入賞・受賞者
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本年度は355件の応募の中から、厳正なる選考を経て39件が入賞。さらに6,718人からの投票、選考委員会による最終選考を経て、14件の最優秀賞・優秀賞が決定しました。
最優秀賞・優秀賞
企業人事部門 最優秀賞
本田技研工業株式会社
「自律型コミュニティ」×「Gen-AIエキスパート制度」が切り拓く。Hondaらしい風土への改革
本田技研工業株式会社
「自律型コミュニティ」×「Gen-AIエキスパート制度」が切り拓く。Hondaらしい風土への改革

取り組みの背景にある狙い、理念
生成AIは、業務効率化にとどまらず大きな価値創出の可能性を持つ一方で、その技術を「どこで」「誰が」使いこなすかという全体的な視点よりも、領域ごとに個別最適での活用にとどまっていた。AIに関する知見や経験を持つ人材が全社的に十分に認知・評価されているとは言えず、その活用も限定的だった。
取り組みの概要
口コミ中心のIT技術コミュニティ「Borders」と、社内初となる「Gen-AIエキスパート認定制度」によって、AI人材の発掘とプロジェクトニーズのマッチング機能を仕組み化。人とプロジェクトの最適配置、全社横断でのプロジェクト支援や管理を実現、個の“学びと挑戦”を後押するHondaらしい風土改革プラットフォームへと進化した。
実際に得られた成果・変化
施策の活動開始から1年で50件以上の生成AIプロジェクトを支援し、開発・品質・生産・営業・人事など、全社の幅広い領域で業務効率化や品質向上、意思決定支援といった成果が得られた。
詳細情報
企業人事部門 優秀賞
エーザイ株式会社
Human Capital Report から始まる社内外コミュニケーションの賦活化と人財戦略の実践
受賞者からのコメント
このたびは大変名誉ある「HRアワード」において優秀賞をいただき、ありがとうございます。私たちはHuman Capital Reportを起点に、開示と実行を結びつける人的資本経営改革を推進してきました。これは単なる情報公開ではなく、様々なフィードバックを戦略に素早く反映しながら実践を積み重ねる「挑戦と進化のサイクル」です。
社員一人ひとりの主体的な挑戦が企業の変革を生み、その変革が社会を動かす――そうした連鎖こそが、人的資本経営の真価であると考えています。エーザイはこのサイクルをさらに加速させ、日本における人的資本経営の新しいスタンダードを提示し、日本社会全体の変革をリードする気概で頑張ってまいります。改めまして受賞に心より感謝申し上げます。
エーザイ株式会社
Human Capital Report から始まる社内外コミュニケーションの賦活化と人財戦略の実践

取り組みの背景にある狙い、理念
2023年、「ありのまま」をコンセプトに製薬業界初の人財に特化した報告書「Human Capital Report 2023(HCR2023)」を発出した。社内外からのフィードバックを糧に、「ありのまま」をより際立たせHCR2024を発出した。
取り組みの概要
HCR2024は、「ターゲット(読者)を社員に設定」「約50名の社員インタビュー」「4つの課題を明示」「グローバルな視点を鮮明に」「人的資本経営の達成度を測る最重要KPIとして、E-HCIを開発・開示」「内部通報や懲戒件数についても公表」という特徴があり、120ページ超となった。
実際に得られた成果・変化
HCR2024発出後には様々な普及活動に取り組み、社員アンケートでは、回答者の73%から「全体または一部を読んだ」との回答を得た。また、ダウンロード数は14,000超(5月末時点)で、他企業や投資家、アカデミアなど、新たに約750名とのコミュニケーションが実現した。
詳細情報
https://www.eisai.co.jp/ir/library/annual/pdf/pdf2024hcr.pdf
企業人事部門 優秀賞
名古屋鉄道株式会社
目標は「介護離職ゼロ」-家族とキャリアへの想いを叶える フルパッケージの介護支援プログラム
受賞者からのコメント
名古屋鉄道は、地域に密着した事業を展開し、介護を必要とする高齢者も含めて、だれもが暮らしやすいまちづくり・社会づくりに取り組んできました。従業員が介護と仕事を両立できる会社づくりは、地域貢献の一つの形と考えます。
制度拡充を進めていく中で「会社が介護に力を入れていると聞いて勇気を出して電話しました」などと相談を受けることが増えました。会社は介護を応援してくれる、と従業員に思ってもらえるようになってきたと捉えています。
介護は普遍的な社会課題ですが、今回評価をいただけたのは、「50代が半数以上の労務構成」という自社特有の課題に向き合って、取り組みを繋いでこられたからだと思います。
まだまだ社内浸透は道半ばで、当事者にならないと関心が持ちづらく「周囲の理解を得づらい」という人も多いです。今回の受賞を追い風に、社内外へ介護支援の取り組みを発信し、互いに助け合う風土を醸成し「介護離職ゼロ」を目指します。
名古屋鉄道株式会社
目標は「介護離職ゼロ」-家族とキャリアへの想いを叶える フルパッケージの介護支援プログラム

