[会場]大手町サンケイプラザ [後援]厚生労働省
講演者インタビュー
【チームの生産性向上】その秘訣は4つの可視化にあり!
(株)ボディチューン・パートナーズ 代表取締役社長/(社)日本スポーツ&ボディマイスター協会 理事長
阿部 雅行氏
長時間労働の是正と表裏一体の課題として上げられる「生産性向上」。『何から手をつけたらよいのか…』そんな状況に陥ってはいませんか? 本ワークショップでは、ミドルマネジメント層を対象に生産性向上のための4要素を解説。さらにレゴ®シリアスプレイ®を用いた研修を通して、それぞれの要素を可視化するメソッドを体感することができます。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
企業経営における2017年の最重要キーワードは「働き方改革」であり、その中でも「長時間労働の是正」が最優先課題としてあげられています。この「長時間労働の是正」と表裏一体の課題として浮き上がってくるのが「生産性の向上」であり、弊社にも昨年比5倍のペースでお問い合わせをいただいています。
生産性は、ともすれば従業員個人のスキルのせいにされがちですが、実はそうではありません。個人のスキルで高められる成果は限定的であり、仕事の仕組み自体を変えていくことが必須です。ではチームの生産性を向上させるために、どのような仕組みを取り入れたらいいのでしょうか。それは「チームビジョン」「課題」「タスク」「コミュニケーション」の 四つを可視化することです。
本ワークショップでは、現場の最前線で活躍する「チーム」がいかに生産性を向上させるか、というイシューに特化した「ミドルマネジメントのための働き方改革リーダーシップ・プログラム」の全体像を明かすとともに、その一部をご紹介します。今回は、レゴ®シリアスプレイ®を用いて、チームの抱える課題、あるいは自身のマネジメント手法の課題を表出化させるプロセスを体験していただきます。働き方改革推進のカギを握るミドルマネジメント層の「意識改革」と「生産性を上げるためのマネジメントスキル」を提供する、今一番人気のプログラムです。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
弊社の最大の特徴は、2005年の創業以来、一貫して企業の「健全な」業績向上のためのさまざまなプログラムを開発、提供してきたことです。弊社のプログラムは全て「社員が健康で、高い生産性を発揮できること」を根底に開発しています。特に、最も高い効果が期待できるミドルマネジメント層へのアプローチを得意としており、大学や研究機関、トップアスリートと連携して、人間の「体」「心」「脳」に焦点をあてたリーダーシップ・プログラムを開発しています。
近年、長時間労働是正や健康経営を経営課題として挙げられる企業が多くなり、弊社の「健康人財リーダーシップ・プログラム」や「働き方改革リーダーシップ・プログラム」を導入される企業が急激に増えてきました。長時間労働是正や労働生産性の向上といった働き方改革の取組みサポート、健康経営優良法人認定サポートなどの豊富な経験と実績を強みとしています。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
今、働き方改革を実践しようと、さまざまな企業の事例勉強会が開催されています。しかし、他社の施策をそのまま自社に取り入れようとしても、決してうまくいきません。現場で働く労働者の多くは、「労働時間を減らすこと」と「業績を上げること」に矛盾を感じ、「今の仕事量で残業しないなんてできるわけがない」と思いがちです。そのような不信感を抱いている中で、半強制的にトップダウンで進められる改革がうまくいくわけがありません。
では、どうすればいいのか。カギはミドルマネジメントが握っています。働き方改革の最初の一歩を攻めあぐねている人事担当者の方に、ぜひご参加いただきたいプログラムです。
- 阿部 雅行氏(あべ まさゆき)
- (株)ボディチューン・パートナーズ 代表取締役社長/(社)日本スポーツ&ボディマイスター協会 理事長
- 富士銀行(現・みずほコーポレート銀行)に入行、投資銀行部門で営業・マーケティング、経営戦略を経験。その後グロービスにて研修講師、コンテンツ開発、トレーナー養成に従事。現在は年間200回の企業研修に登壇する講師として、年間5千人のビジネスパーソンに向けてビジネスと健康のスキルアップをサポートする。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社アイ・キューの登録商標です。
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