セレクションアンドバリエーション株式会社 OKRコンサルティングリーダー シニアコンサルタント
山本 遼氏
環境変化を超えて人と組織を成長させる3つの方法をご提示します。1つ目が「必達」から「チャレンジ」への意識と行動の変革。2つ目が「育てるマネジメント」の実践。3つ目が「テクノロジー活用による習慣化」です。OKRの具体的導入方法、それを支える1on1フィードバック、そしてアプリケーション活用による効率的運用。ぜひ当セミナーを貴社成長のきっかけにしてください。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
社員一人ひとりの力で会社を成長させたい。ビジネスを成長させたい。そんな前向きな課題意識をお持ちの方々に向けた内容です。
これからのビジネス環境は、デジタル化を大前提として、三つの経営資源すべてを大きく変えようとしています。特にコロナショックによって、人々の生活スタイルが大きく変わり、消費様式が変わろうとしています。すると、そこで求められるサービスも変わり、価値観も変化します。つまり経、営資源におけるヒト(社員や顧客)が変わるとともに、モノ(商品やサービス)が変化していこうとしているのです。
そして、お金すらも変わろうとしています。暗号通貨の発展による影響だけでなく、資金調達のあり方や交換価値そのものも変わろうとしています。
そんな変化に対応していくには、社員の自発性に基づく活動が必須です。現場力を高め、意思決定速度を速め、強く成長したい企業にぜひ、聞いていただければと思います。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
変化の時代を強く生き抜くための人事変革には、三つのポイントがあります。
一つ目は「必達意識」から「大胆なチャレンジ」への意識・行動の変革です。決められたことを実現するのではなく、今よりも上を目指すための行動が求められるからです。しかし成長を目指し続けることは、決して楽ではありません。だとすると、個人の資質によらない変革をどのように実現するか。評価基準や運用の設計だけでなく、誰もが強い興味のある「報酬」にどう反映すべきかということまで、私たちは実践例をもとにお話しします。
二つ目は「任せて育てるマネジメント」です。その一例は1on1ミーティングの徹底によるフィードバックですが、単に面談を強制しても効果は発揮できません。上司による部下への関わり方そのものを変えてゆく必要があります。人を育て、組織を育てることを当たり前にすることこそが重要なのです。特にリモートワーク環境が整備された現在、エンパワーメント(権限移譲による育成)を徹底しなければいけません。
三つ目は「デジタルツール活用による効率化」です。それも単純な効率化ではなく、タイムリーな意思決定を支える効率化です。たとえば環境変化により目指すゴールを修正したとき、それがどれくらいのリードタイムで一人ひとりの行動に落とし込まれるか。具体性をもって浸透させるためには、デジタルツールとしてのアプリケーション活用がきわめて有効なのです。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
成長を目指すことは決して楽ではありません。またこれまでの常識を変えることも、とても力が必要です。だからこそ、コンサルタントの力を活用しながら、あるべき論を踏まえつつも、自社にあった変革を目指していただきたいと思います。
そのためには当講演後、ぜひ「自社はどうなりたいのか」「なぜそうなれていないのか」を考えてみてください。そのための議論のきっかけとして、ぜひ当講演を活用してください。
どうなりたいのかを社内で共有し、その阻害要因を明確にすることができれば、あとは歩みだすだけです。ぜひその歩みに、弊社の知見をご活用ください。
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