――　今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

沖之城：中小・ベンチャー企業が新卒採用を成功させるにはどうしたらよいでしょうか？ 特に「高学歴・体育会・エンジニア」といった層の採用には秘訣があります。今回の講演では、新卒採用市場の動向を踏まえながらその秘訣をお伝えいたします。

今回出展させていただく背景には、日本国内における人材採用、特に新卒採用領域に効果的なサービスが非常に少ないと感じている点があります。思い付くサービスといえば「広告型（ナビ媒体）」だと思いますが、“人材採用”というつかみどころのないサービスを一律に「広告型」だけで完結させることには既に限界がきています。「効率よく求めている人材にアプローチする」という採用成功の鍵に対し、広告型だけで対応することはもはや困難です。

知名度が高い大手企業や、BtoCの企業は「広告型」でも問題はないでしょう（“工数”という観点ではエントリー過多による工数増加という側面はありますが）。一方、BtoBの中小企業やベンチャー企業ではどうでしょうか。「広告型」のみでは求めている学生に出会える確率は極端に下がります。待ちの採用では求めている人材には出会えません。

弊社は、知名度は低いけれども本当に優良な中小企業や、最高に刺激的な仕事ができるベンチャー企業が数多くあることを知っています。そのような企業と優秀な人材の出会いを創出し最適なマッチングを行うことで、日本全体の活性化につなげたいと思っています。

――　貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

沖之城：現時点で、導入企業様は約800社ございますが、その8割は中小・ベンチャー企業様です。その中で、大きく2つの特徴があります。

一点目は「圧倒的な集客力」、二点目は「専属コンサルタントの介在」です。57,000いいね!のfacebookメディア、60,000フォロアーのTwitterを軸に、上位校の学生団体や体育会系との独自ネットワークも構築し、ナビ媒体ではアプローチが難しい層を中心に母集団を形成しています。また貴社専属のコンサルタントが、述べ12万名の登録学生の中から貴社の人材要件に適う学生を的確に見極め紹介していきます。コンサルタントは紹介のみに限らず、煩雑な採用業務の代行も請負いますので、工数を削減し選考に注力することが可能です。

また圧倒的な集客力を活かして、地方開催も含め年間170回以上の採用イベントを主催しており、このイベント経由でも多くのマッチングが生まれています。

――　講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

沖之城：「欲しい人材が採れない」「今年はなぜかナビ媒体のエントリーが減っている」「採用に手が回らない」など新卒採用に課題を抱えている方や、2016年卒採用スケジュール変更に伴い新たな手法を検討されている方には、ぜひご来場いただきたいと思っております。

大手回帰のニュースもございますが「本当に大手にいくことが幸せなのか？」と感覚的に疑問を持っている学生は多くいます。特に優秀な学生ほどその傾向は顕著で、若いうちから裁量権を持ち仕事ができ、本当に成長できる会社はどこか、という視点で就職活動に取り組んでいます。

採用のミスマッチを減らし個人も企業も活き活きとした世の中にするために、微力ながらお手伝いできれば幸いです。