日本の人事部「HRカンファレンス2017-春--」 人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う、日本最大のHRイベント
2017年5月16日(火)・17日(水)・18日(木)・19日(金)開催 [会場]大阪富国生命ビル [後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2017-春-[大阪]」トップ講演者インタビュー> 原田 武夫氏(株式会社原田武夫国際戦略情報研究所 代表取締役(CEO))インタビュー

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中だるみのミドル・マネジメントが気付きを得て自ら走り出すためには?

原田 武夫氏 photo

株式会社原田武夫国際戦略情報研究所 代表取締役(CEO)

原田 武夫氏

平成バブル崩壊後に入社した社員は、今や失われた20年を経てミドル層になっています。この層はOJTを受けた経験が不足がちである一方、アベノミクス以降は加えてより高度なマネジメント及び創発的な能力が求められています。しかしミドル層として同時に中だるみを覚えているのも事実です。本講演では自らリーダーシップを発揮し、明日の貴社を担うミドルの育成方法を考えます。

―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

バブル崩壊後の就職が困難であった就職氷河期(1993年~2005年)に入社した従業員は、各社そろって人数が少なく、いびつな社員構成となっています。さらにバブル崩壊後に入社したため、その後は管理型(効率化とコスト削減)マネジメントを一方的に受ける状況下に置かれて来ました。

しかし、その層が今や今後の各社を担うミドルマネジメントになっています。本来、ミドルマネジメントに求められるマネジメントと創発的な能力について、そもそも過去にこれらの経験をしたことが無く、予算を使うよりコストをカットすることだけが評価を受けてきた経験をベースに、果たして新しい発想が生まれてくるのでしょうか。世界情勢が激変する中、今のままでは現状維持もままならず、新しい何かを創り続けることが企業存続の唯一の道です。ミドルマネジメントは今や各社の成長における最大の障害要因であり、その抜本的な見直しは今後の生き残りをかけた課題となっています。

弊研究所はグローバル・アジェンダを創る最前線、まさにゼロから1を創る現場で活動しています。これからは会社全体を巻き込むリーダーシップを発揮し、同時にグローバルにも戦うことができる付加価値をつくり、大いに収益をつくり出す人財が必要です。豊富な研修実績のある弊研究所が明日の御社を担うミドルの育成方法とそのノウハウをお教えします。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

私は、他に類を見ない経歴の持ち主です。キャリアの外交官として欧州や米国、そして北朝鮮といった諸国との外交の最前線で活躍した経歴を持ち、現在も政府間会合であるG20を支える「B20」のメンバーとして活躍するグローバル・プレイヤーです。また2013年11月には内閣府による行政事業レビュー「グローバル人材育成及び大学改革【文部科学省】」に関する参考人として招致されています。

さらに2017年2月からはICC国際商工会議所のメンバーとなり、今後のICCパリ本部でも活動幅を広げる予定で、まさにグローバルの最前線を自ら体験している貴重な存在です。

2005年に外務省を自主退職後、ゼロから自分の手で当研究所を株式会社として設立し(2007年)、CEOとして伸びゆくベンチャー企業をリードしてきました。企業目線で対外発信まで語ることができる、貴重な存在です。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

貴社では就職氷河期(1993年~2005年)に入社した従業員の育成に対して、十分に投資をされていますでしょうか。階層別での新任管理職研修は、職位に対してのスキル系やコンプライアンスがメインであり、今後の幹部を育てる根本的な育成プログラムにはなっていません。弊研究所では、これまでに数多くの会社でミドル層を対象とした研修を実施しており、卓越した評価をいただいております。ミドルマネジメント研修により、自らリーダーシップを発揮し、マネジメントおよび創発的な能力を備えた人財の育成方法をお教えします。戦略的にミドルマネジメントを次の幹部に育てるための研修を、一緒に構築していきませんか?

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講演者プロフィール
原田 武夫氏(はらだ たけお)
株式会社原田武夫国際戦略情報研究所 代表取締役(CEO)
元外交官。株式会社原田武夫国際戦略情報研究所代表取締役(CEO)。情報リテラシー教育を多方面に展開。講演・執筆活動、企業研修などで活躍。2015年より政府間会合であるG20を支える「B20」のメンバーを務める。毎日執筆している調査分析レポートは2015年7月よりトムソン・ロイターでも配信されている。

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