[主催]『日本の人事部』(株式会社アイ・キュー)
[後援]厚生労働省 経済産業省 [会場]大手町サンケイプラザ
講演者インタビュー
組織風土の改善で生産性向上へ! 著書『管理しない会社がうまくいくワケ』の一部を体験
アービンジャー・インスティチュート・ジャパン株式会社 代表取締役
陶山 浩徳氏
国内外問わず、多くの企業・社員間の課題として人間関係が挙げられます。いま、働き方改革で社員の生産性向上を考えることも大事な一方で、そもそも組織風土、人間関係が良くないことで会議や業務が進まないという声もよく聞きます。世界で200万部のベストセラー『自分の小さな箱から脱出する方法』の著書であるアービンジャーによる組織の在り方を根底から変える研修の一部を体感いただきます。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
皆さまの部署、チーム、会社での仕事を想像してみてください。「苦手な上司・部下がいる」「関係部署とうまくいっていない」「期待される結果が出ていない」、「長時間労働により生産性が低下している」「適切な情報が集まってこない」……このような問題がありませんか? それは、なにが理由なのでしょうか? 本質的な解決策は何でしょうか?
これらの表面に現れた問題には、必ず組織で働く人間の深い部分にあるマインドセット(心の持ち方)が影響を与えています。表面の問題を無理やり解決するべく、新たなスキルやテクニックを導入しても、必ず行き詰まります。なぜなら、表面的な問題に対し、表層の部分を変えるだけの対処療法になっているからです。でも、不安になることはありません。組織の成長をむしばむこれらの問題は、実は一つに集約されるからです。重要なのは、個々の「行動」を支配するそれぞれの「マインドセット(心の持ち方)」を変えること。そこからスタートすることが必要なのです。
今回の講演では、マインドセット(心の持ち方)とはなにかを、アービンジャーの「箱」の考え方を通して学びます。また、数々の問題に対して、マインドセットの専門家の視点から解決策を示します。研修担当者だけでなく、組織風土改善や生産性改善を担当されている方、組織のリーダーとしての役割を期待されている方は、ぜひご参加ください。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
弊社アービンジャー・インスティチュートでは、企業の風土改善という切り口から、リーダーシップ研修、チームビルディング研修を行っています。全てのプログラムは、行動学・心理学の分野における45年の研究と35年を超える世界中の組織とのビジネス実績をベースに作られています。
2006年に日本で発売した書籍『自分の小さな箱から脱出する方法』(アービンジャー・インスティチュート著/大和書房)はシリーズ累計25万部(世界では250万部)を売り上げています。2017年8月には、そのビジネス編である『管理しない会社がうまくいくワケ』(アービンジャー・インスティチュート著/大和書房)を発行し、企業経営者、管理職などを中心に多くの支持を集めています。今回は、これらの書籍に基づく体験研修を実施します。「管理しない会社」とは何なのか、「マインドセット」の観点から解き明かしますので、ご期待下さい!
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
特に事前準備は必要ありません、当日はリラックスしてお越しください。お話しする内容は大変普遍的なものであり、チームビルディングや風土改革にも重要な考え方ですので、今回の講演に参加されるだけでも、今後のキャリアやプライベートに良い影響を与えるはずです。この機会に、一人でも多くの方にアービンジャーの考え方を知っていただくことができれば、これ以上の喜びはございません。皆さまのご参加を、心よりお待ち申し上げております!
- 陶山 浩徳氏(すやま ひろのり)
- アービンジャー・インスティチュート・ジャパン株式会社 代表取締役
- アービンジャーの考え方に感銘を受けて、渡米。日本でアービンジャーの考え方を伝えるため当社を設立。以来、個人・中小企業からグローバル企業まで研修を行い、個人や組織の中に蔓延する不和・対立を「箱(自己欺瞞)」の考え方をベースに解決。
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