講演者インタビュー
ストレスチェックと根本的な組織改善の実践
株式会社ブライト 代表取締役/NPO法人ISL(経営幹部育成機関)エグゼクティブコーチングメンバー
三好 玲氏
今年12月よりストレスチェック義務化がスタート致します。ストレスチェックによる予防や個別面談も大切ですが、継続的な組織改善を図れるかどうかが最重要となります。その為には、ストレスチェック施策と人材開発・組織開発の連携が必要不可欠です。講演では、ストレスチェックと組織改善施策の知られざる成功法則と事例ご紹介致します。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
人間関係の希薄化、多忙な職場、管理職のプレイング化で育成が機能しないなど、職場環境はますますストレスフルになっています。一人ひとりのケアや組織改善施策を、従来と同様の考え方で実施しても、一定の成果が挙げられなくなってきています。そこで、2015年12月からは、ストレスチェックが義務化されます。
弊社では、ストレスチェックをきっかけに根本的な組織改善を行う知られざる成功法則を発見しました。もしも根本的な組織改善を実施し続けることができたら、人材・組織のどのような未来が可能になるでしょうか?
社員一人ひとりのケアが充実していたとしても、組織改善が機能しなければ、人や企業の持続的な活性度と成果の醸成は困難を極めます。そのためにも、まずは現在のストレスチェックを取り巻く環境を直視し、どのような考え方やアプローチが効果的かを再考していくことが大切です。この機会に、改めて「組織改善」について気付きや学びを深めてみてはいかがでしょうか。当日のご来場を心よりお待ち申し上げております。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
弊社は、組織変革や経営層・管理職のリーダーシップ開発を主なテーマとし、人間力と組織力を同時に高めるというコンセプトを持った稀有な会社です。
私はかつて株式会社リクルートキャリア・人事マネージャー時代に、第1回GPTW「働きがいのある会社」ランキングでNo.1になった経験があります。人や組織が活き活きしながらも、高いパフォーマンスを発揮していくために、人事部門や現場が実施すべきこと、やっていけないことを、実体験を踏まえ、熟知しております。
弊社には長きにわたり、組織改善コンサルティングや経営層・管理職研修を実施してきた豊富な実績と、それにより蓄積された大量のデータと事例がございます。その強みを持った会社がストレスチェックを行うことで、単なる個人のケアでは終わらない、根本的な組織改善の実現が可能となります。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
当日は、単なるストレスチェックに終わらせず、根本的な組織改善を行うために必要なアプローチを余すことなくご紹介いたします。理論や考え方だけでなく、ストレスチェックと組織改善におけるさまざまな現場・現実の生の体験も、可能な限りお話しする予定です。この機会が今後の人事施策を考える一助となれば幸いです。皆さまにお会いできることを、心より楽しみにしております。
- 三好 玲氏(みよし れい)
- 株式会社ブライト 代表取締役/NPO法人ISL(経営幹部育成機関)エグゼクティブコーチングメンバー
- 早稲田大学政治経済学部経済学科卒。三菱電機株式会社で家電事業経営企画、法人営業に携わる。株式会社リクルートキャリアでは若手人材の転職成功数国内No.1の実績を残す。人事マネージャー時代には第1回GPTW社「働きがいのある会社」調査で国内No.1に輝く。特に管理職向けのリーダーシップ開発に造詣が深い。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社アイ・キューの登録商標です。
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