取り組みの背景にある狙い、理念
当社は従業員の半数が50歳以上で、社内調査で「介護が必要な親族がいる」と答えた人が約2割に上ります。介護による退職者は年間5人程ですが、潜在層も相当数いると考え、「介護離職ゼロ」をKPIに掲げ制度拡充に踏み込んでいます。
取り組みの概要
2023年度には介護休業を1年から5年に延長。介護短日数勤務(法定3年)については期間「無制限」に。翌年度には要支援/要介護者を扶養する従業員に月額3万円の手当支給を開始。25年度には介護休業期間中の1年間は給与の二分の一を補償する制度を新設し、介護休暇を5日→12日に拡大。加えて介護支援マニュアルを作成し、外部専門窓口も設けるなど、休業制度の充実、経済的・心理的不安の軽減など手厚い支援を実現してきました。
実際に得られた成果・変化
実際に介護と仕事を両立するケースや、相談から離職防止に繋がった事例もあります。制度拡充と周知を進めたことで、「将来の介護を見据えた時に安心して働ける」との声も出ています。
詳細情報
企業人事部門 優秀賞
中外製薬株式会社
キャリアは“手挙げ”で創る時代へ
全社員の主体性とキャリア自律を加速させる「人事制度改革」
受賞者からのコメント
私たちの人事改革は、「個を描き、個を磨き、個が輝く」未来の実現を目指すものです。そのために、全ポジションの職務(ジョブ)を見える化し、社員が自らの意思でキャリアを切り拓くジョブポスティング制度へ全面移行するという大きな決断をいたしました。
開始わずか半年で、全社員の約2割にあたる1,400名以上が自ら手を挙げ、687名が合格となり新たなキャリアへと踏み出しています。この度の栄誉は、変化を恐れず挑戦した全社員の努力の賜物です。マネジャー層にも、部下のキャリア自律を支援し、新たな人材を獲得する意識が醸成されています。
これからも社員と共に成長し、「患者中心の高度で持続可能な医療の実現」という理念を果たしてまいります。
中外製薬株式会社
キャリアは“手挙げ”で創る時代へ
全社員の主体性とキャリア自律を加速させる「人事制度改革」

取り組みの背景にある狙い、理念
コア・バリューである「患者中心」の理念の実現には、社員一人ひとりの成長が不可欠である。この考えに基づいて、社員の「主体性」と「自律」を最大限に引き出し、キャリア自律を促すための人事制度へ大きく舵を切った。
取り組みの概要
一般社員へのジョブ型導入と雇用上限年齢の撤廃により、全世代の適所適財を推進。キャリア形成は、会社主導の異動から社員が自ら手を挙げる「ジョブポスティング」に全面シフトした。AIで作成・公開した約2200の職務記述書が仕事を見える化し、キャリア選択を後押ししている。さらにOKRの思想を基にした評価制度を導入し、高い目標への挑戦と共創を促す。
実際に得られた成果・変化
ジョブポスティングでは運用開始から既に約1600の応募あり、20代から60代までの800名が異動を実現。キャリア自律の機運が急速に高まっている。全社員の職務と目標の可視化は、社員間の共創や切磋琢磨を生み出し、組織全体の価値向上につながっている。
詳細情報
企業人事部門 最優秀個人賞
西田 政之氏
YKK AP株式会社 専務執行役員CHRO
受賞者からのコメント
このたびは栄えある賞を賜り、心より感謝申し上げます。今回の受賞は、私個人よりも、人と文化を信じて育む「土壌づくり」への励ましだと受け止めています。
経営には、数値で見える成果と、信頼や理念といった見えにくい基盤整備の両立が欠かせません。いまは、下位欲求の充足から自己実現へ至るマズロー型の発想よりも、ヴィクトール・フランクルの説く「意味への意思」が人を動かす時代だと考えます。CHROの役割は、その意味を共に見いだし、ストーリーとして共有し、制度と文化の両面から息づかせることにあります。土地本来の生命力を信じ、生きた土壌を育むように、人と組織の可能性を引き出す。その積み重ねが、YKK精神である「善の巡環」を形づくると信じています。
「善の巡環」を実感できる場づくりに、なお一層努めてまいります。

(にしだ・まさゆき)1987年、金融分野からキャリアをスタート。2004年にマーサーへ転じ、2013年 同社取締役COO。ライフネット生命保険、カインズ、ブレインパッドなどでCHROを歴任。2025年6月より現職。若手の次世代リーダーを育成する私塾も運営している。
書籍部門 最優秀賞
新版 組織行動の考え方
著者:金井 壽宏、高橋 潔、服部 泰宏/出版社:東洋経済新報社
受賞者からのコメント
組織行動という学問を広め、経営学系の科目として定着するきっかけを作った本書。旧版が出されて20年がたち、新たな6つの章を書下ろして、大幅改訂を行いました。
20年の長きにわたって読み続けられてきた年月の重みに加えて、改訂作業に2年間を要し、組織行動という分野を新しい視点で体系的に学ぶことができます。経営の中心となるヒトの問題を、学問の助けを借りてしっかりとわかり、自分の考えをもっていくために、初めての人からベテランの人まで、必携となるものでしょう。
欧米の概念を輸入し紹介することばかりにかまけていた著者一同、これまでの反省を込めて、ジャパネスクと東洋風の味つけを加え、和洋折衷の経営学を目指してきた努力が、ひとつの形に結実しました。
旧版を執筆した金井と高橋に加えて、日本の経営学の発祥である神戸大学(神戸学派)の伝統を承継する服部が執筆陣に加わり、伝統と未来が融合する新しい学のマリアージュとなっています。
新版 組織行動の考え方
著者:金井 壽宏、高橋 潔、服部 泰宏/出版社:東洋経済新報社

