EDGE株式会社 代表取締役社長/チーフエヴァンジェリスト
佐原 資寛氏
「育休者は増えるが人事は増員されない」「育休者からの質問対応が効率化されない」「育休者情報が属人化し社内連携できない」等、アナログ対応による人事担当者のストレスも限界に来ており、育休者の不安も増幅させます。
本講演では、HRアワード受賞のテクノロジーを活用し、50名を超える育休者とのやりとりを一元化。個別質問を無くし部署間連携も円滑にしたケースなどをご紹介いたします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
育休者の数が年々増えている昨今、産休・育休からのスムーズな復職と活躍を支援するためには、今までのアナログ対応だけでは限界があります。育休者の人数が増え続けている企業では、下記のような課題が発生しています。
●会社・人事のお悩み
育休者は増えるが人事部は増員されない
同じ質問が複数の休業者から電話で寄せられて非効率
関係部署が多いなか、休業者の情報が属人化していて各課でうまく共有できていない
制度の申し込みや給付金など、対応が漏れると本人に不利益が生じる
●休業者のお悩み
戻ってきたら、以前とは違う会社のようになっていた
情報がなく、同僚にこっそりLINEで社内情報を送ってもらった
制度や手続きが複雑でよくわからない
このような課題を感じている企業の人事担当者・責任者の方々にぜひ、ご来場いただきたいと思っています。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
休業中の社員は、全社員に対する割合でいうとマイノリティです。しかしながら、「休業中だからこそ連絡がつきづらい」「すぐにコミュニケーションが取れない」「制度が複雑化して質問が多い」「大きなライフイベントを経てキャリアに対する考え方も変化する」など、本来ならば、しっかりしたケア、寄り添ったフォローが必要な時期でもあります。
育休を取って復職することが当たり前となり、男性の育児休業も増えていますが、人事部がそれに応じて増員されることはありません。「煩雑な対応や定型業務は効率化し、スムーズな復職と復職後の活躍を支援する施策に人事担当者の工数をもっと使えるようにする」。そんな理想を追求するためには、HRテクノロジーの活用が必須です。「HRアワード2019」人事労務管理部門にて最優秀賞を受賞した「エアリーダイバーシティクラウド」の事例をもとに、課題解決の具体的な手法と事例をお伝えします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
「自社における育休者との連絡がどれほど煩雑か」「それに携わる社員の皆さんが日々、どんな気持ちで働いているのか」「育休者がスムーズに復職するために必要なことは何か」。そういうことを事前にヒアリングし考えてきたうえで、講演でご紹介する事例を自社にあてはめて聞いていただければと思います。
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