ピースマインド株式会社 ワーキングベターラボ 所長
渋谷 英雄氏
「はたらくをよくする」ソリューションを提供しているピースマインドが20年以上のEAPの支援実績から、コロナ禍に求められるメンタルヘルスマネジメントのポイントをデータを交えてお話しします。①従業員のストレスケア、②管理職の役割、③組織の生産性向上とリスクマネジメント。あわせて2021年3月にまとめた「コロナ禍のウェルビーイング調査」等最新のデータや事例も解説致いたします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
コロナ禍を通じて変化を前提としたVUCAの時代となっている今、企業が長期持続可能な組織を創っていくためには、従業員のメンタルヘルス・ストレスマネジメントなどの人的資本を維持・向上していくための継続的な施策が、ますます重要になっていくと思われます。
本講演では特に下記のような課題をお感じの経営者、人事・総務・メンタルヘルス対策担当者の皆さまへ有用な情報の提供ができればと考えております。
「テレワークによって、社員間の意思疎通や業務管理のあり方に課題を感じる」
「入社後すぐにリモートワークとなった新卒・中途採用社員への対応に苦慮している」
「在宅勤務下でONとOFFが切り替えられず、業務効率が上がらない社員がいる」
「コロナ禍において、心身のバランスを崩す社員への良い支援策はないか」
「ニューノーマルの働き方への適応状況に年齢差や部門間格差があり、それぞれへの対処に困っている」
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
私どもは20年以上にわたり、企業で働く社員、人事・管理職の皆さまにEAP(従業員支援プログラム)のカウンセリングサービスや組織コンサルティングをご提供しており、コロナ禍においても個と組織の課題解決を日々ご支援しています。
コロナ禍でピースマインドのEAP相談窓口に寄せられた2020年度の相談件数は、12月末時点で前年度比約30%の増加となっています。現在のような社会も企業も変化する状況下においては、社員にとってのセーフティーネットとしてのEAPの存在意義が、これまで以上に高まっていると言えます。
今回の講演では、日々のご支援の中で得られた知見をもとに、変化を前提としたVUCA時代に求められるメンタルヘルスマネジメントのポイントを、(1)従業員のストレスケア、(2)管理職の役割、(3)組織の生産性向上とリスクマネジメントの三つの観点から解説します。
よりよい組織づくりのヒントを、日頃より組織コンサルティングに携わる当社公認心理師が、具体的な事例を交えながらご紹介します。また、質疑応答の時間もございますので、この機会に聞いてみたいメンタルヘルスケアやマネジメントにおけるお悩みについてぜひ質問してみてください。講演内で回答できなかった質問に関しては、後日回答集をご用意いたします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
ご視聴いただく皆さまには、組織が新しい働き方に対応するための施策検討の一環として、当講演をご活用いただければと思います。また、弊社提供の、はたらく人と組織を支える新たなプラットフォームである【Working Better Cloud】も一部ご紹介しながら、容易に先が見通せない不安定な時代における、変化に強く長期持続可能な人と組織づくりのヒントとなる知見をご提供します。
疑問がございましたら、講演内でぜひお気軽に質問ください。事前質問もお待ちしております。
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