「組織行動(OB)」とは、経営学の必須科目の1つであり、人と組織に焦点を当てて企業の経営力を高める方法を考える学問である。
本書では、人材採用、キャリアデザイン、モチベーション、ストレスマネジメント、人事評価、リーダーシップ、チームワーク、組織文化などの各トピックについて、それぞれ学問的な背景を押さえつつも、個々のビジネスマン、管理職、人事担当者、経営者といった人々が、それぞれの立場で日々の実践に役立てられるように書かれている。
本書全体を通したテーマは、組織行動を学ぶことが個人の元気のもととなり、組織にエネルギーを与え、日本という国を元気にすることである。
MBA定番のテキストを20年ぶりに大幅改訂。最新の事例や研究成果を盛り込みつつも、読み物としても楽しめる一冊。
詳細情報
書籍部門 優秀賞
企業変革のジレンマ 「構造的無能化」はなぜ起きるのか
著者:宇田川 元一/出版社:日本経済新聞出版(日経BP)
受賞者からのコメント
成熟した企業がなぜ停滞に陥り、どうすれば変革できるのか。前著から三年、この問いに悩み続け、時に書けなくなるほど苦しみながら取り組んできました。その過程でたどり着いたのが「構造的無能化」という問題です。そこには組織が慢性疾患のように機能不全を抱え、表面的なV字回復では解決できない構図があります。
しかし、複雑に絡み合うプロセスを一つずつ紐解き、根気強く向き合う以外に道はありません。この変革をリードする立場の経営層に加え、人事をはじめ経営企画や研究開発など支援機能が連携して伴走することが不可欠です。
本書が人事部門の方々からも評価を得たことは、この先の日本企業の変革の可能性が広がりつつあることを感じました。この先も、迷いを持ちながらも探究を深めて、より良い企業経営の実現のために貢献していきたいと思います。
企業変革のジレンマ 「構造的無能化」はなぜ起きるのか
著者:宇田川 元一/出版社:日本経済新聞出版(日経BP)

イノベーションが生まれない、事業変革が進まない、利益率が低下し続けている──。事業最適化・効率化がもたらす組織の断片化により、視点が硬直化し、必要な変化が滞るという企業変革のジレンマを、私たちはどうすれば克服できるだろうか。
本書はデビュー作『他者と働く』で異例の大反響を呼んだ注目の経営学者が、〈構造的無能化〉という独自のキーワードをもとに、いま多くの日本企業が直面する「必要な変化が生まれない」という組織の慢性疾患のメカニズムを丁寧に解き明かし、状況打開への道筋を示す、まったく新しい企業変革論。
経営層、ミドル層、メンバー層によらず、組織に集う一人ひとりが自ら考え、実行する力を回復し、自分たちの働く組織をよりよいものにできるという実感を持つにはどうすればいいか。本書はその難問に、正面から取り組もうとするものである。経営者だけでなく、日々現場で戦うリーダーたちから多くの共感を集めた一冊。
詳細情報
書籍部門 優秀賞
5000の事例から導き出した「人的資本経営大全」ー日本企業最後の伸びしろ
著者:田中 弦/出版社:東洋経済新報社
受賞者からのコメント
この本を書こうと思ったきっかけは、「世の中の転換点にいたい」という私の強い動機からでした。全上場企業に対して有価証券報告書内で人的資本開示を行うことが義務化されるというのは、これまでにない大きな転換です。
日本は2040年に全産業合計で約1100万人の人が足りなくなる“大人手不足時代”に突入します。人的資本経営はこの大きなピンチに対して、個人が持つスキルや能力を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出し立ち向かうために欠かせない経営手法だと私は考えます。
私はこの経営手法が大好きです。
個人の可能性を発見し、自ら変化を起こし、集団の力が高まり組織が一丸となり、それが伝播して次の“最高の集団”を生み出す。これが次の素晴らしい時代をつくることにつながると信じています。
10年後に「あのときから日本企業は復活した」とみなさんで乾杯できる日がくると願っています。そして本書がその一助となれれば幸いです。
この度は栄えある賞を誠にありがとうございました。
5000の事例から導き出した「人的資本経営大全」ー日本企業最後の伸びしろ
著者:田中 弦/出版社:東洋経済新報社

組織は結局、人がすべて。「人」と「環境」にどう投資すべきか?
日本でいちばん詳しい、「人的資本経営」の超実践書。
本書は「人的資本経営専門家」として上場企業の人的資本経営コンサルティングを手がけ、メディア等で幅広く情報発信も行うUnipos株式会社代表・田中弦の独自見解をまとめた一冊である。
国内外5,000件以上の事例を全て読み込んで見つけた“珠玉の人的資本開示”紹介に加え、人的資本経営が必要な日本ならではの社会的背景や、上場企業経営者である田中自身が独自に編み出した『人の力で経営目標を達成するための実践方法』を解説。
さらに、『人材版伊藤レポート』起草者である伊藤邦雄氏など5人の有識者とおこなった特別対談も収録。
日本は2040年に労働人口1100万人不足という“超人手不足社会”に突入する。この危機を乗り越え、日本社会を良くしたいと考えるすべての人におくる一冊だ。
詳細情報
人材採用・雇用部門 最優秀賞
株式会社YOUTRUST
転職市場に出る前の優秀な人材を、先手で採用できる「YOUTRUST」
受賞者からのコメント
YOUTRUSTは、「日本のモメンタムを上げる 偉大な会社を創る」というビジョンのもと、キャリアSNSを通じて人と人とのつながりを可視化し、新たな出会いや可能性を生み出す挑戦を続けてきました。
現在、約40万人のユーザーと1,500社を超える企業の皆さまにご利用いただいており、従来の採用手法では出会えなかった潜在層や優秀な人材とも、“つながり”を起点に早期から関係性を築くことが可能になっています。
採用とは、単なる人員補充といった「点」の活動ではなく、未来を見据えた「線」の活動です。必要な人材を惹きつけ、信頼を軸に関係性を築いていくことこそが、持続的な組織成長の鍵を握っています。
YOUTRUSTは、その「線」を描くためのプラットフォームとして、企業と個人の可能性をひらき、挑戦の後押しをしていきます。
これからも私たちは挑戦を止めることなく、モメンタムを原動力に、日本の採用の未来を切り拓いてまいります。
株式会社YOUTRUST
転職市場に出る前の優秀な人材を、先手で採用できる「YOUTRUST」

