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ワークショップ[WS-3]

「皆がイケる!」と確信するアイデアを創出する
「視覚会議R」体験セミナー

矢吹博和氏
株式会社ラーニングプロセス 代表取締役
矢吹 博和氏(やぶき・ひろかず)
プロフィール:視覚会議Rマスタートレーナー
見える化を活用した会議改善のスペシャリスト。会議手法『視覚会議R』の開発者。横浜市・倉敷市の町づくりから、日産自動車・富士通など大手企業向けの未来創造まで、短時間での合意形成や未来創造のためのワークショップを多数開催。大手企業を中心に導入・定着に成功させている。

アイデアを出し合い、議論して結論を出すまでを体験

ラーニングプロセスでは、イノベーション創出を実現する、新しい会議手法『視覚会議R』を開発し、大企業を中心に多くの顧客に提供している。これは参加者全員のアイデアや意見をホワイトボード上に見える化し、それらを関連づけたり収束させたりしながら、全員が納得できるシナリオやプランを紡ぎ出すというもので、わずか50分程度で目的に応じた結論を出せるのが特徴だ。今回のワークショップにはおよそ40名弱が参加し、『視覚会議R』を体験した。

矢吹博和氏/講演 photo矢吹氏が『視覚会議R』とは何かを解説した後、さっそく二つのグループに分かれてスタート。まずはファシリテーター役を務める矢吹氏が「変化の時代にふさわしい理想の会議とは何か」というテーマを設定、参加者に対して配布済みのワークシートにそのアイデアを書き込むように指示する。「あまり難しく考えずに、思いつくままに書いてください。長々とした文章ではなく、単語やキーワードでかまいません」。また、ここで『視覚会議R』独自のツールである「アイデア発想カード」などについて説明する。「どうしてもアイデアが浮かばないときには思考を導くヒントなどが書かれているので、それを参考にするのもいいでしょう」。

全員が書き終えると、矢吹氏がそれらをホワイトボードに書き込んでいく。参加者全員が出したアイデアでホワイトボードは埋め尽くされる。「次のステップではこれら一つひとつの単語を関連付けていきます。性格が似たものや類似性のあるものをまとめたりするわけです」。そして次は選択。全員で意見を出し合い、面白いと思うものやインパクトの大きいものを抽出していく。「この段階では実現可能かどうかはあまり考えないでください。そこにこだわるとありきたりなものばかりになってしまう恐れがあるからです」。参加者の間からさまざまな意見が出され、徐々に絞られていった。

そうして次はブラッシュアップのステップに進む。全員で話し合って残ったアイデアを一つひとつ検討、実現性に欠けるものはどうしたら実現できるか、リスクが大きいと思えるものはどうしたらリスクを軽減できるかなどを具体的に煮詰めていくのだ。このころになると、当初は遠慮がちだった参加者も積極的に発言するようになり、議論は白熱。終了後、参加者からは「楽しみながら参加できた」「短い時間でこれほど深い議論ができるとは思わなかった」といった声が聞かれた。

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