ランチ・ミーティング[LM-3]
グローバル展開の拡大のために、人事は何をするべきなのか
【ゲスト】
早稲田大学政治経済学術院 教授/トランスナショナルHRM研究所 所長
白木 三秀氏(しらき・みつひで)
プロフィール:1951年滋賀県生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業、同大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。国士舘大学 政経学部助教授・教授等を経て、1999年より現職。専門は社会政策、人的資源管理。現在、日本労務学会会長、国際ビジネス研究学会常任理事等を兼任。主な著書に『国際人的資源管理の比較分析』(単著、有斐閣、2006年)、『チェンジング・チャイナの人的資源管理』(編著、白桃書房、2011年)、『新版 人的資源管理の基本』(編著、文眞堂、2013年)、『ケースに学ぶ国際経営』(共編著、有斐閣、2013年)、『グローバル・マネジャーの育成と評価』(編著、早稲田大学出版部、2014年7月刊)などがある。
株式会社日立総合経営研修所 取締役社長
(元 株式会社日立製作所 人財統括本部 副統括本部長)
山口 岳男氏(やまぐち・たけお)
プロフィール:1975年に日立製作所入社。一貫して、人事・総務関係を担当。1985年~1990年、日立アメリカ(米国ニューヨーク)勤務。その後、本社勤労部国際グループ部長代理等を経て、2003年~2009年Hitachi Global Storage Technologies,Inc(米国カリフォルニア・サンノゼ)の人事部門責任者(Vice President)。2009年~2011年 株式会社日立総合経営研修所取締役社長。2011年~2014年 日立製作所人財統括本部副統括本部長。2014年4月から、株式会社日立総合経営研修所取締役社長。
マーサー ファーイースト地域代表 シニアパートナー
古森 剛氏(こもり・つよし)
プロフィール:一橋大学社会学部、ペンシルバニア大学ウォートン校卒(MBA)。日本生命保険相互会社、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経てマーサーに入社。2007年3月より同社代表取締役社長。2010年にシニアパートナー。2013年よりファーイースト地域(日本・韓国)代表。アジア・中東・アフリカ・ラテンアメリカにおけるダイバーシティ推進責任者を兼務。近年はグローバル文脈でのリーダー育成、企業理念伝道などの分野で活動多数。著書に『英語は音読だけでいい!』(かんき出版)などがある。地元の人々の英語力向上を軸とした東北被災地復興支援を行う「一般社団法人はなそう基金」の代表理事でもある。
国内市場が伸び悩む近年、多くの日本企業が世界を舞台にビジネスを拡大しています。今後はさらなる海外市場での成長が期待されますが、そのためには、海外で活躍する人材の育成・マネジメントが重要であることは言うまでもありません。では、企業はどのように人材に関するグローバルシステムを築いていけばいいのでしょうか――。本ミーティングでは、パネルセッションを終えたばかりの日立総合経営研修所 取締役社長 山口岳男氏、早稲田大学教授 白木三秀氏、マーサー ファーイースト地域代表 古森剛氏がゲストとして登壇。企業のグローバル展開において、人事は一体何をするべきなのか、参加者全員で考えました。