YOUTRUSTは、社員や経営陣の人脈を活用し、“応募前”の転職潜在層と関係性を築けるネットワークリクルーティング型サービスです。求人やスカウトより前の段階で接点を持つことで、優秀な人材に先回りでアプローチ。競合より早く関係を築き、採用成功の確度を高めることができます。
特長
- 社員のSNS上のつながりを介して、知人や知見のある候補者をスカウトできる
 - 候補者が事前に企業や社員を知り、納得した上で接点を持つことで選考の質が高まる
 - 転職意向が芽生えた瞬間に、構えず自然にアプローチできる関係がつくれる
 
詳細情報
人材採用・雇用部門 優秀賞
株式会社Sales Marker
個人の実現したいキャリアに基づいた採用戦略
「インテントリクルーティング」を実現する「Recruit Marker」
受賞者からのコメント
当社は、「全ての人と企業が、既存の枠を越えて挑戦できる世界を創る」というパーパスのもと、AIとインテントデータを活用し、社会に新しい可能性をもたらすことを目指しています。
今回の受賞は、私たちが提唱する"インテントリクルーティング"という新しい採用モデル、そして“野望型採用”という思想が評価されたものと受け止めています。人と企業が出会う瞬間は、その後の人生や事業を大きく変える分岐点です。その接点を、従来の効率や数の論理ではなく、双方の想いとビジョンを尊重する形へと進化させることこそ、持続的な成長につながると信じています。
そして私たちが次に目指すのは、「採用AIオーケストレーション」です。企業と候補者をつなぐだけではなく、マルチAIエージェントが人と企業の挑戦をつなぎ、採用そのものを再定義していく未来を描いています。
この度の受賞を励みに、採用現場の課題解決を超えて、日本の採用文化に新しいスタンダードを築き、社会全体の成長に貢献してまいります。
株式会社Sales Marker
個人の実現したいキャリアに基づいた採用戦略
「インテントリクルーティング」を実現する「Recruit Marker」

候補者の行動から転職の“兆し”(インテント)をAIが捉え、最適なタイミングと手段でパーソナライズしたアプローチができるプラットフォームです。タレントプールについても再接触が可能。採用の機会損失を減らしながら、“インテントを起点に未来の仲間と出会う採用活動”を実現させます。
特長
- 候補者の行動から転職の兆し(インテント)を読み取り、アプローチ対象者を可視化
 - AIエージェントが訴求内容やタイミングを最適化し、返信率や面談化率の向上を支援
 - インテントに応じたシーケンス設計により、候補者との継続的な接点づくりを実現
 
詳細情報
人材開発・育成部門 最優秀賞
株式会社ベネッセコーポレーション
AIマッチングを用いて他社の女性リーダー達との出会いを提供、
キャリア意欲を5倍に引き上げる「withbatons」
受賞者からのコメント
このような大変名誉ある賞をいただきありがとうございます。このサービスは、私自身が出産をした15年前に、子を抱きながら空を見上げて「自分のキャリアはこれからどうなるんだろう」と途方に暮れていたところからスタートしました。そこから長い時を経て、社内外の多くの方にご支援を頂いて昨年上市し、このような多くの方からのご支持をいただけるサービスに成長しました。
こちらのサービスは、単にいろんな社外のロールモデルと出会えますよというものではなく、女性たちが自分のキャリアの軸をいろんな先輩女性の手を借りながら育てていく、自己効力感を育てる代理経験をお届けすることを中心においているサービスです。先輩の女性リーダーからバトンを受け取り、自分自身のキャリアアンカーを言語化していく、そこに注力し設計をしております。それが、効果として明確に数字で現れたということに安堵をしております。
お客さまである企業の皆様、メンターの皆様、メンティーの皆様、そして何よりチームのみんな、本当にここまで育てていただきありがとうございます。これからも、15年前の私と同じように迷い途方に暮れている女性の方とそのサポーターである企業の方に、しっかりとお届けしたいと思います。この度は誠にありがとうございました。
株式会社ベネッセコーポレーション
AIマッチングを用いて他社の女性リーダー達との出会いを提供、
キャリア意欲を5倍に引き上げる「withbatons」

女性活躍を推進する企業向けの画期的な社外メンタリングサービスです。多くの女性社員が管理職を敬遠する現状に対し、本サービスは700名以上の現役女性リーダーの中からAIが厳選した6名がメンターとなり、効果的なメンタリングを提供します。世代を超えて女性たちのバトンをつなぐ、「キャリアエコシステム」です。
特長
- 他社で働く現役女性リーダー達との出会いが「代理経験」を生み、自己効力感を高める
 - 独自開発した高精度なAIマッチングにより、その人に最適な6名の先輩と出会える
 - プログラムの結果、キャリア意欲は5倍に。さらに7割が「管理職になりたい」と回答
 
詳細情報
人材開発・育成部門 優秀賞
東日本旅客鉄道株式会社
社内外のロールパーツとの出会いを提供する
ワーキングマザー向けキャリア形成支援サービス「PeerCross」
受賞者からのコメント
私自身のキャリアの停滞、いわゆるマミートラックに陥った原体験から「価値観、境遇の近い励まし合える社外の仲間がいたら」というアイデアをJR東日本の新事業創造プログラム「ON1000」に応募し、PeerCrossは生まれました。
PeerCrossは「変化を前向きに楽しめる社会へ」をビジョンに掲げているワーキングマザー向けキャリア形成支援サービスです。マッチングによる1On1と座談会を提供し、現在約40社がご利用中です。Peer(対等)な出会いの中で気軽に越境し応援しあえる温かいコミュニティで、様々なロールパーツからキャリアを考えることができ、次々と行動変容が生まれています。
2025年7月からはライフイベント前の女性も利用できる「&bloom」を開始し、利用者範囲を拡大しました。
道のりは長いですが、今回の受賞を契機にPeerCrossらしく築いてきたコミュニティ、PeerCross利用者、人事の皆様とともに誰もが活躍できる社会に変え、「女性活躍」を死語にする未来を目指します。
東日本旅客鉄道株式会社
社内外のロールパーツとの出会いを提供する
ワーキングマザー向けキャリア形成支援サービス「PeerCross」

