[主催]『日本の人事部』(株式会社アイ・キュー)
[後援]厚生労働省 経済産業省 [会場]大手町サンケイプラザ
講演者インタビュー
人事課題の解決を支援する「360度フィードバック」~事例を通じた具体的な工夫~
株式会社SDIコンサルティング 代表取締役
藤原 誠司氏
360度フィードバックを活用して人や組織の課題を解決する取り組みが増えています。「OJTの強化」「風土改革(風通しの良い組織づくり、チャレンジ意識の浸透)」「若手の活性化(離職やメンタル不全の防止)」「上司部下の対話強化(1on1)」「働き方改革」など。本講演では、360度フィードバックをいかに工夫・活用してこれらの課題を解決に導くのか、具体的な方法を紹介いたします。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
本講演では、360度フィードバックという手法を活用した人事課題の解決の仕方についてお伝えしたいと考えています。
「HRカンファレンス」ではこれまで3年間連続して、「360度フィードバック」をテーマに講演してきました。弊社のお客様であるソフトバンク様、JT様の責任者の方とのパネルディスカッション、昨年は『労政時報』の編集長様との対話形式など、さまざまな視点からの情報提供や問題提起を行ってきました。
その甲斐あって、ご来場者からたくさんのご満足の声をいただくことができたのですが、一方で「もっと事例について聞きたかった」「360度フィードバックについてはおおむね理解できた。今後は具体的な活用方法を知りたい」といったご要望もございました。
そのため、本講演では具体的な事例を紹介しながら、360度フィードバックを“どのように活用して人や組織の課題の解決を支援するのか“ということに焦点を当てます。紹介事例は現在検討中ですが、多くの企業から聞かれる課題を取り上げ、それに対する実践的な取り組みについて解説します。360度フィードバックという手法のさまざまな可能性を感じていただける内容です。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
弊社は、「360度フィードバックの専門会社」です。360度フィードバックに専門特化している会社は日本で弊社しかないのではないでしょうか。それだけに、360度フィードバックに関する思い入れは強く、実績や活用ノウハウには自信を持っています。
その専門性の高さに注目が集まり、昨年7月の『労政時報』における「360度評価事例特集号」では解説記事を執筆いたしました。
弊社が最も大事に考えているのは「お客様の課題を解決すること」であり、そのために「お客様の課題に合わせたオーダーメイド」が特徴であり強みと言えます。例えば、サーベイ設問のオリジナル設計、対象者への実施結果の返却方法の工夫、実施データの活用方法など、他の提供会社にはなかなかできない柔軟なカスタマイズを行っています。パッケージ型のサービスとは一味違った高い効果を上げることができます。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
360度フィードバックに関するいろいろな疑問や質問をご持参いただければと思います。もちろん、頭の中でぼんやり考えてきていただくだけでも大丈夫です。
質疑応答の時間を多めに取ったり、また「質問シート」を用意することで皆さまからの疑問を吸い上げ、出来るだけ解消できるようにしたいと考えています。
人材マネジメント手法としての「360度フィードバック」の魅力や、皆さんの会社にとっての導入効果をイメージしていただけるような場になればと思います。
- 藤原 誠司氏(ふじわら せいじ)
- 株式会社SDIコンサルティング 代表取締役
- 1989年リクルート入社。その後、HRR(現:リクルートマネジメントソリューションズ)にて360度フィードバックの拡販リーダー、コンサルタントとして様々な人事課題解決を推進。07年に360度フィードバックに専門特化したSDIコンサルティングを設立。大手企業中心に年間12,000名以上の対象者にサービス提供。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社アイ・キューの登録商標です。
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