人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまを対象とした、日本最大のHRイベント

日本の人事部「HRカンファレンス2020 -秋-[東京]」 
2020年5月12日(火)・13日(水)・14日(木)・15日(金)開催 [主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会
[後援]厚生労働省 経済産業省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2020-春-[東京]」トップ 講演者インタビュー 高原 祐介氏(エクスプローラーコンサルティング株式会社 代表取締役)インタビュー

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オンライン営業の時代に、営業活動はどう変化するか?~温故知新の生産性向上方法~

高原 祐介氏 photo

エクスプローラーコンサルティング株式会社 代表取締役

高原 祐介氏

人材不足が深刻化している現在は、営業部門が未だに属人的な組織や体制のままでは、企業の業績が低迷してしまうことは明白です。製造部門のモノづくりに生産方式があるように、営業部門の顧客づくりには生産工学とその人材教育が必要です。本講演は、営業部門の総合的な生産性向上の具体的な実現方法を、日本の製造業におけるTQM(トータル・クオリティ・マネジメント)を交えて解説いたします。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

「営業部門の生産性向上が急務だが確実性のある方法がわからない」と、多くの方からご相談いただきます。確かに「働き方改革による残業時間の削減」「退職や高齢化などによる営業人材の減少」に加えて、「AIの台頭などによるシステム化」にも順応した高い生産性を発揮する人材育成が必要な現在は、有限な時間と人材の中で高付加価値のサービスを提供するためにも、生産性向上は必須です。

特に営業部門は、営業活動が単純化されていないため、「属人的な人材ムラ」が生じるだけでなく、標準化されていない「属人的な管理ムラ」により、現状把握のマネジメントでさえ困難を極めます。数学に定義と公式があるのと同様に、営業活動と管理活動は単純化と標準化が必要です。

本講演は、営業部門の生産性向上方法である、総合的な生産性向上および品質管理を果たすための具体的方法を、日本の製造業の生産性向上法を交えて説明します。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

営業部門の組織人材教育は、製品などの知識強化および提案等の技術強化に傾倒しがちです。もちろんそれらも大切ですが、これらは営業の設計理論と基本基礎があって初めて生きるスキルです。

営業部門におけるスタンダード型を設計し、年齢・経験・性別にかかわらず取り組むことのできる営業人材の基礎筋力を訓練して、組織体力を醸成するのが弊社の「TQSM(R)トレーニング」です。「設計〜導入〜実践〜定着〜引継」を完全サポートして、営業部門の生産性向上を実現します。特別なことや新しいことに取り組むことはなく、経験や知識の有無、性別や年齢の条件に囚われず、誰でも実践することができるため、ムラの無い生産性向上が可能です。

トレーニングを導入しているのは、自動車メーカー、ハウスメーカー、金融機関、大手損害保険会社、大手生命保険会社、機械装置メーカー、建設資材メーカーなど、さまざまな業界業種に及びますが、BtoBやBtoC、国内や国外を問わず、市場に対して高い付加価値を提供し続けている企業ばかりです。クライアント企業の各現場での改善活動と、トヨタ生産方式の専門家による技術支援を受けて世界最先端のプログラムへと常に進化し続けており、多くの引き合いを頂戴しています。日本の営業生産性を変える弊社と、各クライアントの壮大な取り組みをお聞きください。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

「営業部門のムラ」は多様性と勘違いされることが多いものですが、「ムラ」が生じると、どこかで「ムリ(残業など)」をさせて凹を埋めることが必要になり、最終的には「ムダ(離職など)」につながってしまいます。すなわち、「ムラ」は生産性向上の最大の敵である、ムダの発生源です。個人のムラと時期のムラを排除するため、営業活動のスタンダード型に基づいて、組織人材の基礎筋力と体力を鍛えることが、営業部門の生産性向上の第一歩です。貴社の業績を革新する、第一歩を踏み出しませんか。トヨタ生産方式が製造部門の世界標準となったように、日本が営業部門の世界標準を創る気概で専門的なノウハウとメッセージをお届けします。

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講演者プロフィール
高原 祐介氏(たかはら ゆうすけ)
エクスプローラーコンサルティング株式会社 代表取締役
木造伝統建築の棟梁の元で「大工職」として従事した後に、「営業職」へ転身し大手高額ハウスメーカーの営業職・所長職・部長職として全国トップ実績を残し、後に「トヨタ自動車株式会社」より支援を受けて起業し、現在は「各業種における大手クライアント企業の営業組織人材」に対して「戦略的な生産性向上」を担い活躍中。

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