価値観・境遇の近い社内外の女性とのマッチングと座談会を通じ、「Peer(対等)」に共感しあい、意識変容・行動変容を起こすサービスです。ワーキングマザーやライフイベント前の女性など、当事者向けのサービスとして、個人の状況に応じた前向きなキャリア形成につながる出会いを提供し、女性活躍推進を支援します。
特長
- 約40社が参加、累計6,000組以上のマッチングが成立している1on1マッチング
 - 満足度90%超!気軽に参加でき、キャリアとライフのリアルな情報を得られる座談会
 - 約7割が管理職への昇進意欲のある利用者、社内外のネットワーキングを手間なくDX化
 
詳細情報
組織変革・開発部門 最優秀賞
株式会社Smart相談室
メンタル不調になる前に従業員をサポート
いつでも・なんでも・何度でも気軽に相談できる「Smart相談室」
受賞者からのコメント
当社は「働く人のモヤモヤを解消し、個人の成長と組織の成長を一致させる」をミッションに、法人向けオンライン対人支援プラットフォームを展開しています。
社外相談窓口サービス「Smart相談室」は、不調に至る前の小さな悩みや不安の芽を早期に解消し、メンタル不調の未然防止を実現するサービスです。仕事やプライベート、健康やお金、さらには言葉にならない感情まで、幅広い「モヤモヤ」に対して、カウンセリング・コーチング・ティーチングといった多角的なアプローチで寄り添います。「調子を崩す前に従業員をサポートすることはできないか?」という私自身の原体験から生まれ、現在では15万人以上の働く人を支援しています。
私たちは選択肢があふれる社会に生きています。だからこそ、一人ひとりが納得して意思決定できることが重要です。今後さらに社会は豊かになり、選択肢も増えていくでしょう。その多くが幸せな人生につながるよう、これからも働く人と企業を支えてまいります。
株式会社Smart相談室
メンタル不調になる前に従業員をサポート
いつでも・なんでも・何度でも気軽に相談できる「Smart相談室」

「Smart相談室」は、従業員の小さな悩みや違和感といった不調の兆候に対し、早期に対応することでメンタル不調を未然に防ぐ社外相談窓口サービスです。250名以上の社外の専門家に「いつでも・どこでも・なんでも・何度でも」相談できる場を提供することで、プレゼンティーズムの改善や離職・休職防止に寄与します。
特長
- 利用者の約7割が生産性向上を実感したと回答、プレゼンティーズム解消にも効果
 - 相談の「気軽さ」と「対応分野の幅広さ」によって、月平均4.2%と高い利用率を実現
 - 従業員のプライバシーを守りながら、傾向・件数などを匿名で可視化。組織改善に役立つ
 
詳細情報
組織変革・開発部門 優秀賞
クアルトリクス合同会社
顧客や従業員の声を改善に活かし、企業価値向上に繋げる統合ソリューション「Qualtrics XM」
受賞者からのコメント
人的資本経営の実現には、組織や個人のパフォーマンスを阻害する要因へ的確に対処し、その打ち手が事業に与える影響を正しく理解することが不可欠です。
 
クアルトリクスは、全社一斉のエンゲージメント調査にとどまらず、入社から昇進・退職に至るライフサイクル全体の状況を把握し、従業員一人ひとりが抱える課題の解決を支援すると共に、改善施策が顧客満足度や事業業績に与える影響までを可視化します。
これにより人事施策の経営インパクトを客観的な根拠をもって証明し、経営層が確信を持って戦略的な人材投資の意思決定を下せるよう、力強く後押しします。
私たちはテクノロジーカンパニーですが、企業の真の課題解決にはHR領域における専門家の知見こそが重要と考え、「人」による支援に重きを置いていることも特徴の一つです。
 
今回の受賞を励みに、今後も従業員一人ひとりの声を企業の持続的成長へと繋げるご支援に邁進してまいります。
クアルトリクス合同会社
顧客や従業員の声を改善に活かし、企業価値向上に繋げる統合ソリューション「Qualtrics XM」

組織全体へのエンゲージメント調査、従業員の重要な瞬間を追うライフサイクル調査、これらによる従業員体験の向上、その先の顧客体験・企業価値向上を目指すソリューションです。従業員・顧客体験・ビジネス指標に影響を与える要素をAIも用いて統合的に分析し、企業の「事業戦略・人材戦略実現」に貢献します。
特長
- 全体・個別の調査で従業員の体験を捉え「確かな従業員体験向上」を実現
 - 従業員体験とビジネス指標をつなぎ「事業に貢献する組織変革」を導く
 - 「次の一手」を、テクノロジーと人(専門家)のハイブリッドでご支援
 
詳細情報
入賞者一覧
企業人事部門
書籍部門
プロフェッショナル部門
人材採用・雇用部門
人材開発・育成部門
組織変革・開発部門
エーザイ株式会社
Human Capital Report から始まる社内外コミュニケーションの賦活化と人財戦略の実践

取り組みの背景にある狙い、理念
2023年、「ありのまま」をコンセプトに製薬業界初の人財に特化した報告書「Human Capital Report 2023(HCR2023)」を発出した。社内外からのフィードバックを糧に、「ありのまま」をより際立たせHCR2024を発出した。
取り組みの概要
HCR2024は、「ターゲット(読者)を社員に設定」「約50名の社員インタビュー」「4つの課題を明示」「グローバルな視点を鮮明に」「人的資本経営の達成度を測る最重要KPIとして、E-HCIを開発・開示」「内部通報や懲戒件数についても公表」という特徴があり、120ページ超となった。
実際に得られた成果・変化
HCR2024発出後には様々な普及活動に取り組み、社員アンケートでは、回答者の73%から「全体または一部を読んだ」との回答を得た。また、ダウンロード数は14,000超(5月末時点)で、他企業や投資家、アカデミアなど、新たに約750名とのコミュニケーションが実現した。
詳細情報
https://www.eisai.co.jp/ir/library/annual/pdf/pdf2024hcr.pdf
本田技研工業株式会社
「自律型コミュニティ」×「Gen-AIエキスパート制度」が切り拓く。Hondaらしい風土への改革

