エンジニアのモチベーションが上がり、組織が活気づく!
ハッカソン体験ワークショップ
株式会社ラーニングプロセス 代表取締役/NPO法人アイデア創発コミュニティ推進機構 代表理事
矢吹 博和氏
Yahoo Japan や野村総合研究所などのIT 関連企業で開催されている「ハッカソン」。チームでソフトウエアを開発するイベントですが、決められた期間内に、アイデアと技術を集結させ、成果を出すという取り組みに、モチベーションアップや組織活性化の秘訣がありました。今回は、実際にハッカソンに取り組み、組織活性に成功した企業の事例紹介と、アイデアを創出する過程を実際に体感していただきます。
―― 今回のワークショップのポイントについて、お聞かせください。
矢吹:ヤフー株式会社や野村総合研究所、ローソンなどで既に開催されている「ハッカソン」。メディアにもかなり取り上げられたのでご存知の方も多いと思いますが、知識として知っているだけではもったいない!
今回は話題となった数々のハッカソンを手がけている講師二人によるワークショップも含めた講演を行います。ハッカソンという言葉からは遠いと思われるような、さまざまなシーンやケースの問題解決にも役立つことを実感できる内容です。
アイデアソンとハッカソンの仕組みはもとより、実際の導入事例の詳しいご紹介、そしてワークショップで構成される本講演は、ハッカソンを凝縮して体感できる非常に貴重な時間です。ハッカソン既知の方も未知の方も、ぜひご参加ください。
実際にCSRに活用している事例紹介なども織り交ぜますので、短時間で行われるアイデア創出から具現化までの過程を体験すれば、一般的なイメージであるエンジニア向けのフレームではなく、実は非常に汎用性が高いことが理解できるはずです。何よりも、研修が終わると何事もなかったかのように元に戻ってしまう、そんな従来の手法とは全く違うことを実感できることでしょう。
レベルの高い人材を確保し、モチベーションを維持し、柔軟で活発な組織を保つこと、外部から見て魅力的な組織であると思わせるコンテンツを持っていること、それが今、人事の腕の見せ所だとしたら必聴です。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
矢吹:視覚会議(R)という独自開発の問題解決手法での合意形成など、ファシリテーションやワークショップで定評があり、さまざまな業種/業態のクライアントを持つ矢吹が、まずアイデア創出のアイデアソンを、開発者として多くの実績がある位置情報系サービスを軸に、震災を機に社会課題解決型からエンターテインメントまで数々のハッカソンを第一人者として手がけてきた関がハッカソンを行うのが、「ハックキャンプ」です。それぞれの分野のプロとして、手腕をいかんなく発揮する場は圧巻の一言。
企業だけでなく、大学、自治体とのセッションも多く、いわゆる研修屋とは全く違う視点を持つ二人は、それぞれに代表を務める会社の他にボランティア活動なども幅広く、NPOで一緒に活動することもあります。とにかく問題解決のサポートが好きで仕方がない、問題を引き出すプロである二人は、高いカスタマイズ力でクライアントの抱える課題解決に効果的に応えます。
―― ワークショップに向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
矢吹:研修は研修でしかない……その場で手応えを感じても実務には活かせないし、具現化には遠いものばかり、そんな風に感じていませんか?
そ
んな従来の手法とは一線を画したのがハッカソンです。ハッカソンは決められた期間内に問題解決のみならず、開発してプレゼンまで行うもの。つまり具現化するところまでを含めたワークショップなので、その達成感をそのまま実務に持ち帰ってもらえるのが一番の強みと言えます。アイデアソンを経て「創り上げる」までを体感できることが、即効性があり確実にモチベーションアップや組織の起爆剤となり得ることを、ぜひ体感していただきたいと思います。ここまでできるんだ!という興奮を味わって下さい。
- 株式会社ラーニングプロセス
代表取締役/NPO法人アイデア創発コミュニティ推進機構 代表理事 - 矢吹博和氏(やぶき・ひろかず)
- イノベーションファシリテーター/ワークショップデザイナー 新規事業やサービス、社会課題解決などを見える化や創造的アプローチで合意形成に導く専門家。イノベーションファシリテーター育成に力を注ぐ。野村総合研究所、千葉大学、倉敷市をはじめ全国でアイデア創出ワークショップ(アイデアソン)を企画運営している。
- 日本の人事部「HRカンファレンス」事務局
- 〒107-0062 東京都港区南青山2-2-3 ヒューリック青山外苑東通ビル6階
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