株式会社リードクリエイト 取締役
吉田 卓氏
各社の経営環境は複雑性と不透明さを増し、直面する課題も難易度が高まっていく中、求められるリーダー像も大きく変化しています。リーダーを輩出し続けるためには、「どう育成するか」と同時に「誰を選ぶのか」が重要なテーマとなっています。今回は今後の「人選のあり方」について事例をもとに問題提起しながら、リーダー適性を客観的に診断する方法論を弊社のノウハウを交えてご紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
自社の昇進昇格に関する仕組み、リーダーの選抜・育成のあり方について見直しをご検討されている方にオススメの講演です!
具体的には、以下のような問題を解決していくヒントをご提供します。
■リーダー候補の人選にあたり、人事部評価と現場評価にズレやギャップが生じている
■昇格・選抜の基準が不鮮明である
■昇格・選抜の手法に妥当性や信頼性が不足している
■人材アセスメントに関する本質的な知見が社内にない
■人選と育成の仕組みにつながりがない
これまで、多くの企業と深く長くお付き合いしている私たちだからこそ見えてきた、成功・失敗事例の共通点を解説しながら、皆さまと一緒に「最適な人選のあり方」や「リーダーを輩出していくポイント」について考察していきます。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
本講演では、「各社で求められているリーダー像と能力要件の変化」を解説いたします。そして、リーダーの要件を客観性・妥当性高く測定するための「昇進昇格・選抜基準の設計ポイント」を確認しながら、「人材のリーダーシップポテンシャルを診断する方法論」をご紹介します。
各社を取り巻くビジネス環境が複雑さと不透明さを増し、企業が直面する課題も高度化していることを、皆さまはシリアスかつリアルに実感されているかと思います。このような経営環境の変化により、「これまでの期待人材」と「これからの期待人材」に大きなギャップが生じているのは言うまでもありません。
このギャップを埋めるために、教育体系を見直す企業が増えていますが、これでは期待する人材像が変化していることは伝わらないでしょう。私たちは、「経営・人事の意思やメッセージ」として、社員に最も影響を与えるのは「誰をリーダーに据えるのか」「誰を管理職や経営職として任命するのか」という“人選のあり方”だと考えています。“リーダー育成につながる人材アセスメント”のあり方を模索してきた私たちのノウハウをぜひ、お持ち帰りください。
企業が真に求めるリーダーを意図的、体系的、継続的に育成・輩出していくため、人事・人材開発部門は何を主導し、どのような仕組みや仕掛けを展開していく必要があるのでしょうか? その答えを探すきっかけとしても、本講演をご活用いただきたいと考えています。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
企業の中で「リーダー育成」を進めていく際の最も重要な要素は、高価な教育プログラムでも、人気のあるトレーナーでも、完成された人事制度や仕組みでもなく、「人事・人材開発部門のリーダーシップ」であると私たちは確信しています。
本講演を情報収集の場に留めることなく、自社の実態と照らし合わせて、現状打破や課題解決の糸口を探ってみよう、というスタンスでご参加ください。明日から発揮すべき皆さまのリーダーシップに寄与できれば幸いです。
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