株式会社レアリゼ 代表取締役社長
真田 茂人氏
ニューノーマルな時代に生き残る組織とはどんな特徴を備えているのか。組織のためにだけ存在する組織ではなく、働く人が「幸せに働くことが出来る組織」だと考えます。「幸せに働く」ことは、実際に生産性・創造性・欠勤率・離職率にどのように影響するのか、幸せの心的要因を分析した幸せの4つの因子とは何か、幸せな働き方/不幸せな働き方の14因子とは何かなどの点についてお話しします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
「ニューノーマルな時代に生き残る組織とはどんな組織か」
「どうすればそういう組織を創れるか」
「そういう組織を創るリーダーはどういうリーダーか」
「どうすればそういうリーダーを育成出来るのか」
こういった課題意識をお持ちの方は、きっとそのヒントが見つかるはずです。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
ニューノーマルな時代に生き残る組織とはどんな特徴を備えているのでしょうか。組織のあり方は時代により変遷します。組織の成熟度によっても、必要な組織の効果的なあり方は変わります。必要とされるリーダーシップもそうです。
VUCAの時代には、『ティール組織』が必要だという考えがあります。従来型の、軍隊型組織やピラミッド型組織ではなく、個人個人が自由に意見を言い合う、オープンでフラットな生命系のような組織のことをティール組織と言います。
しかし、成人発達理論をベースにしているティール組織とは、軍隊型やピラミッド型の組織で十分に経験を積み、利他性や包容力や誠実さが高まったのちに到達できる組織形態なのです。
今回のゲストである前野先生は、幸福学・幸福経営学を提唱されています。前野先生は、ティール組織について、幸せの条件(やる気、多様なつながり、前向きさ、自分らしさなど)を満たした組織がのちに到達できる組織形態とおっしゃっています。
創造性、生産性、欠勤率、離職率と幸せの関係など、これからの組織運営に必要なことをたっぷりとお届けします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
自社の組織の成熟度は、どの段階であるのか。そして、どんな組織を目指したいのか。また、自社の多くのリーダーはどういうリーダーシップスタイルなのか。どんなリーダーになって欲しいのか。これらのことをあらためて考えて参加されると、より効果的に学ぶことができると思います。
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