株式会社HRインスティテュート 代表取締役社長
三坂 健氏
オンライン研修自体は当たり前となりましたが、オンラインの特性と強みを活かすと、ビジネススキルの開発・定着アプローチは従来から大きく変わります。本講演では、この新しいサイクルを実践されている企業事例を通じて、仕掛けのポイントを解説します。キーワードは「反復学習」「反転学習」「自律的学習」です。正解がない時代に必要なスキルを身につける効果的な方法を一緒に探りましょう。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
以下のような方々を対象としています。
・社員の人材育成、スキル開発を検討されている方
・オンライン研修をうまく活用し、その特徴や効果を人材育成に反映したいと考えている方
・より効率的、効果的な学習方法や研修方法を検討している方
・社員の隙間時間を活用して学習を促したいが、Eラーニングなどの受動的な学びでは物足りないと感じている方
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
オンラインを活用して反復学習、反転学習、自律的学習を促します。講演では「考え抜く力を高める」ということをテーマに「問いを立てる」「自論を持つ」「情報を構造化する」という三つの能力を3-6ヵ月程度かけてトレーニングをした実例をもとに解説します。具体的にどのように自社の人材育成に取り組むか、どのような対象に、どう実践することが効果的か、という点を解説します。
このプログラムを開発、実施した背景には、テレワーク環境下へのシフトがあげられます。テレワーク下でも人材育成を止めないためにオンライン研修を実施するケースは多いですが、より効果的で、継続的な学習機会を提供するために実施しました。eラーニングでは得られない、2時間程度のインタラクティブな新しい学習方法を解説します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
テレワーク下において、新しい人材育成方法を試してみたい、導入してみたいとお考えの方は多いと思います。従来の集合型研修、オンライン研修、Eラーニングに加えて、短時間×複数回におよぶインタラクティブなオンライン研修のあり方の参考にしていただければ幸いです。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社HRビジョンの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。