取り組みの背景にある狙い、理念
生成AIは、業務効率化にとどまらず大きな価値創出の可能性を持つ一方で、その技術を「どこで」「誰が」使いこなすかという全体的な視点よりも、領域ごとに個別最適での活用にとどまっていた。AIに関する知見や経験を持つ人材が全社的に十分に認知・評価されているとは言えず、その活用も限定的だった。
取り組みの概要
口コミ中心のIT技術コミュニティ「Borders」と、社内初となる「Gen-AIエキスパート認定制度」によって、AI人材の発掘とプロジェクトニーズのマッチング機能を仕組み化。人とプロジェクトの最適配置、全社横断でのプロジェクト支援や管理を実現、個の“学びと挑戦”を後押するHondaらしい風土改革プラットフォームへと進化した。
実際に得られた成果・変化
施策の活動開始から1年で50件以上の生成AIプロジェクトを支援し、開発・品質・生産・営業・人事など、全社の幅広い領域で業務効率化や品質向上、意思決定支援といった成果が得られた。
詳細情報
名古屋鉄道株式会社
目標は「介護離職ゼロ」-家族とキャリアへの想いを叶える フルパッケージの介護支援プログラム

取り組みの背景にある狙い、理念
当社は従業員の半数が50歳以上で、社内調査で「介護が必要な親族がいる」と答えた人が約2割に上ります。介護による退職者は年間5人程ですが、潜在層も相当数いると考え、「介護離職ゼロ」をKPIに掲げ制度拡充に踏み込んでいます。
取り組みの概要
2023年度には介護休業を1年から5年に延長。介護短日数勤務(法定3年)については期間「無制限」に。翌年度には要支援/要介護者を扶養する従業員に月額3万円の手当支給を開始。25年度には介護休業期間中の1年間は給与の二分の一を補償する制度を新設し、介護休暇を5日→12日に拡大。加えて介護支援マニュアルを作成し、外部専門窓口も設けるなど、休業制度の充実、経済的・心理的不安の軽減など手厚い支援を実現してきました。
実際に得られた成果・変化
実際に介護と仕事を両立するケースや、相談から離職防止に繋がった事例もあります。制度拡充と周知を進めたことで、「将来の介護を見据えた時に安心して働ける」との声も出ています。
詳細情報
株式会社中西製作所
専任ゼロで43人を採用! 選考と切り離した「共育型キャリア支援プログラム」

取り組みの背景にある狙い、理念
中西製作所は、就活早期化の進行により、学生が学びより就活優先に追われる現状に課題意識を持っていた。給与やブランドなど条件面での差別化が難しい中、兼任1人体制で、選抜ではなく育成から始める採用へと大胆に転換。「いただきますの未来をつくる」をスローガンに掲げ、人的資本への先行投資として、新たな採用モデルの構築に踏み切った。
取り組みの概要
学歴や地域を問わず、誰もが無料で参加できる共育型キャリア支援プログラムを通年隔月で開催。プロ講師による非認知スキル育成、異分野交流(越境学習)、社員とのキャリア対話を完全オンラインで実施。学生が自らの成長を実感し、進路を切り拓く設計とした。
実際に得られた成果・変化
のべ97人が参加し、43人の採用(例年比約4倍)を実現。2回以上参加した学生の辞退はわずか1人。現在は兼任3人体制に拡大し、全国各地や海外からの参加も増加している。今後も「育てる企業」として、いただきますの未来をつくり続けていく。
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アサヒロジスティクス株式会社
物流のドライバー不足は人材育成で解消!
業界の未来を支える、充実したドライバーデビュー支援

取り組みの背景にある狙い、理念
物流業界では深刻なドライバー不足に加え、時間外労働上限規制がさらにこの課題を加速させている。アサヒロジスティクスは10年前から「育成によるドライバー創出」を基本方針に掲げてきた。これは、待遇競争や引き抜きといった“獲得競争”とは一線を画し、業界全体の持続的な発展を目指すものである。
取り組みの概要
主に3施策を進めている。一つ目は職業イメージの向上。退職金・住宅購入支援、管理職登用の明確化などに取り組んでいる。二つ目は未経験者向け支援。自社研修やAT車導入で育成を強化している。三つ目は女性向け支援で、女性専用トラックの開発やサポートチームによる環境改善に努めている。
実際に得られた成果・変化
ドライバー数は、2023年3月末の2,340名から2025年3月末には2,731名へと、2年間で17%増加した。女性ドライバーの増加は同期間で140名から223名に増え、全体の8.2%を占める。これは業界平均の3.4%を大きく上回る数字である。
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中外製薬株式会社
キャリアは“手挙げ”で創る時代へ
全社員の主体性とキャリア自律を加速させる「人事制度改革」

