株式会社共創アカデミー 代表取締役/ファシリテーション塾 塾長/NPO法人はたらく場研究所 代表理事
中島 崇学氏
ウェブ会議が主となった新しい職場環境では、従来の管理型から自律・共創社員を育成する新たなリーダーシップスタイルへのシフトが重要となっています。その際、日頃のコミュニケーションが改革のポイントとなります。本講演では、これから必要とされるリーダーの在り方を「口ぐせ」という切り口からひも解き、成長し続ける組織風土に至るまでの道すじを実践事例を交えながらお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
昨年から、さまざまな企業で次のようなお悩みをうかがうことが多くなっています。
業務進捗以外のコミュニケーションが減り関係性が希薄化している
会議の効率が下がっている
お客様との打ち合わせで真意を汲み取りづらい
経験不足によりリーダー育成が進まない
若年層のモチベーションが低下している
組織内での存在意義を感じられないなどの理由で退職者が増えている
こういった「悩み」は、目指す姿を明確にすることで、自身や自組織が取り組むべき「課題」に変わります。皆さんは今、どんな課題をお持ちでしょうか。
・組織の横のつながりの強化
・自律型社員の育成
・柔軟に共創していく組織文化の構築
・限られた経験を学びに変える対話の促進
あらゆる課題への取り組みで鍵となるのが「コミュニケーション」です。本講演では、日常のコミュニケーションを改善する簡単な方法と、それを組織の課題解決につなげるヒントをお伝えいたします。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
コミュニケーションの習得は難しいスキルの練習だと思いがちですが、実はちょっとした口ぐせ、声がけで劇的に変わるものです。本当に大事なことは、シンプルなこと。そして、シンプルだからこそ、実践しやすいのです。
本講演では、まず日常ですぐに使える声がけや口ぐせをシーンに応じてご紹介します。
本音をいいたくなる言葉
自律性を促進させる言葉
共創を喚起する言葉
心理的安全を構築する言葉
日常のシーンですぐに使える言葉とその効果についてお伝えいたします。さらに、それを持続的に成長する組織風土に活かす道筋をお話しします。
毎日職場やオンライン会議で、どんな言葉が交わされているかを見直す機会となり、その言葉が相手のモチベーションや、上司、部下の関係性、職場の雰囲気づくりなどにもたらす影響力を考えるきっかけとなるような内容をお届けいたします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
時代の大きな転換期に組織変革を求められていても、その目的や課題が明確でなく、何をどう変えていけばいいのかわからない、という組織が多いのではないでしょうか。
どのような形で変革していくにせよ、組織変革に共通して必要なことがあります。それが、コミュニケーション改革です。
「言葉は組織を変える」と信じています。言葉をベースにしたコミュニケーション改革は、明日から実践でき、コストもかかりません。
数百社、3万人以上のリーダーに向けてコミュニケーション力の強化をしてきた経験を活かして、新しい時代に合った実践的な答えを見出すためのヒントをお伝えすることにベストを尽くします。
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