[主催]『日本の人事部』(株式会社アイ・キュー)
[後援]厚生労働省 経済産業省 [会場]大手町サンケイプラザ
講演者インタビュー
イノベーションを経営課題とする企業必見! ~新事業・製品の企画提案力開発の決定版~
株式会社Curio School Co-founder/取締役
若松 誉典氏
「なるほど、たしかに!」「それがあったか!」「狙いが明確」「それはでかい!」「深いところまでよく考えている!」“イノベーション”、“社会課題解決”を重要課題とする企業で、事業開発に携わる前線社員の企画提案力を向上させたい人材開発や新規事業開発の責任者層対象です。「本質的課題を見出し、周りを巻き込み、組織・社会を変える人材」を育成するエッセンスを実践ワークで体感します。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
人口構造の変化、コモディティ化・グローバル化の加速など複雑性を増す事業環境のなか、イノベーション・新規事業開発、多様な人材・異業種との協業・協働が当たり前の時代になっています。
イノベーション、社会課題解決を重要課題と掲げ、新事業創造の人材・環境づくりに取り組んでいても、
・潜在顧客や市場の考え/想い(潜在ニーズ)、本当に解くべき課題を見つけられない
・どこかにありそうなアイデアでまとまってしまう
・正解を探してしまい、カタチにするところまでやりきらない
といった課題は、変わらず大きな課題なのではないでしょうか。
本講演は、新事業創造・新商品開発を重要課題と掲げる企業で、事業開発に携わる前線社員の企画提案力を向上させたい人材開発/新規事業開発の責任者層を対象に、
・「なるほど、それがあったか」という視点、イノベーション・社会課題解決のタネを考えられる人材
・本質的課題を見出し、周囲を巻き込み、組織・社会を変えていく人材
を育成するエッセンスを体感します。
イノベーションを志向する多くの先進企業が実践する思考プロセスである「デザイン思考」を紹介しつつ、事例と実践を通じ、新規事業/新商品開発に関わる人材・組織開発に向け、明日からできるポイントを考察します。
※デザイン思考:「理解と共感」「問題の定義」「解決策(アイデア)発想」「プロトタイプ&テスト」のサイクルを回す思考プロセス
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
Curio School は、“Empower your future, Empower our future”の理念のもと2015年にスタートしました。前述のデザイン思考を活用したプログラムを、新事業創造に携わるビジネスパーソン・学生(小~大学生)に提供しています。
プログラムは、“Learn by Doing” を実践し、自らの頭で考え失敗と成功を繰り返しながら、自身の思考プロセス・特徴を確認しつつ、新規事業/新商品開発の思考プロセス・マインドセットを育成するのが特徴です。
また、一部の支援企業では、事業創造に携わる人材だけでなく管理職層の必須研修として導入されています。プログラムで養われる「自ら課題を見出し、自ら動き、自ら周りを巻き込む」本質的な思考力・行動力を、あらゆるビジネスシーンで活かすべき思考/行動プロセスとして、社内に定着化するところまで支援しています。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
弊社の取組は、年代・組織・経験を問わず、周囲の共感を産む考え・アイデアを創出する力が身につく点に特徴があります。
弊社主催による、中高生と企業が協働してイノベーティブな商品・サービス(=モノ・コト)を企画するプログラム『Mono-Coto Innovation』では、ビジネス経験のない中高生が、自ら課題を見出し、イノベーティブなアイデアを企業に提案し、対等に議論をしています(その一部は企業が商品化に向けて動き出しています)。
本講演では、ワークと事例を通じて育成のポイントを考察しますので、ぜひ、現在の課題・悩みと照らし合わせてみてください。皆さまの人材育成の一助となれば幸いです。
- 若松 誉典氏(わかまつ たかのり)
- 株式会社Curio School Co-founder/取締役
- 東京海上を経てアドバンテッジリスクマネジメントに参画、企業向けメンタルケア等の新規事業開発、同社IPOを主要メンバーとして推進。その後コンサル会社(アクセンチュア戦略等)で、環境・教育・農業・オープンイノベーション等に携わる。キュリオスクール創業に参画、デザイン思考を活用した人材開発を推進中。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社アイ・キューの登録商標です。
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