講演者インタビュー
【体験型セミナー】
対立を乗り越え、成果をもたらす管理者が習得すべき型と技
株式会社日本能率協会マネジメントセンター HRMコンサルタント
小菅 啓氏
管理者には、職場の泥臭い対人面の問題にも立ち向かい、より大きな成果を生み出すことが期待されています。JMAMでは管理者が遭遇する様々な対人面の対立状況を研修で体験し、現場力を磨き上げていく新たな教育プログラムを開発いたしました。今回のセッションでは、ご参加いただいた皆さまに、演習の一部をご体験していただきながら、プログラムの真髄に触れてまいります。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
小菅:管理者の仕事は現場で問題を解決することです。そのためには「対策を考え抜く力」とそれを「実行する力」の二つが必要です。昨年、弊社では「対策を考え抜く力」を身につけるためのコースを開発し、多くの企業に導入していただいております。そして今回、管理者にもう一つ必要な「実行する力」を身につけるコースとして「GR-72 対立を克服する力」を開発しました。管理者が現場で業務遂行をはかる上で「人と人との対立」は避けて通れません。そこでこのコースでは、管理者が対立を克服する「型」と「技」を身につけます。「型」とは、対立を解決するための基本的な考え方・方法・手順です。「技」とは、対立の状況にあった解決をするための有効な構え・動作です。それらを身につけるために、現場で遭遇するさまざまな対立状況のケースに取り組みます。
その体験を学習材料とし、振り返りを繰り返し行うことによって、「型」と「技」を身につけ、現場で実践できる自信をつけることができます。このコースを通じて、「高い理想を掲げ、その実現のために対立と向き合う管理者」「対立を活用して優れたアイデアを見出す管理者」「対立を恐れず変革を推進する管理者」を育成していきたいと思っています。今回の講演では、参加される皆さまが演習の一部を体験しながら、プログラムを理解することができます。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
小菅:株式会社日本能率協会マネジメントセンターは、研修、公開セミナー、通信教育、eラーニング、アセスメントといった幅広い事業において組織活性化を目的とした教育サービスをご提供しています。このように多岐にわたる教育サービスを事業として展開している弊社は、教育対象者の状況や学習環境に応じた教育の場・ツールをご提供することが可能であり、その点が強みの一つといえます。
今回ご紹介する「GR-72 対立を克服する力」でも、アセスメントと研修とを融合(ブレンディング)させることによって、参加者が事前診断によって現状の課題を把握し、それを集合学習の場で仲間と一緒に克服するといった、一貫性のある、より学習効果の高い教育プログラムをご提供しています。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
小菅:管理者の皆さまは、現場で遭遇する対人面の問題に対して、どのように対応しているでしょうか? どのような行動スタイルをとっているのでしょうか? 今回弊社では、管理者が「対立」の状況時にどのように対応する傾向にあるのか、アンケート調査を実施しましたので、その結果をご紹介いたします。また「GR-72 対立を克服する力」のさまざまなケース学習の流れと教材として活用するVTRの一部をご覧いただき、「対立」を克服する力を訴求したい真のねらいをお伝えしたいと思っています。皆さまのご参加をお待ちしております。
- 株式会社日本能率協会マネジメントセンター HRMコンサルタント
- 小菅 啓氏(こすが ひろ)
- 百貨店にて販売員指導育成、商品企画開発等に従事。(株)JMAMチェンジコンサルティング入社後、キャリアカウンセラーとして再就職支援業務に携わり、企業研修の講師、ファシリテーターや個別キャリア相談を担当。(株)日本能率協会マネジメントセンターに入社し、管理職研修の講師、教育コンテンツの開発を担当。
- 日本の人事部「HRカンファレンス」事務局
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