マルハニチロ株式会社 人事部 ダイバーシティ&インクルージョン室 室長
齋藤 麻里氏
“マルハニチロはいまよりももっと「サステナブルな企業グループ」へ”を実現すべく、『健康経営の推進』を重点課題に掲げる同社。特に独自の施策であるDHAチャレンジでは、中性脂肪をはじめとした生活習慣病指標を2年続けて10%以上改善しました。この成果に至った戦略策定・目標設定・社内巻き込みという3点についてお話しします。きっとマネしてみたいポイントが見つかります。(協賛/株式会社NSD)
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
今回の講演では、健康経営推進のご担当者様向けに、主に以下の三つの課題を解決するヒントをご提供いたします。
・どのような戦略で健康経営を推進したらよいのか
・社内の関係部署を巻き込んで推進するにはどうしたらよいのか
・他社の具体的な施策事例とその効果を知りたい
この他、健康経営の成果を出すためにどのようなチーム作りをしたらよいか、KPIの設定などについてもお伝えしたいと思います。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
当社は長期ビジョンの達成に不可欠な社会価値の創造に資する取り組みとして健康経営を位置づけ、サステナビリティ中期経営計画において全社的な計画・目標の管理を行い、自社の成長戦略の一要素として健康経営に取り組んでおります。「健康経営フレームワーク」「組織体制」などベースとなるものの策定から、従業員の心身の健康面に関するデータに基づく施策立案を行っています。
現在は上記のような戦略的な健康経営推進の体制が整いつつありますが、ここに至るまでの過程で解決しなければならないさまざまな課題があり、それをひとつずつ解決していきました。今回の講演を通じて、健康経営がなかなか進まない、組織体制が構築できていないという企業の皆さまの参考になればと考えております。
具体的な施策事例として、自社製品を活用した「DHAチャレンジ」や女性特有の健康課題を題材にした「Women's Fest 2020」などをご紹介いたします。特に「DHAチャレンジ」は、”マルハニチロらしさ”を表現し、当社の強みを最大限活用した取り組みです。自社の強みを活かした取り組みを考えている皆さまの参考になれば幸いです。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
これまでの取り組みを通じて、健康経営は従業員の健康保持増進支援だけでなく、コロナ禍によって生じた、組織のコミュニケーション不足やエンゲージメント低下などの課題解決にも寄与すると考えています。今回の講演を通じて、健康経営の意義や必要性を改めてご認識いただけばれ幸いです。
当日は単なる講演ではなく、受講いただく皆さまとのコミュニケーションの場にしたいと考えています。多くの方のご参加をお待ちしております。
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