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日本の人事部「HRカンファレンス2015-春-」トップ講演者インタビュー> 本田宏文氏(株式会社マネジメントベース)インタビュー

講演者インタビュー

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若手は定点フィードバックでホメて気づかせて伸ばす

本田宏文氏 photo

株式会社マネジメントベース 代表取締役

本田宏文氏

若手の成長を促すために何が必要でしょうか?鍵は、客観的に自分を振り返る「内省支援」です。入社後、1年、3年、5年と定期的に自己の成長度合いを可視化してフィードバックすることが有効です。その際、最近の若手の場合、特に良い側面に焦点をあててフィードバックすることが重要です。若手向け多面評価ツールYELL(弊社開発)、及び、多面評価の活用失敗経験も踏まえて開発されたプログラムを紹介します。


―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

本田:若手の人材育成・能力向上を考える上で、定期的な多面評価を用いたフィードバックが有効であることをお伝えします。ただし、管理職向けの360度多面評価と異なり、若手ならではの注意点についても紹介します。

定期的に内省する機会を与える上で、多面評価はとても役立つツールです。年次研修などで自己の振返りと称して、各種の性格テスト(エニアグラム、エゴグラム、EQ等)を実施するケースも見られますが、それらはあくまでも自分が見ている自分であるため、客観性に限界があります。

そのため、世の中で最も客観性が高いアセスメント手法である多面観察法の利用が適しています。若い人の場合、本当の課題は、その人自身がまだ気づいていない所にあることが多いものです。また伸ばすべき長所についても本人は気づいていない(当然だと思いやっている)所にあったりするものです。多面評価活用の有用性について、理論や事例などからご紹介いたします。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

本田:先に触れたようにアセスメントとして客観性に優れているため、定期的な内省支援のためのフィードバックツールとして最適ですが、管理職で実施しているやり方をそのまま適用すると、大きな落とし穴に陥ることになりかねません。私たちが失敗の経験を通じて得てきた注意点や、ノウハウについても紹介します。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

本田:今回、私どもが開発した若手向け多面評価ツールYELL(エール)の紹介を兼ねての講演になりますが、参加される皆さまには特典をご用意しております。

今回のツールの有用性は、実際に体感していただかなければ理解できないと考えております。そこで、貴社の入社3年目の若手全員を対象に、完全無償で本ツールをご利用いただき、個人別の結果をご提供いたします。また同時期に実施された他社と比較して、貴社の若手の平均値がどこに位置づくのか、会社全体としての強み、弱みはどこにあるのかなど、法人別にまとめたレポートも合わせて無償でご提供いたします。詳細は、講演内でご案内いたします。奮ってご参加ください。

講演者プロフィール
本田宏文氏(ほんだ ひろふみ)
株式会社マネジメントベース 代表取締役
鹿児島県生まれ、慶應義塾大学修士課程修了(管理工学)。1991年(株)野村総合研究所入社。以後、15年間、人材と組織に関する診断・コンサルティングに従事して参りました。2006年に、人材と組織のアセスメント、各種コンサルティングを専門とする株式会社マネジメントベースを設立し、現在に至ります。

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