取り組みの背景にある狙い、理念
コア・バリューである「患者中心」の理念の実現には、社員一人ひとりの成長が不可欠である。この考えに基づいて、社員の「主体性」と「自律」を最大限に引き出し、キャリア自律を促すための人事制度へ大きく舵を切った。
取り組みの概要
一般社員へのジョブ型導入と雇用上限年齢の撤廃により、全世代の適所適財を推進。キャリア形成は、会社主導の異動から社員が自ら手を挙げる「ジョブポスティング」に全面シフトした。AIで作成・公開した約2200の職務記述書が仕事を見える化し、キャリア選択を後押ししている。さらにOKRの思想を基にした評価制度を導入し、高い目標への挑戦と共創を促す。
実際に得られた成果・変化
ジョブポスティングでは運用開始から既に約1600の応募あり、20代から60代までの800名が異動を実現。キャリア自律の機運が急速に高まっている。全社員の職務と目標の可視化は、社員間の共創や切磋琢磨を生み出し、組織全体の価値向上につながっている。
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積水ハウス株式会社
社員の自律と成長を支援する「キャリアコーチプログラム」
~2年間で254人がキャリアコーチ資格を取得~

取り組みの背景にある狙い、理念
全社で導入する年5回のキャリア面談に対して、「やり方がわからない」「マンネリ化している」といった声が上がるなど、面談の質の向上が課題だった。部下一人ひとりの自律的成長を促すには、管理職のコーチングスキル向上が不可欠だと考えた。
取り組みの概要
部長クラスを対象に「キャリアコーチプログラム」を開始。外部専門家によるコーチング研修と社内資格認定、AIツールによる実際の面談の分析・可視化、という二つの柱で構成される。管理職が自身の面談スキルを客観的データで把握し、改善できる仕組みを構築した。
実際に得られた成果・変化
プログラム開始から2年間で254人がキャリアコーチ資格を取得(2025年6月末現在)。2025年度は210人程度の受講者を見込んでおり、現任の部長クラスは本年度で受講が完了する。AI分析によって面談スキルの明確な向上が確認されたほか、部下へのアンケートでも「面談を通じて行動が変わった」といった好意的な声が多数寄せられた。
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NTT西日本株式会社
「越境&共創」を活用した
新たな価値創造人材の育成×挑戦文化の構築による人材開発・組織変革

取り組みの背景にある狙い、理念
NTT西日本は、固定音声収入の減少を受け、新たな価値創造に挑む企業への成長をめざしている。課題として「社員の意識と行動の改革」「挑戦文化の構築」を設定し、「共創&越境」をテーマに複数の施策を展開した。
取り組みの概要
2022年に開設したオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」では、年間400回以上のイベントやゼミ活動等を通じて社内外の共創人材を育成している。また、社員の越境活動を促すため、社内ダブルワークや社外副業(兼業)制度を拡充。越境活動を推進する社員と上司を称賛する「E-1グランプリ」も創設した。
実際に得られた成果・変化
社内全体の挑戦マインド及び社外から見たNTT西日本の企業イメージが向上。QUINTBRIDGEには社員の10%以上が登録し、3年間で115件の共創が生まれた。社内ダブルワークは2019年の29人から2024年には305人に増加。副業申請も大幅に増加した。E-1グランプリには60件の応募があった。
詳細情報
ダイハツ工業株式会社
誰もが当たり前にデジタルツールを使いこなす
「人にやさしいみんなのデジタル」実現を目指すDX人材育成

取り組みの背景にある狙い、理念
急激な環境変化に柔軟かつスピーディに対応し、競争力を強化するために組織体制を新たにすると同時に、「人にやさしいみんなのデジタル」をスローガンとしてDX推進している。
取り組みの概要
製造工場においてAIを用いた課題解決推進のキーパーソンを2ヵ月で育成する取り組みや、BIツールのTableauを人に教えられるレベルの人材(DataSaber)を3ヵ月で育成する取り組み、業務課題を解決するアプリを実装できる人材を5ヵ月間で育成し、その後3年間はアプリ開発に専念し、アプリ開発のプロを目指す取り組みを実施した。
実際に得られた成果・変化
2025年6月末時点で、製造現場におけるAI人材育成研修の通算修了者は47名。DataSaberの通算認定者は65名となり、トヨタグループ内で最多となった。アプリ開発プロ人材育成研修の通算修了者は24名。これらの取り組みを通じて育成した人が職場に戻って活躍し、その人がまた新たな人を育てる好循環が生まれた。
詳細情報
九州電力株式会社
伝統的企業から革新的企業へ進化
一人ひとりの思いが未来を動かす、全社変革プログラム「QX」

取り組みの背景にある狙い、理念
変化の激しい時代において、未来を切り拓く力は「人」にあると確信。従来の「組織中心」から、「個人の思い(Will)と組織が結びつき、共に成長しながら価値を創出する」文化へと転換するため、全社的な企業文化変革「QX(Qden Transformation)」を始動。
取り組みの概要
「目指す姿の共有」「マネジメント変革(MX)」「学びと成長」の三本柱で展開。経営層のメッセージや全社研修で意識を浸透させ、MXではサーベイによる可視化と対話、管理職研修を体系的に実施。独自の学びの場「Q-learning」や部門横断のアクションラーニングで、一人ひとりの挑戦と成長を支える。
実際に得られた成果・変化
対象職場のエンゲージメントスコアが有意に上昇。「学びと成長」で設けた研修は、個人の思いで選び受講できる仕組みで、2年弱で延べ約2.5万人が参加。個の成長が組織の変革と価値創出を促し、日本の伝統的企業から、革新的企業への進化を促進している。
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世界標準の採用
著者:小野 壮彦/出版社:日経BP

採用のミスは、育成では取り戻せない ── 活況を呈する転職市場だが、日本企業は、経験者採用におけるノウハウの蓄積が、新卒採用と比べて薄い。それゆえ、年収5000万円クラスのエグゼクティブの採用に、係長クラスの面接官をあてるといった初歩的なミスも起こる。
世界から周回遅れの日本の経験者採用だが、伸びしろは大きい。日本の新卒採用は「働いたことのない若者の潜在能力を見抜く」という、世界に類を見ないポテンシャル採用。その秘めた力を経験者採用に生かせば、日本の採用力は世界に追いつき、追いこせる。
逆転のシナリオを描く著者は、グーグルなどグローバルトップ企業の採用に深く関わってきた、元ヘッドハンター。1980年代に遡るダイレクトスカウトの歴史から、採用を成功に導く社内体制の構築、スカウトメールの書き方からリファラルのコツまで、「採用をよくしたければ、これ1冊でいい」を目指した、新しい採用の教科書。
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問いから考える人材マネジメントQ&A
編著者:八代 充史、梅崎 修、倉重 公太朗、吉川 克彦/出版社:中央経済社

