2021年のHRコンソーシアム活動報告

概要

2021年も新型コロナウイルスの影響により、すべての分科会、全体交流会をオンラインで実施いたしました。

<分科会(年8回開催)>
大手企業の人事エグゼクティブ、大学の研究者を講師として招聘。2021年は、スタンダードな講座に加え、特に課題意識の強い会員を対象にしたユニークなスタイルの講座を実施しました。
●2回連続講座
法政大学 坂爪洋美氏を講師にお迎えして、「管理職の役割」について2週連続の講座を実施しました。会後半には、オンライン上で参加者や坂爪氏が自由に意見を交わすまでに信頼関係が強化され、これまで以上にリアルな本音を語り合うことができました。
●6~12月インターバル講座
法政大学大学院 石山恒貴氏を講師にお迎えし、6月と12月に「新入社員育成」をテーマに講座を開講。半年間のインターバルを経て、各社の取り組みがどのように変化したのか、時系列で共有することができました。
<全体交流会(年2回開催)>
2月5日は「レジリエンス」、9月3日は「パーパス」をテーマに、どちらも100人以上の人事担当者が参加いただきました。経営ビジョン推進に不可欠なトレンドワードということもあり、現場の担当者、リーダーはもとより、部長以上の役職者も多数ご参加いただきました。
分科会・全体交流会
イベント 時期 概要
テーマ別分科会(前期) 6月 「オンライン時代の新卒採用」・「ダイバーシティ・マネジメント(2回連続講義)」の2テーマで開催
テーマ別分科会(後期) 10月 「人材の配置・異動」・「ジョブ型雇用」・「オンボーディング」の3テーマで開催
テーマ別分科会(通年) 6月・12月 「新入社員育成」をテーマに開催。6月は問題意識や取り組み内容の共有、12月は取り組みの成果の共有を実施
全体交流会 2月5日 オピニオンリーダー4名が登壇。人事に求められる「レジリエンス」についてディスカッション
9月3日 いまなぜ「パーパス」が必要なのか。オピニオンリーダー3名によるディスカッションで、パーパスの意義や重要性について議論
優先招待
イベント 時期 概要
HRカンファレンス 5月・11月 合計12日間にわたる日本最大のHRイベント
HRアカデミー 冬期:1~3月
夏期:6~9月
企業人事を講師に招いた講義。冬期・夏期各10回の年間20講座を開講

開催情報



人事限定 全体交流会(2021年9月開催)

全体交流会
講演テーマ 従業員がイキイキと働き、組織が活性化するために必要な「パーパス」とは
~企業は何のために存在し、人は何のために働くのかを考える~
概要 新型コロナウイルス感染症の流行は、多くの企業にかつてないほどのインパクトを与えました。未だに今後の展開が見えない状況が続く中、多くの企業では、あらためて自社の「パーパス」について考える動きが活発化しています。パーパスが自社の指針となり、自分たちのあるべき姿、いま行うべき活動を示してくれるからです。それでは、企業はどのようにしてパーパスを定め、従業員と共有すればいいのでしょうか。また、パーパスによって従業員がイキイキと働き、組織が活性化するために、何をすればいいのでしょうか。富士通の平松氏、メルカリの木下氏がそれぞれの事例を紹介。慶應義塾大学の前野氏のファシリテーションで、パーパスの意義や重要性について議論します。視聴者の皆さまとの質疑応答、全員がグループに分かれてのディスカッションの時間も設けながら、いまなぜパーパスが必要なのかを明らかにしていきます。
講師/ファシリテーター
平松 浩樹氏(ひらまつ ひろき)富士通株式会社 執行役員常務CHRO
平松 浩樹氏(ひらまつ ひろき)
富士通株式会社 執行役員常務CHRO
木下 達夫氏(きのした たつお)
株式会社メルカリ 執行役員 CHRO
木下 達夫氏(きのした たつお)
株式会社メルカリ 執行役員 CHRO
前野 隆司氏(まえの たかし)慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授
前野 隆司氏(まえの たかし)
慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授
日時 2021年9月3日(金)14:00~16:00
対象 『日本の人事部』HRコンソーシアム会員、または優良企業人事部の皆さま
定員 100名程度
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます
参加費用 無料
会場 オンラインで実施

※2020年1月30日の全体交流会の様子



人事限定 全体交流会(2021年2月開催)

