Public Health Consulting LLC. Director Co-Founder/慶應義塾大学SFC研究所 上席所員
西本 真寛氏
多様な人材を受け入れ、新しい働き方を推進するとき、組織や人材に新しい課題が現れます。新たな課題に対し適切な施策が打てなかったり、施策の期待値が社内で定量的に共有されず納得できる結果が得られないこともあります。本講演では慶應義塾大学SFC研究所の西本真寛氏を迎え、曖昧になりがちな組織課題の真の原因解明がWell-beingな組織実現の鍵になることを事例と共に説明します。(協賛/株式会社イトーキ)
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
施策の効果が出ず、現場目線での組織課題の解決も進んでいない方、あるいは社員のウェルビーイング、具体的には「パフォーマンス」や「エンゲイジメント」の向上に組織としての課題を感じていらっしゃる方に、ご参加いただきたいです。
・いくつもの施策を試してみたが、効果が出ない
・そもそも、効果指標の設定方法がわからない
・効果が数字に出ないだけでなく、現場目線でも組織課題が解決されそうに感じられない
だけど、これからEX (Employee eXperience)を効果的に高めたい気持ちだけは誰にも負けない!! そんな方にお勧めです。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
一般的なES(Employee Satisfaction)の定点観測のような表層的な数値の確認では変化は生まれません。そうではない、具体的な、EX (Employee eXperience)の改善プロセスが聞きどころです。
ルーティーンのモニタリングや、その管理だけでは昨日と違う未来がやって来ることはありません。社員の未来を変えるためには、以下が重要です。
・分析:組織課題の真の原因は?
・計画:課題解決のための具体的な目標や方法は?
・実行:計画を効果的に実施するには?
この講演では、働き方や働く人の多様化といった時代背景を押さえながら、以下についてご紹介します。
・組織課題を分析するコンセプチュアルモデル
・計画策定のプロセス
・効果的な施策の実際
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
コロナ禍の状況で、デジタル化はいっそう加速し、お客さまへのユーザー体験や、カスタマーエクスペリエンスといった用語も、なじみ深いものとなりました。
一方で、リモートワークやハイブリッドワークといった、WFX(Work from Anywhere)時代の従業員体験の向上は、注目され始めたところと言えるかもしれません。
この機会を通じ、皆さまと一緒にこれからの「ウェルビーイングな組織」を実現する方法について、考える時間を持ちたいと思います。事前質問など、ぜひお寄せください。
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