株式会社JTBコミュニケーションデザイン HRコンサルティング局 チーフコンサルタント
佐藤 昌弘氏
商品での差別化が難しい昨今、企業はお客様に継続的にサービスを利用してもらうには“人を通じた顧客体験(CX)”も欠かせません。そのためには、一人ひとりが経営理念やビジョンに共感し、お客様の事前期待を超える価値の提供を行い続けることがポイントです。本講演では、コロナ禍での「経営理念」「ビジョン浸透」の重要性と、それと向き合うための施策や仕組みづくりを事例とともに解説します。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
会社の「経営理念」や「ビジョン」の重要性を訴えているが、なかなか社員が理解しようとしない、浸透しない、と感じている企業の方向けの内容です。
日ごろから掲げている「経営理念」や「ビジョン」について、会議などでその重要性を繰り返し伝えたり、カードなどを社員に配布して唱和させたりしているが、理解しようとしない、あるいは体現しない……そんな悩みを抱えている方もいらっしゃるかと思います。本講演ではそうしたお悩みを抱えている方々に対して、当社でのコンサルティング事例のご紹介を交えながら、お悩み解決のヒントをご提供いたします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、企業のあり方は大きく変化しました。お客さまへのさらなる価値向上のために、何ができるのか。それを社員同士で意見交換をして考えたいけれど、出社制限があって、なかなか直接会ってコミュニケーションが取れない、だから良いものがなかなか生まれない。そうしたお悩みを抱えている方々は多くいらっしゃると思います。
そのような環境下で重要視されているのが「経営理念」「ビジョン」の重要性です。なかなか会うことができない環境だからこそ、日ごろから大事にしているものは何か、どのような判断軸をもってお客さまと正対するのかを考える。社員それぞれが会社の「理念やビジョン」に向き合い、考えることは非常に重要であると考えます。
本講演では、コロナ禍での「経営理念」「ビジョン浸透」の重要性と、それと向き合うための施策を、当社のコンサルティング事例を交えてご紹介します。不確実な時代の中でも社員がパフォーマンスを発揮し続けるために、社員一人ひとりが経営理念やビジョンに共感し、お客さまの事前期待を超える価値を提供し続けるために、どのような取り組みが必要なのか、そのヒントをお伝えできればと思います。ぜひご期待ください。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
短い時間ですが、聴講いただく皆さまに「聴いてよかった」「ヒントを得ることができた」と感じていただく内容にしたいと思います。参加される皆さまには、講演をお聞きになりながら、自社では経営理念やビジョン浸透のために「何をしているのか」を振り返っていただきたいと思います。
今回の講演では、当社でのコンサルティング事例をご紹介いたしますが、「何をしているのか」を振り返る中で「実践していること」「まだ実践できていないこと」をチェックし、自社で今後何に取り組めば良いのかを、押さえていただければと思います。よろしくお願いいたします。
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