株式会社シグマクシス パートナー
林 展宏氏
企業が持続的成長を実現するための重要な経営プラットフォームの一つである人財マネジメントについて、シグマクシスでは、そのレベルを3段階で示し、労務管理(人財マネジメント1.0)、成果管理(2.0)のレベルから、能力管理(3.0)の段階に進化させることが必要と考えています。当セミナーでは、人財マネジメント3.0の考え方とは?管理すべき能力とは?その計測方法とは?等について、そのポイントを解説します。
これからの時代、人財マネジメントはどのように進化していくべきなのか
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
林:近年、グローバル化やグループ経営の重要性が叫ばれています。グローバル化は市場の拡大をもたらし、売上増に結び付きますが、一方で、市場、従業員、仕様、サービス、ステークホルダーなど、さまざまな多様性への対応が求められます。また、最も重要な事は、グローバルのNo.1企業とのし烈な競争環境にさらされるということです。
このような時代にあって、企業が取り組むべきテーマは多岐に渡りますが、戦略的に取り組んでいても、企業の経営プラットフォームが旧態然としていては勝ち残ってはいけないと考えています。
企業の持続的成長を支える重要なプラットフォームの一つである人財マネジメントは、グローバル化に伴って改革が必要であると叫ばれて久しいものの、果たしてどれほど進化をしてきたのでしょうか?
シグマクシスでは、人財マネジメントレベルを3段階で示し、労務管理(人財マネジメント1.0)、成果管理(2.0)から、能力管理(3.0)の段階に進化することが必要と考えています。
今回のセミナーでは、「人財マネジメント3.0の考え方とは」「管理すべき能力とは?」「どのように計測するのか」などについて、そのポイントを解説します。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
林:シグマクシスでは、自らが人財マネジメント3.0を実践し、その実績をもとに、お客様にそのノウハウ、プロセス、システムを提供しています。単なる机上の話ではなく、実践に基づくコンサルテーションがお客様に評価いただいています。
また、人事制度は制度設計して終わりではなく、いかに定着させるかが実は大変でかつ重要なことです。シグマクシスは、社内展開、定着化についても、お客様と一緒に苦労を共にするシェルパの役割を担って行きます。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
林:日本の企業の多くは、未だ目標管理による業績評価とコンピテンシー評価をベースとした人事制度を人財マネジメントの軸にしていますが、イノベーションの創発、新たな価値の創造、グローバル化への対応を図っていく上で、現状の仕組みに限界や疑問を感じていて、新たな仕組みが必要だと考えていらっしゃる経営者、人事責任者の方にとっては、大いにヒントとなると確信しています。多くの皆さまのご参加をお待ちします。
- 株式会社シグマクシス
パートナー
- 林 展宏氏(はやし・のぶひろ)
- ソフトバンクテレコム人事担当執行役員を経て、現在ビジネスコンサルティング会社 シグマクシスのHCM パートナー。プロフェッショナルを育て活かす人事制度構築、能力開発体系の構築、ワークスタイル変革、会社合併に伴う統合人事制度の構築等、実ビジネスの 中で多くの人事改革の実績・経験を有する。
- 日本の人事部「HRカンファレンス」事務局
- 〒107-0062 東京都港区南青山2-2-3 ヒューリック青山外苑東通ビル6階
- E-mail:hrc@jinjibu.jp