人・組織の課題解決策を体系的に学ぶ、日本最大のHRイベント

日本の人事部「HRカンファレンス2021-春-」 
2021年5月18日(火)・19日(水)・20日(木)・21日(金)・25日(火)・26日(水)開催 [主催]日本の人事部「HRカンファレンス」運営委員会
[後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2021-春-」トップ 講演者インタビュー 小仁 聡氏(ユームテクノロジージャパン株式会社 ラーニングコンサルタント/ビジネスプロデューサー)インタビュー

講演者インタビュー一覧

現代版 学習する組織の作り方 ~トレーニングからラーニングへ~

小仁 聡氏 photo

ユームテクノロジージャパン株式会社 ラーニングコンサルタント/ビジネスプロデューサー

小仁 聡氏

アメリカの調査機関、ロミンガー社が提唱する70:20:10の法則。成果に結びつく学びのうち70%が日々の仕事経験、20%が他者との関わりであり、会社の提供する公式な学習の割合は10%に過ぎないということです。90%を占める、いわゆる「インフォーマル」な学習を、いかに会社の学習資産として転換し、教え合い学び合う文化を促進するのか、具体的な方法論についてご案内します。

―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?

従業員に対して自律的に学べる環境を実現したいものの、必要なコンテンツを全て準備をすること大変、コンテンツのアップデートが間に合っていないと課題に感じられている方にお聞きいただきたい内容です。

また、本当の「学習する組織」を実現するためには、多種多様な学習機会というインプットに加えて、多くの練習機会、アウトプットの提供、お互いのナレッジ共有の促進といったラーニングエコシステムの構築が不可欠です。

本講演では、具体的な事例も交えながらその方法論について構築致します。

―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。

多様化する働き方の中で、人材開発担当者の方の役割はこれまでの「研修企画・提供」から、「ラーニングエコシステム(学習環境と循環の仕組み)のプロデュース」へと転換しつつあります。

その中でも、社員が、仕事の成果に結びつく学びに対して主体的に取り組むため動機づけと仕掛けをいかにデザインしていくのか、学ぶ文化の醸成は鍵となります。

しかし、その実現のためにどこから手をつけていいかわからないという方も多いと思います。本講演では、学習文化の醸成や、学習する組織の構築のために実行すべき具体的な手法や考え方について、組織開発の視点でお伝えさせていただきます。是非、ご注目いただければと思います。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

当日は、当社が2020年にリリースした新機能「ラーニングサークル」もご案内いたします。

参加者の方には、講演後インフォーマルラーニングを実際にご体感いただける機会もご用意させていただきます。是非この機会をご活用ください。

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講演者プロフィール
小仁 聡氏(こに さとし)
ユームテクノロジージャパン株式会社 ラーニングコンサルタント/ビジネスプロデューサー
上智大学非常勤講師、日本フューチャーラーナーズ協会理事。(株)ファーストキャリア、(株)セルムを経てラーニングシフト設立後、ユームテクノロジージャパン初期メンバーとして参画。HRテクノロジーを活用した学習の事業開発に従事。著書に『ブレンディッドラーニング-新リモート時代の人材育成学』(フローラル出版)

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