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日本の人事部「HRカンファレンス2015-春-」トップ講演者インタビュー> 森美香氏(株式会社ティーズブレイン)インタビュー

講演者インタビュー

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「そのオフィスが人と組織を強くする」
-オフィスをてこに効果的な働き方変革を-

森美香氏 photo

株式会社ティーズブレイン 営業推進本部 ファシリティマネジメントソリューション部 部長

森 美香氏

目まぐるしく経営環境が変化する今日、その時々の経営戦略に見合った働き方を確立し、時代の変化にあわせて進化させていくことが、組織を強化し、ひいては事業発展につながるのではないでしょうか?オフィスは経営の意思の反映の場であり、社員にとっては求められた役割を演じる舞台です。単なる箱モノではなく、人が、組織が、活性化する場として人事の目線からオフィスを捉えることがこれからは大切ではないでしょうか?


―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

森:オフィスなど、企業の保有する施設を経営的な視点でとらえ、コスト最小・効果最大を追究するために企画・実行・維持・運営していく経営管理活動を、FM(ファシリティマネジメント)と言いますが、今や総務ご担当者様にとってはなじみの深い言葉になっています。ただ、欧米では経営や社員に対するホスピタリティーという視点でFM活動がなされてきたのに対して、日本のFMは箱モノ重視で、そこで働く人々へのソフト的な配慮は後回しでした。「まずはオフィスを変えることで働き方を変えよう!」という言葉は業界内では実は10年以上前からずっと叫ばれていますが、成功しているのはほんの一部の企業のみです。それはなぜでしょうか? 人事的な視点が忘れ去られているからです。 

オフィスは、オフィスワーカーが1日の大半をすごす身近な場所です。ですからその企画・運営の過程に社員を巻き込むことで、帰属意識の向上などが図れるといった効果が期待できます。またオフィスのレイアウトは、本来は組織マネジメントの視点で戦略的に考えるべきだと思います。

総務部と情報システム部だけでなく、人事部も参加してオフィスを捉えることで初めて効果的な働き方改革が実現し、生産性の向上やひいては組織風土改革につながり、結果ビジネスへの発展へと結びつくのではないでしょうか? 企業人事の実践の場としてぜひオフィスを捉えてみませんか?

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

森:私たちティーズブレインは2010年2月3日に創立された、オフィス構築のプロ集団です。会社としての歴史はまだ浅いのですが、オフィスの企画から、構築、維持運営までのさまざまなフェーズを支援できる、業界経験豊富な専門家がそろっています。これまで、タニタ様・LINE様をはじめ、国内・外資問わず、多くの企業のオフィス構築をお手伝いしてまいりました。それらの経験を通じて、どんなに最新の技術やデザインを取り入れた、見た目重視のオフィスを作っても、そこで働く人たちへの配慮や理解がなければ働き方改革にはつながらないことを痛切に感じています。「オフィスは移転もしくは完成したその日が始まり」という言葉がありますが、まさに大事なのはいかにそこで暮らすかであり、そのためには人事部の方にもっとオフィスに興味をもってもらう必要があると思います。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

森:さまざまな企業が色々な動機をきっかけに、オフィスを変えることで働き方を変えようとしています。本講演では、私どもがお手伝いしてきたお客様の事例をご紹介しながら、人事部の方の視点でオフィス構築をとらえた時に、どういったアプローチが有効なのかを一緒に考えるたいと思います。ぜひ、現在のご自分のオフィスの環境をさまざまな視点から見まわし、働きやすく生産的な環境になっているかどうか考えてください。オフィスの環境について関心を持った上で参加されると、より身近に感じられると思います。

講演者プロフィール
森美香氏(もり みか)
株式会社ティーズブレイン 
営業推進本部 ファシリティマネジメントソリューション部 部長
岐阜県生まれ。津田塾大学卒。1996年よりオフィス構築・ファシリティマネジメント業務に携わり、現在19年目。2010年より(株)ティーズブレインの創立から関わり、「オフィスが変わればみんなが輝く」をモットーに、上場企業・外資系企業を始めとする様々な企業の働き方変革・オフィス構築プログラミング業務を行う。

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