タレンタ株式会社 専務取締役 兼 CFO
中村 究氏
面接業務の省力化や採用基準の統一を目的に、採用現場における企業のAI活用が広がりを見せています。学生や求職者側にとっても、心理的バイアスのない公平な選考を受けられるというメリットがある一方で、現状のAI選考には課題も多いです。本講演ではAI選考を最も多く提供している立場から、取り組まれている企業の実情と、従来より一歩踏み込んだAI選考について解説いたします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
採用現場におけるAIの活用が、今春一気に広がりつつあります。オンライン面接各社のAI製品も出そろい、それぞれ特徴のあるソリューションの提供を開始しました。
ところが、いざAI導入に踏み切ろうとすると、さまざまな課題が浮き彫りになってきます。どの採用区分でAIを使えば良いのか(新卒採用/キャリア採用/パート・アルバイト採用)、どの段階でAIを使うべきなのか(エントリー段階/自己PR動画/適性検査/一次面接/二次面接以降)、候補者に質問するのは「ガクチカ」で良いのか、自社の採用基準に合わせて質問を組み合わせることはできるのか、など考えることがたくさんあります。
またAIの品質の決め手となる「教師データ」の良し悪しは何で決まるのか。いずれも社内に専門家のいない企業にとって判断が難しい問題です。この講演を聴講することで、これらの疑問が解消し、AI活用の具体的な進め方がわかるようになります。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
AI選考 実績No.1の「HireVue(ハイアービュー)」を販売するタレンタが、採用DX / AI選考のすべてを赤裸々に語ります!
2015年、弊社は全米シェアNo.1のデジタル面接プラットフォーム「HireVue(ハイアービュー)」の独占販売権を獲得し、日本の皆さまにご紹介を開始しました。初めてご紹介したお客さまにはこのように言われました。
「君ぃ、面接は膝と膝を突き合わせてやるものだよ(怒)」
「こんなことをすると候補者が逃げて、母集団が減ってしまうよ(嘆)」
2016年以来、5年間 AIアセスメント機能を使ってきて、分かったことがあります。この講演ではその一端をみなさまにシェアさせていただきます。
・AI選考でできることと、できないこと
・AI面接って、候補者のどこを見ているの?
・AI面接の差って、何で決まるの?
・AI面接の質問って、誰がどうやって作ってるの?
・候補者の体験やエピソードって、AIはどうやって分析するの?
・質問に対する答えをすべて暗記してくると、AIはどう判定する?
・鋭い視線と快活な声で反社会的な話をすると、AIはどう判定するの?
・これからのAI選考は、どういう方向に進んでいくの?
これらの疑問にすべて答えます。ご期待ください。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
参加される皆さまには、特にご準備いただく必要はありません。ご参加をお待ちしております。
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