HR Design Lab. 代表/株式会社博報堂コンサルティング 執行役員
楠本 和矢氏
「ロジカルに話せること」や「ロジカルな印象を持たれること」は優秀なビジネスパーソンという印象を与え、ビジネスを円滑に進めるために重要なスキルです。頭の中に素晴らしいアイデアがあったとしても、伝え方が悪ければ受け入れられず、結果的に何の価値も生み出せません。本講演ではすぐに現場で使える再現性のあるコミュニケーションスキルについて、応用が効く「型」を交え解説いたします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
ロジカルに話せること。ロジカルな人と思われること。
できるビジネスパーソンと認められるためには、「話し方」による印象の与え方が、実は最も重要なことなのです。どんなに頭の中で素晴らしいアイデアがあったとしても、伝え方が良くなければ受け入れられず、何の価値も生み出せません。
どんな思考も見解もアイデアも、ラストワンマイルは「コミュニケーション」です。ここがボトルネックにならないようにすること。そして、より効率良く相手に理解頂くべく、円滑に流れるようにすること。まさにそのためのスキルです。
本人にとっても、そして人事部にとっても、明らかに目に見える「わかりやすい育成の成果」はここにあります。
自社社員について、「主張を伝える力が弱い」「コミュニケーションに時間がかかる」「プレゼンテーションや交渉を苦手とする人が多い」などの課題認識がある育成ご担当の方は、ぜひご参加下さい。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
博報堂コンサルティング HR Design Lab.が提供するプログラム「ロジカル・スピーキング研修」は、普段のコンサルティング業務で我々が培ってきた実践的ノウハウが詰まった、当社シリーズの中でも大変人気のあるプログラムです。
実践の中で培った、下記のようなさまざまなシーンにおける「ロジカルに話すための方法」を、現場で再現しやすい方法でお伝えします。
(1)自分の主張を伝えるとき
(2)相手の主張に意見を求められたとき
(3)言いにくい依頼をするとき
(4)相手からの質問に答えるとき
(5)自分の意見に反論されたとき
論理的に正しいことは必要ですが、その内容をそのまま伝えて良い場合と、そうでない場合があります。方法を間違えると、逆に「生意気だ」「理屈っぽい」という悪い印象を与え兼ねません。
ロジカルに話すことの目的が「人を企図通りに動かすこと」であるとするならば、正しいことを正しく伝える方法だけではなく、人間的な感性を踏まえた方法論が必要となるのです。
また、オンラインでのコミュニケーションを行う上での留意点もあります。基本的な方法は共通していますが、より意識しなければいけないポイントもあります。
本講演でご紹介する、「ロジカル・スピーキング研修」はさまざまな演習を交えながら、それらのスキルを1日で会得することを狙いとしています。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
全てのビジネスは、コミュニケーションから。コミュニケーションの力によって、+αの実力を認められた結果、良質な仕事を獲得し、それを通じてさらに実力を鍛錬していく。そんなサイクルが回っていくことが理想です。
本講演では、本番の企業内研修でお伝えする「ロジカル・スピーキング」の重要なポイントを抜粋し、お話したいと思います。
単なる概念の詰め込みでは、再現性に欠けます。我々が現場で試行錯誤しながら培った知見を体系化したプログラムだからこそ、リアリティーを持って伝達できるのです。まさにこれこそが、他社にはない我々の最大の独自性であり、強みといえます。そんな我々自慢のプログラムを、ぜひご期待ください。
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