全体交流会
講演テーマ いま人事に求められる「レジリエンス」
困難や逆境を乗り越え、企業が発展していくために人事は何をすべきか
概要 2020年の新型コロナウイルスの感染拡大は、経済活動に大きなダメージを与えました。企業に及ぼす影響も大きく、危機的状況を迎えた企業も数多くありました。人事の皆さんも、従業員の安全確保やリモートワークの推進、オンラインによる採用や研修など、大きな変化への対応に追われたことでしょう。今後はこの困難や逆境を乗り越え、いま一度企業を活性化し発展していかなければなりませんが、そのために人事は何をすべきなのでしょうか。神戸大学大学院の服部氏が、新型コロナウイルス関連の調査結果を発表するとともに問題提起。三人の人事リーダーが「レジリエンス」をテーマに議論します。視聴者の皆さまとの質疑応答、グループに分かれてのディスカッションの時間も設けて、いま人事に求められる「レジリエンス」について参加者全員で考えます。
講師/ファシリテーター
佐々木 丈士氏(ささき たけし)フェイスブックジャパン株式会社 人事統括 (Head of Human Resources)
佐々木 丈士氏(ささき たけし)
フェイスブックジャパン株式会社 人事統括 (Head of Human Resources)
東 由紀氏(ひがし ゆき)コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社 人事/総務本部 人事統括部 人財開発部 部長
東 由紀氏(ひがし ゆき)
コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社 人事/総務本部 人事統括部 人財開発部 部長
八代 茂裕氏(やしろ しげひろ)株式会社湖池屋 経営管理本部 人事部 部長
八代 茂裕氏(やしろ しげひろ)
株式会社湖池屋 経営管理本部 人事部 部長
服部 泰宏氏(はっとり やすひろ)神戸大学大学院 経営学研究科 准教授
服部 泰宏氏(はっとり やすひろ)
神戸大学大学院 経営学研究科 准教授
日時 2021年2月5日(金)14:00~16:00
対象 優良企業人事部の皆さま、または『日本の人事部』HRコンソーシアム会員
定員 100名程度
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます
参加費用 無料
会場 オンラインで実施


人事限定 テーマ別分科会(2021年6月・12月開催)

分科会 21-C 開催情報
テーマ <「HRコンソーシアム」オンライン 分科会>
法政大学大学院 石山氏と考える「新入社員育成」
2021年度の新入社員をどう育成し、戦力化していけばいいのか
概要 2020年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、オンライン化への対応など、企業は新入社員育成の見直しを迫られました。2021年度、企業は新入社員育成にどのように取り組んでいけばいいのでしょうか。そして、その取り組みの成果を次年度以降にどうつなげていけばいいのでしょうか。本講座では、法政大学大学院 石山氏の問題提起を基に、参加企業同士による事例の共有やディスカッションを実施します。6月には問題意識や取り組み内容の共有、12月には取り組みの成果の共有を行う、全2回の連続講座です。
講師/ファシリテーター
石山恒貴氏(いしやま のぶたか)法政大学大学院 政策創造研究科 教授
石山 恒貴氏(いしやま のぶたか)
法政大学大学院 政策創造研究科 教授
開催日時 第1回:2021年6月25日(金)18:00~20:00
第2回:2021年12月10日(金)18:00~20:00
対象 HRコンソーシアム会員
定員 20名程度
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
※1社2名様まで。
開催場所 オンラインで実施


人事限定 テーマ別分科会(2021年10月開催)

分科会 21-D 開催情報
テーマ <「HRコンソーシアム」オンライン 分科会>
ブリヂストン 江上氏と考える「人材の配置・異動」
今、人事に求められる経営戦略と連動した人事戦略とは
概要 ビジネス環境の変化が激しい現在、企業がさらに成長していくには、自社の経営戦略と連動した人事戦略の実行が不可欠です。そのために重要性が高まっているのが、人材の最適な「配置・異動」です。また、配置・異動させた人材を活躍に導くために、人事が果たすべき役割もこれまで以上に求められています。 本分科会では、複数の企業で人事責任者を務め、現在はブリヂストンにおいてテクノロジーを活用した人材マッチング施策を通じて適材・適所の実現に取り組む江上茂樹氏が登壇。江上氏からの事例紹介や問題提起を基に、参加者全員によるグループディスカッションや質疑応答を交えながら、これからの配置・異動のあり方について考えます。
講師/ファシリテーター
ブリヂストン 江上茂樹氏
江上 茂樹氏(えがみ しげき)
株式会社ブリヂストン
HRX推進・基盤人事統括部門長
開催日時 2021年10月8日(金)18:00~20:00
対象 HRコンソーシアム会員
定員 20名程度
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
※1社2名様まで。
開催場所 オンラインで実施
分科会 21-E 開催情報
テーマ <「HRコンソーシアム」オンライン 分科会>
いま、なぜ「ジョブ型雇用」なのか
注目される背景と導入を成功させるポイントについて考える
概要 大手企業での導入が進むなど、現在大きな注目を集めている「ジョブ型雇用」。今後の導入を検討している企業も多いようですが、一方で「ジョブ型雇用に関して正しく認識できていない」「なぜ注目されているのか」という声も聞かれます。そこで本分科会では、雇用・労働経済を専門とする日本総合研究所の山田久氏が登壇。いまジョブ型雇用が注目される背景には何があるのか、どういった特徴があり、実際に導入するにはどうすればいいのかなどについて解説していただきます。参加者同士のグループディスカッションや質疑応答も交えながら、参加者全員でジョブ型雇用について考えます。
講師/ファシリテーター
山田 久氏(やまだ ひさし)株式会社日本総合研究所 副理事長
山田 久氏(やまだ ひさし)
株式会社日本総合研究所 副理事長
開催日時 2021年10月15日(金)18:00~20:00
対象 HRコンソーシアム会員
定員 20名程度
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
※1社2名様まで。
開催場所 オンラインで実施
分科会 21-F 開催情報
テーマ <「HRコンソーシアム」オンライン 分科会>
甲南大学・尾形氏と考える これからの時代の「オンボーディング」
新卒・中途人材の組織適応と活躍に欠かせないサポートとは
概要 どれだけ優秀な人材を採用できても、期待した成果を発揮し、組織に定着してもらえなければ意味がありません。そこで、新卒・中途を問わず重要になるのが、入社後の円滑な組織適応と早期活躍をサポートする「オンボーディング」です。人材の多様化が進む中、人事は新入社員や配属先にどのような支援をすればいいのでしょうか。また、オンラインでのオンボーディングにはどう対応していけばいいのでしょうか。 本分科会では、甲南大学 教授の尾形真実哉氏が、新卒・中途それぞれが組織に適応するうえでの課題やオンボーディングの基礎知識を解説。そのうえで、参加者同士で課題や事例を共有しながら、これからの時代に必要なオンボーディングについて議論します。
講師/ファシリテーター
尾形 真実哉氏(おがた まみや)甲南大学経営学部 教授
尾形 真実哉氏(おがた まみや)
甲南大学経営学部 教授
開催日時 2021年10月22日(金)18:00~20:00
対象 HRコンソーシアム会員
定員 20名程度
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
※1社2名様まで。
開催場所 オンラインで実施


