講演者インタビュー
社員のメンタルヘルス管理と生産性・人材育成にむけた改善を実現。
成果の出るライン・セルフケア、職場復帰成功とは?
株式会社総合心理教育研究所代表取締役
グロービス経営大学院大学教授
佐藤 隆氏
40年間の「総合心理教育研究所メンタルヘルスの実践」と「カナダストレス研究所との共同研究」で生まれ、20年間のTHQストレス診断から紐解く「成果の出るライン・セルフケア研修と94.3%職場復帰成功率のノウハウ」について共有いたします。「HRM」「リーダーシップ」「社員」が行わなければならないこと、行っても効果がないこと、行ってはいけないことについて、13の指針ポイントを実践ワークショップでご紹介します。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
佐藤:40年間の「総合心理教育研究所・メンタルヘルスの実践」と「世界のストレス学の権威であるハンス・セリエ博士のカナダストレス研究所との共同研究」でうまれた、20年間の実績あるTHQストレス診断(日本の人事部「HRアワード2014」ノミネート)の30万人分300社のデータからひも解く、「成果の出るライン・セルフケア研修と94.3%職場復帰成功率のノウハウ」について共有したいと思います。
「HRM」「リーダーシップ」「社員個々人」が行わなければならないこと、行っても効果がないこと、行ってはいけないことについて、以下の通り実践ワークショップでご紹介します。
- HRMからのメンタルヘルスとして、安全・知的生産性・人材育成に効果の出る三つの施策
- 「成果の出るラインケア・セルフケア」の具体的な因子について
管理職として「やらなければならないこと」、社員が「やらなければならないこと」「やっても効果のないこと」「やってはいけないこと」について、限界突破するための13の実践指針 - 職場復帰の成功率を上げるための七つの秘策
労働安全衛生法改正により、「ストレスチェック」が義務化されました。本講演がその有効な施策の一助になれば幸甚です。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
佐藤:総合心理教育研究所は、日本で最も歴史と実績のあるメンタルヘルスの研究所です。相談・研修・研究により、社会に貢献することが基本理念です。日本鋼管病院での臨床経験から、40年間にわたる豊富なメンタルヘルスの事例対応やノウハウを保有しています。また、困難で難治性ケースに対する具体的解決サービスを、全国で展開しています。その実績をラインケア研修(事例中心)やセルフケア研修(実技中心)の教育研修に反映しています。
大学院教授としての研究活動から得た学術的知見と、ストレス学の父である「セリエ博士」が設立した世界最高の権威のあるカナダ・ストレス研究所との共同研究で、お客様へご提供するノウハウのクオリティー向上に努めています。さらに鍛え抜かれた常勤の臨床心理士なども多数在籍していることから、大手企業の複数の管理職研修やメンタルチェックに対応できます。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
佐藤:これまで弊社は、ご利用いただいた企業からのご紹介を中心に、発展してまいりました。多数の企業にご利用いただいていますが、その社名は守秘義務により一切公開していません。40年間にわたるそういう方針が、皆さまにご信頼いただける土台となっています。
しかし、最近は利用された方から、弊社を「もっと早く知っていればよかった」や「具体的ノウハウについて教えてほしい」という声を数多くお聞きするようになり、その声に背中を押されて今回のワークショップ「を決意いたしました。40年間の臨床、研修、調査研究の実践活動のノウハウとビッグデータの中から、各企業にとって必要な対策を探索し、最近の効果的な経営学のマネジメント理論も加味して、行うべき事項を選択して対処し結果に結びつけます。参加される皆さまには、自社の課題、自組織のニーズを持ってご参加いただけると幸甚です。
- 株式会社総合心理教育研究所
代表取締役
グロービス経営大学院大学教授 - 佐藤 隆氏(さとう たかし)
- 日本鋼管病院にて、日本のメンタルヘルス対策草創期の実務に携わる。東海大学短期大学部学科長を経てグロービス経営大学院大学教授となる。300社以上の企業を対象にメンタルヘルスに関する調査研究を実施。ハンス・ セリエ財団カナダストレス研究所、財団法人パブリックヘルスリサーチセンター客員研究員等を務める。
- 日本の人事部「HRカンファレンス」事務局
- 〒107-0062 東京都港区南青山2-2-3 ヒューリック青山外苑東通ビル6階
- E-mail:hrc@jinjibu.jp