株式会社インターグループ・インタースクール
インターグループ英語・ロボット塾チーフディレクター 子どもの理科離れをなくす会代表
北原 達正氏
自ら判断し動くロボットの初歩のプログラミングにグループで創意工夫、挑戦し、個のグローバル対応力(創造、構想、論理的思考、問題発見と解決、 IT活用、達成、リーダーシップ、英語で提案・協議・調整)を評価、養成します。国際科学オリンピック・ロボカップJr.の世界チャンピオン、次代のグローバルエリートを輩出し、名門小・中・高でも導入の画期的なプログラムの社会人版です。文系の方も無理なくはまります。
知的興奮度満点の“大人もはまる”プログラムを体験可能
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
北原:『世代や理系、文系の垣根を超えたグローバル人材発掘・養成法』の提案です。国際ロボカップJr.世界大会では、海外35の国と地域を代表する子どもたちが最高の知力と頭脳(創造力・論理的思考力・問題解決力・恊働力・達成力)をチームで結集したロボットで成果を競います。彼らは自身のロボットの設計コンセプトや性能のプレゼン、競技中のクレームや応援、他国選手との恊働を全て英語で進めます。そこは日本企業が今後世界のエリートとしのぎを削る事となる国際社会と何ら変わりません。トップエリートの育成で日本を大きくリードする韓国などのアジア諸国と日本のジュニアのレベル格差の厳しい現実もご紹介しますが、我々はこの大会を国際社会と見立てて、ここで勝てる才能を発掘し開花させ、ロボカップの世界チャンピオンをはじめ未来のグローバルエリートを多数輩出しています。彼らは、価値観の異なる個々とチームになり論理的に短時間で問題を発見し、試行錯誤を重ねて策を講じ、ITも活用して問題を解決し、東大生や京大生をも打ち負かし、外国の子どもたちとも恊働し成果を出し、その成果を英語でプレゼンし論理的に意思疎通する事ができます。
今回はその養成メソッドを社会人に導入し、ロボットのプログラミングを通じて国際社会で知識を経験値に基き実践できる力に変えていく事に挑戦する、グローバル人材の発掘・養成に資する画期的な人間教育プログラムを特別にご体験いただきます。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
北原:北原講師が代表を務める子どもの理科離れをなくす会は、開成や海陽中学からわずか16人の山間部の分校まで質の高い科学講座で世界に通じる子どもを多数育成し、一方で商工会議所やロータリークラブなどの経済団体、彦根市や島根県が行う大人向けの人材育成事業を主導しています。講座はコーチングを含む独自の教育を受けた東大・京大生が中心の100名のサポーターが指導に当たり、子ども、大学生、社会人の3世代が国際社会に寄与する人材として循環的に育成する事業を実践しています。新たに本プログラムを提案する弊社インターグループは、半世紀来国際会議運営や通訳・翻訳などの実践経験にも基づく国際社会で通用する語学教育メソッドで産官学のエリートや通訳・翻訳者を輩出し、理科離れをなくす会と共に自律型ロボットのプログラミングと英語教育を融合した英語・ロボット塾を通じて未来のグローバルエリートを輩出し、社会人教育にも新たな一石を投じます。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
北原:自律型サッカーロボットにプログラムして「相手のゴールにボールをより多く入れる」「ボールを正確に捕捉する」「ボールに速く到達する」というシンプルな課題解決のために試行錯誤を繰り返し、課題の具現化に近づいていく高揚感、うまくいった時の達成感等など、時の経つのも忘れてしまう知的興奮度満点の“大人もはまる”プログラムです。
初心者の方も意思を表現する「ことば」としてプログラムを考えるようになり、論理の流れをつかむ楽しさと意図を形にする困難をチームで克服する醍醐味を経験できます。最終課題は、小学生が3時間で作ったロボットに勝つ事。限られた時間内でソリューションを出すグローバル人材としての才能と適性が試されます。
- 株式会社インターグループ・インタースクール
インターグループ英語・ロボット塾チーフディレクター
子どもの理科離れをなくす会代表 - 北原 達正氏(きたはら・たつまさ)
- 京都大学講師。京都大学大学院にて宇宙物理学専攻。 先端科学の魅力を教え、国際社会で活躍できる人材育成を目指す子どもの理科離れをなくす会代表。JST支援国際科学コンテストロボカップJr運営委員、文部科学省21世紀プラン、SSHなどの公的教育事業を実施、島根県など公的人財育成事業アドバイザーなど歴任。
- 日本の人事部「HRカンファレンス」事務局
- 〒107-0062 東京都港区南青山2-2-3 ヒューリック青山外苑東通ビル6階
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