベストプラクティスをトレースしても、マーケティングでは勝ちにくい」と。多くのお得意先の業務を通じて、私たち博報堂は、「新しい市場は、業界の鉄則や勘や経験よりも、マーケティング・センスによって見つけられる」と考えています。それは、人の心をつかみ、実際に動かすことができるマーケティング戦略の思考力、構築力です。その力があれば、どのような市場環境でも、「勝つ方法」を見つけられるのではないでしょうか。
このたび、現役マーケッターが開発したマーケティングプログラムをお届けする「博報堂マーケティングスクール」を開講しました。(1)「机上の空論」ではなく実践的なマーケティング。(2)生活者を見つめ、考え、そして「動かす」戦略を考える。そして、(3)インタラクティブでクリエイティブなプログラムです。
マーケティング基礎編と、テーマ別プログラムがあり、今回は、新しいプログラム「基礎編」をご紹介します。次の市場の見通しを持ちたいという、次世代リーダーの皆さまに、そのエッセンスをお届けしたいと思います。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
博報堂マーケティングスクールの講師は、全員が現場の最前線で企業の事業課題に挑んできた社員です。マーケティング理論に基づきながらも、現在の企業の置かれている課題をケーススタディーとしてリアリティーを持ってお伝えすることができます。また、情報への接し方・購買行動など大きく変わってきた「現代の生活者」をみつめ、動かすことを実践してきたことも強みです。そんな講師陣が、インタラクティブにおもしろくわかりやすく、実践へと導きます。受け身の授業ではない、自分で考え、議論の中で研ぎ澄ます、そんなプログラムをご提供します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
企業によって、課題はさまざまだと思います。博報堂では、それぞれの企業の課題をまずお聞きし、最適なプログラムをご案内しています。ぜひ、本講演にご参加ください。
- 岡 弘子氏(おか ひろこ)
- 博報堂マーケティングスクール 代表
- 1993年博報堂入社。各業界のコミュニケーション戦略業務や、事業戦略のための新市場創造業務に従事。2015年10月「博報堂マーケティングスクール」を開講、研修プログラムを提供開始。慶応義塾大学大学院社会学専攻科社会心理学修了。グロービス経営大学院経営学専攻科修了。
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