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講演者インタビュー

講演者インタビュー一覧

ナビオープン前に接触した優秀層を、着実に採用するための3つのポイント。

株式会社カケハシ スカイソリューションズ ヒューマンリレーション部 執行役員

岩田 徹氏

ナビオープン前の6月~11月に意識の高い学生と接触する企業が増えている。
ただし、すべての企業が思うように彼らを採用できているわけではない。
自社に対しての理解が浅く、ある意味、無限の選択肢を持った彼らをいかに惹きつけ、どのように口説くのか。
そもそも自社にマッチする学生と効率的に出会うにはどうすれば良いのか。
実践的な手法を、事例を交えて紹介します。


ナビオープン前の6月~11月だからこそ、工夫すべき点を解説

―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

岩田:「いまの学生はおとなしく、積極性やチャレンジ精神が感じられない」。多くの採用担当者様から、そうした声をお聞きします。しかし、優秀な学生も採用市場にはしっかりと存在しています。リクナビやマイナビなどメガ媒体に頼った就職活動では、なかなか内定が出ない時代。これまでの画一的な就職活動の流れに身を任せるのではなく、ナビオープン前から新しい企業との出会い方を自ら探し、行動している学生もいるのです。そうした学生と接点を持つには具体的にどのような手法があるのか? 実践的な方法を、それぞれの特徴を踏まえて紹介します。

とはいえ、早期に接触するだけでは、採用は成功しません。優秀層のナビ離れに対応し、ナビオープン前にイベントやインターンを実施する企業も昨年から格段に増えてきました。しかし、そこから内定があまり出なかったという声も、一方では聞こえてきます。採用活動早期の学生は、まだ特定の企業に明確に興味を持っているわけではありません。社会や企業への理解も浅く、イベントに来る学生も「就活本番に向けた練習のつもりで来ました」という人がほとんど。超人気企業でもない限り、さまざまな工夫をして学生の興味を惹きつけなければ志望度を上げられないのですね。ナビオープン前の6月~11月だからこそ工夫すべき点について、成功事例を交えながらご紹介していきます。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

岩田:これまで、のべ8000社の採用成功の実績があります。クライアントは主に、売上規模500億円以下の中堅・中小企業や、事業価値は高くても学生の認知が少ないニッチトップの上場企業。有名企業に比べて採用難易度が高いそうした企業でも、アプローチの仕方次第でとても優秀な学生を採用することができるんです。私たちの信条は、「まず、自分たちで試してみる」。ナビオープン前の学生との接触も、自社の採用活動を使ってさまざまな方法にトライしてみました。どのような企業にどのような方法がマッチするのか? それぞれのメリット、デメリットは何か? 表面的なアドバイスで終わらない、実感のこもった講演をお約束します。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

岩田:採用早期に動いている学生は、ただ、優秀というだけではありません。いわゆる、イノベーター、アーリーアダプターと呼ばれる人たち。そうした学生に採用の早期から自社の印象を残すことができれば、周囲の学生にクチコミを広げてくれる可能性もあります。その後の採用活動全体を通しても大きな意味を持ってくるでしょう。どうか、ただ講演を聞いて終わるのではなく、「自社だったらどうだろうか?」とイメージしながら聞いてみてください。そして、自社でもどんどん活用してみてください。私の話が、多くの企業様の新しいチャレンジのきっかけになれば、採用コンサルタントとしてこれほど嬉しいことはありません。

講演者プロフィール
株式会社カケハシ スカイソリューションズ
ヒューマンリレーション部
執行役員
岩田 徹氏(いわた・とおる)
1974年大阪生まれ。1997年、カケハシ スカイソリューションズの前身企業である人材支援会社への入社以来16年間、主に中堅・中小企業の人材採用コンサルティング業に従事。自らのケーススタディを軸とした組織活性化ノウハウで顧客から絶大な信頼を得ている。

本カンファレンスに関するお問合せ
  • 日本の人事部「HRカンファレンス」事務局
  • 〒107-0062 東京都港区南青山2-2-3 ヒューリック青山外苑東通ビル6階
  • E-mail:hrc@jinjibu.jp