講演者インタビュー
~各業種のトップシェアを確実に狙い撃つ、トヨタ生産方式による営業部門の教育方法~
エクスプローラーコンサルティング株式会社 代表取締役
高原 祐介氏
「製造部門のモノづくりのTQM(Total Quality Management)」と同様の「営業部門の顧客づくりの生産性及び品質向上方法」が、「TQSMトレーニング(Total Quality Sales Management)」です。ハウスメーカー、自動車メーカー、機械メーカー、損害保険会社、生命保険会社等の超大手企業より高い評価を得ている取り組みをご紹介します。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
2020年に開催される東京オリンピックとパラリンピックを控えて、日本は国を挙げて「サービス業の生産性向上」を試みています。日本経済の将来を支える「営業組織」および「営業人材」が、「景気に左右される依存型組織」や「カンやセンスに頼る職人型人材」を革新し、「強い営業組織と営業人材を創ること」が大切です。
これまで、世界中の先進国を凌駕する経済成長を遂げてきた日本。それを支えたのは、「第二次産業のモノづくり」と言っても過言ではないでしょう。企業の製造部門では「TQM:Total Quality Management」に取り組んできましたが、これからの日本は「第三次産業の顧客づくり」で世界経済をけん引していく時代です。現在の営業部門は「カン、センス、資質、経験などの暗黙知」として取り扱うため、創意と工夫による能力技術などの探究開発が改善されないまま、次世代へ継承できない現状に陥っています。
弊社開発の「TQSM®:Total Quality Sales Management」は「トヨタ生産方式」に習って「営業部門における生産性向上と品質向上」を図り、「体系的な営業組織」と「創造的な営業人材」を実現して「安定的な業績向上」にも貢献します。また、「組織力&チーム力の向上」および「マネジネント力&コミュニケーション力の向上」にも貢献します。本講演は「教育活動および探究活動」などについて事例も交えてご紹介します。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
弊社が提供する「TQSM®トレーニング」を導入している主なクライアント企業は、大手ハウスメーカー、自動車メーカー、高額機械装置メーカー、損害保険会社、生命保険会社、証券会社など、「BtoB」や「BtoC」を問わず、市場に対して高付加価値を提供されている企業ばかりです。
本トレーニングの導入成果の一例を挙げますと、大手クライアント企業で導入後1年間の実績において「各エリアで前年比120%の受注達成」を実現して全社展開に至るなど、新規導入継続が増え続けている状況です。「年間型トレーニングプログラム」を基本としており、長期間に渡って根本的な改善および定着化を図り、きめ細やかなバックアップ体制で革新へ確実に導いて参ります。本トレーニングにつきましては、クライアント企業の現場改善による探究支援や国立大学教授などの各専門家による技術支援を受け、「最先端のトレーニングプログラム」へ常に進化し続けています。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
営業経験の無い方、現在営業職の方、現在管理職の方、あるいは経営層の方でも、「営業職や営業管理職は、個人の職人的なカンやセンスに委ねており、育成や継承が難しい……」などと感じていらっしゃる方が大多数を占めているのではないでしょうか? 現在の大手先進企業の営業部門では、日本の得意分野である「製造業におけるTQM」をベースとした、「モノづくりの生産性向上を業績革新と経営改善に活かす取組み」に励んでいます。弊社は、その唯一無二の専門企業として数々の大手企業に認知され、各種業界と市場経済の発展に微力ながら貢献しています。本講演では、弊社の10年超に渡る「教育活動および探究活動」について、熱意とともにご紹介します。
- 高原 祐介氏(タカハラ ユウスケ)
- エクスプローラーコンサルティング株式会社 代表取締役
- 棟梁の元で「大工職人」として従事した後に営業職へ転身。大手超高額ハウスメーカーで営業職、所長職、部長職として全国トップの実績を残す。後に「トヨタ自動車株式会社」より支援を受けて起業。現在「各業種における超大手クライアント企業」の営業部門の組織人材に対して「科学的かつ体系的教育」を戦略的に担い活躍中。
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