日本の人事部「HRカンファレンス2017-春-」 人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う、日本最大のHRイベント
2017年5月16日(火)・17日(水)・18日(木)・19日(金)開催 [会場]大手町サンケイプラザ [後援]厚生労働省

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ハーバードはなぜ復興地東北で学ぶのか? ~新しい次世代のリーダーシップの本質~

守屋 智敬氏 photo

株式会社モリヤコンサルティング 代表取締役

守屋 智敬氏

これからのリーダーに必要な姿勢は、解決が困難な状況でも決断ができ、メンバー一人ひとりの内発的動機に働きかけるリーダーシップをいかに発揮するか、にあります。東日本大震災から復興に向け困難な問題・課題に対して、自分を信じ、未来を信じ立ち上がる勇気を与えながら導いてきた方々のリーダーシップの本質を『ハーバードはなぜ日本の東北で学ぶのか?』の著者山崎繭加氏と共にお伝えします。
(協賛/株式会社かんき出版)

―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

「あたりまえのことがあたりまえで無くなった時に初めて、あたりまえにあるコトの大切さがわかる」「人は希望があれば立ち上がることができる」
これは、復興地東北沿岸部で出会ったリーダーたちからの学びです。新たな学びの場である東北で、何を思うのか? 何を学ぶのか? 何を感じるのか?

当日ともにご登壇いただく山崎繭加氏は、2012年から毎年、ハーバード・ビジネス・スクール(ハーバード大学経営学大学院・HBS)から、約2週間におよぶ東北を学びの場としたMBAの実践型授業「ジャパンIXP」に学生を派遣してこられました。東日本大震災をきっかけに始まったジャパンIXPは、毎回学生の評価が最高ランク。世界のエリートが集まる資本主義の総本山とも言われるHBSの学生が、東北という非常にローカルな場所で深く学んでいるのです。なぜHBSが東北に通い続けているのか。なぜ「人生観が変わる」という感想が出るほどまでに人気の授業となったのか。それは震災を機に未来を創るために立ち上がった人々の生き様が、真のリーダーのあり方を提示しているからといえます。

本講演では山崎氏とともに、これからの時代に必要なリーダーシップをなぜ東北で学べるのか、リーダーに求められることとは何かなどをお話しできればと思います。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

リーダーシップコンサルタントとして、17年間にわたり2万人以上のリーダー育成に携わってきました。「リーダーの行動は、リーダーの内面によって変わる」「人は誰もが、変わる勇気を持つことができる」という信念のもと、リーダーシップ研修を数多く担当。「問い」をたて、深い内省を促していくスタイルを得意とし、参加者自らが心で受けとめ行動を変えるアプローチには、定評があります。

山崎氏は、HBSに10年間勤務し、日本に関するケース(HBSの教材)作成、研究のサポート、そしてジャパンIXPの企画・運営と、日本とHBSの橋渡し役としてHBSの教育・研究における日本の割合を高めることに従事してこられました。なかでもジャパンIXPは、個人的に構築された東北でのネットワークを基盤に、テーマの設定から具体的な活動の企画まで、ほぼすべてを創り上げ、HBS内でも特別の功績として認められた実績があります。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

HBSの学生は「どんな人からも学びがある」という姿勢で、村のおばあちゃんも含めて謙虚に耳を傾け、出会った全ての人に真摯に向き合いながら、東北で学びを得ているといいます。山崎氏のお話しから、その学びの深さを感じていただければと思います。

また、次世代に必要な、目には見えない大切なことを大切にする「リーダーとしてのあり方」を、見つめ直すことのできる新たな学びの場 もご紹介いたします。メンバーや組織を導くリーダーにとって大切な「共感」「使命(志)」「希望」「挑戦」「内省」を、頭ではなく、心で感じとれる学びとは? ぜひ、ご参加ください。

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講演者プロフィール
守屋 智敬氏(もりや ともたか)
株式会社モリヤコンサルティング 代表取締役
神戸大学大学院修士課程修了後、都市計画事務所、人材系コンサルティング会社を経て、2015年に独立。17年にわたり2万人以上のリーダー育成に携わる。いわて復興ツーリズム推進協議会メンバー。著書に、5万部突破の『シンプルだけれど重要なリーダーの仕事』(かんき出版)、『導く力』(KADOKAWA)がある。

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