株式会社アントレプレナーファクトリー 代表取締役/立命館大学・大学院(MBAコース) 非常勤講師
嶋内 秀之氏
コロナ禍で、事業と組織の在り方が大きく変わる中、40・50代の社員も新しい能力を獲得できるかが重要なテーマとなりました。欧米の企業で浸透している「知性や能力が一生をかけて成長を遂げていく」という考えの成人発達理論は、近年日本でも注目されるようになっております。この理論を交え、ミドル層が既存の業務を離れずに能力の成長を図るための育成体系の設計についてお伝えします。
―― 今回の貴社講演はどのような課題をお持ちの方向けの内容でしょうか?
現在は、新人若手研修や、マネージャー研修の企画運営に多くのエネルギーが投入されていますが、それだけで十分でしょうか。働く期間が長くなり、経営環境が大きく変わる中で、ミドル以降も成長できる環境が必要だと感じている企業の人材開発担当の方を対象にした内容です。限られた予算の中で、それぞれの状況に合わせて、説得力のある内容を企画するにはどうすればいいのか、そういった問題意識をお持ちの方に特に役立てると思います。
―― 今回の講演の聞きどころ・注目すべきポイントをお聞かせください。
現在注目を浴びている成人発達理論や、アントレプレナーシップの考え方を用います。従来のキャリア系の内容に寄らない点に、特にご注目ください。また、オンラインを活用し、実用的でありながら、コストを抑える方法もポイントになります。インテグラル理論に関しても少しご紹介します。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
優れた専門家にご登壇いただいた企業内教育・起業家教育のコンテンツを自社制作し、企業や研修ベンダーの皆さんに発信しています。コロナによって、何を得られたかを考えた際に、オンラインを活用したコミュニケーションの普及が挙げられます。米国の事例を視察し、オンラインコンテンツに一早く取組み、企業研修のニーズを汲み取る中で得た経験から、新しくご提案する内容をぜひヒントとしていただければと考えています。
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