人事限定 テーマ別分科会(2021年6月開催)

分科会 21-A 開催情報
テーマ <「HRコンソーシアム」オンライン 分科会>
ソフトバンクの人事リーダー、実務担当者とともに考える オンライン時代の新卒採用
概要 新型コロナウイルス感染症の流行で、2020年はオンラインで新卒採用活動を行う企業が増えました。この流れは今後も続くと考えられますが、オンラインで効果的な選考を行うために、人事はどう対応すればいいのでしょうか。本分科会では、ソフトバンクが取り組んでいる、AI面接や学生向けオンラインプログラムなどの事例を取り上げます。同社人事本部 本部長の源田氏が新卒採用の戦略や目標について、また、実務担当の中條氏が新卒採用での運用や実務に関する課題について共有。異なる視点から、新卒採用について考えます。参加者全員によるディスカッションも実施し、オンライン時代の新卒採用のあり方を明らかにしていきます。
講師/ファシリテーター
ソフトバンク 源田泰之氏
源田 泰之氏(げんだ やすゆき)
ソフトバンク株式会社 人事本部 本部長
兼 未来人材推進室 室長
兼 組織人事統括部 統括部長
ソフトバンク 中條由唯氏
中條 由唯氏(なかじょう ゆい)
ソフトバンク株式会社 人事本部 グループ人事統括室
グループ人材戦略部 グループ人材戦略1課
開催日時 2021年6月4日(金)18:00~20:00
対象 HRコンソーシアム会員
定員 20名程度
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
※1社2名様まで。
開催場所 オンラインで実施
分科会 21-B 開催情報
テーマ <「HRコンソーシアム」オンライン 分科会>
法政大学 坂爪教授と考える これからの管理職の役割
社員のキャリア自律を促すダイバーシティ・マネジメントとは
概要 社員一人ひとりが、自身の働き方や生き方を主体的に考えるキャリア自律が注目されています。自律的なキャリア形成を促すには、人事施策だけでなく、現場で社員と向き合う管理職からの働きかけも重要です。そこで求められるのが、個人の価値観を尊重し、多様な人材を生かして業務を遂行する「ダイバーシティ・マネジメント」。しかし、業務量や責任が増える中、管理職が求められる役割を果たせていないことも多いのではないでしょうか。 本会では、ダイバーシティ推進における管理職の役割に詳しい、法政大学 教授の坂爪洋美氏が、管理職が担うべきダイバーシティ・マネジメントについて解説。管理職が置かれている状況や、求められる役割の変化などを基に、多様な部下をマネジメントし、キャリア自律を促すにはどうすればいいのかを考えます。また、人事としてどんな支援ができるのかを、2回にわたりディスカッションします。
講師/ファシリテーター
坂爪 洋美氏(さかづめ ひろみ)法政大学 キャリアデザイン学部 教授
坂爪 洋美氏(さかづめ ひろみ)
法政大学 キャリアデザイン学部 教授
開催日時 第1回:2021年6月11日(金)18:00~20:00
第2回:2021年6月18日(金)18:00~20:00

※2回連続講座です。各回ごとにお申込みすることはできません。
対象 HRコンソーシアム会員
定員 20名程度
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
※1社2名様まで。
開催場所 オンラインで実施