株式会社日立ソリューションズ スマートライフソリューション事業部 働き方改革エバンジェリスト
伊藤 直子氏
働き方改革、デジタル化が急速に進むなか、企業の人財マネジメントにおいてもデータ活用の重要性が認識されてきています。従業員エンゲージメント、タレントマネジメント、ジョブ型人事へのシフトなど企業人事は多くの課題に直面しています。そのような課題に対し、企業は何をめざし、どのような施策を立て、その中でデータをどう活用していくのか、当社事例をベースにご紹介します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
働き方が大きく変わるなかで、企業人事の皆さまは従業員エンゲージメントの向上、タレントマネジメント、ジョブ型マネジメントへのシフトなど、大きな課題に直面していることと思います。
それらの課題にどう向き合っていけばよいのか、今後の人財マネジメントはどうあるべきなのか、その中でどのようにデータを活用していくのか、本講演が少しでも考えるヒントになれば幸いです。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
新型コロナウィルス感染症の影響で、さまざまな領域において、日本のデジタル化の遅れが露呈してしまいました。現在、政府・自治体も企業も、デジタル化を急速に加速しつつあり、さまざまな情報をデータ化し、データを活用することによって、課題解決や変革を図ろうとしています。
企業の人財マネジメントにおいても、データ活用の重要性は例外ではありません。働き方や働く環境が大きく変動する中で、経営・人事がこれから考えなければならないことは何か。従業員の経験値や見据えているキャリアなど目に見える部分のみならず、一人ひとりがパフォーマンスを出しやすい職場の雰囲気や環境、個人の性格、嗜好など、目に見えない部分もデータ化し、人財戦略を考えることも必要になってくることでしょう。
デジタル化やデータ活用により、以前できなかったことができるようになってきている今、攻めの人財マネジメントをどう実現するのか。試行錯誤を続けている状況ですが、当社の取り組み事例をベースにお話しします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
まだまだ三密回避は続き、働き方も生活様式も変わっていく中で、不安を抱えている方も多いかと思います。しかし、変化せざるを得ないこの状況を、よりよい方向への変革のチャンスと捉えることもできます。
テクノロジーは進化し、できることは増えています。ビジネスも人財マネジメントも変革していくことを前向きに捉え、自ら推進することを考え、実践していきましょう。
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