「なぜ配置転換が広く行われているのか?」「なぜ賃金制度を変更するのは難しいのか?」「なぜ年次別昇進昇格管理がなくならないのか?」「なぜ日本企業では雇用調整が難しいのか?」「在宅勤務は組織パフォーマンスを向上させるのか?」「早期退職制度は必要な人材を流出させていないか?」「人事部門は経営幹部の選抜にどのように関与しているのか?」「AIやHRテクノロジーは人材マネジメントをどのように変えるのか?」「ポスト・オフ後も中高年に活躍してもらうにはどうすればよいのか?」など、基本的・根本的なテーマから最近の話題まで、制度やルール、慣習、環境変化などさまざまな知識が求められる55の論点について、すべて4ページ以内で解説。
新たに人事部に配属された方が全体像をつかみたいときやベテランの方々が考え方のヒントを得たいときなど、さまざまな用途に対応できる1冊。
「経営学」「経済学」「労働法」の分野別解説も収録。
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新版 組織行動の考え方
著者:金井 壽宏、高橋 潔、服部 泰宏/出版社:東洋経済新報社

「組織行動(OB)」とは、経営学の必須科目の1つであり、人と組織に焦点を当てて企業の経営力を高める方法を考える学問である。
本書では、人材採用、キャリアデザイン、モチベーション、ストレスマネジメント、人事評価、リーダーシップ、チームワーク、組織文化などの各トピックについて、それぞれ学問的な背景を押さえつつも、個々のビジネスマン、管理職、人事担当者、経営者といった人々が、それぞれの立場で日々の実践に役立てられるように書かれている。
本書全体を通したテーマは、組織行動を学ぶことが個人の元気のもととなり、組織にエネルギーを与え、日本という国を元気にすることである。
MBA定番のテキストを20年ぶりに大幅改訂。最新の事例や研究成果を盛り込みつつも、読み物としても楽しめる一冊。
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企業変革のジレンマ 「構造的無能化」はなぜ起きるのか
著者:宇田川 元一/出版社:日本経済新聞出版(日経BP)

イノベーションが生まれない、事業変革が進まない、利益率が低下し続けている──。事業最適化・効率化がもたらす組織の断片化により、視点が硬直化し、必要な変化が滞るという企業変革のジレンマを、私たちはどうすれば克服できるだろうか。
本書はデビュー作『他者と働く』で異例の大反響を呼んだ注目の経営学者が、〈構造的無能化〉という独自のキーワードをもとに、いま多くの日本企業が直面する「必要な変化が生まれない」という組織の慢性疾患のメカニズムを丁寧に解き明かし、状況打開への道筋を示す、まったく新しい企業変革論。
経営層、ミドル層、メンバー層によらず、組織に集う一人ひとりが自ら考え、実行する力を回復し、自分たちの働く組織をよりよいものにできるという実感を持つにはどうすればいいか。本書はその難問に、正面から取り組もうとするものである。経営者だけでなく、日々現場で戦うリーダーたちから多くの共感を集めた一冊。
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イノベーションの科学―創造する人・破壊される人
著者:清水 洋/出版社:中央公論新社

デジタル化、AI化で刷新されていく世界……。
私の仕事は、日本の将来は、大丈夫?
各企業が、そして国が総力を挙げて取り組むイノベーション。将来への希望として、また経済成長の起爆剤として期待が寄せられる。一方で、イノベーションは「創造的破壊」とも言われるように、人々がこれまで構築してきたスキルや、生活の基盤を壊す側面もある。本書は「人」の観点からイノベーションを検討し、創造の促進は元より、破壊の打撃を軽減する方策を考察する。
創造する人、破壊される人の特徴とは? 抵抗と格差を縮小する教育投資、ミドル・シニア層のリスキリングとは? 希望と幸せのための二つのリスク・シェアとは?
イノベーション研究の第一人者である清水洋・早稲田大学教授が迫る。
社員の人材開発、リスキリングを検討するためのヒントが満載!
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ミンツバーグの組織論 7つの類型と力学、そしてその先へ
著者:池村 千秋/出版社:ダイヤモンド社

組織づくりの「アート」「クラフト」「サイエンス」とは――。
あらゆる業界で組織のあり方を再検討すべき時期に来ている。そのためには、まず、組織のデザインそのものから考え直さなければならない。主な組織形態、そこに作用する力、組織のライフサイクルなど、組織づくりに不可欠な視点を網羅した、まさにヘンリー・ミンツバーグ教授の集大成ともいえる決定版。
ミンツバーグ教授は、『MBAが会社を滅ぼす』『戦略サファリ』「戦略クラフティング」で知られる経営学の巨匠。本書は、世界中の経営者や研究者に読み継がれてきた未邦訳の名著を、半世紀にわたる組織観察の叡智を注ぎ込んでアップデートした最終版であり、待望の初邦訳となる。
ミンツバーグ教授ならではのウィットに富んだ、まさに知的教科書といえる。
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5000の事例から導き出した「人的資本経営大全」ー日本企業最後の伸びしろ
著者:田中 弦/出版社:東洋経済新報社

組織は結局、人がすべて。「人」と「環境」にどう投資すべきか?
日本でいちばん詳しい、「人的資本経営」の超実践書。
本書は「人的資本経営専門家」として上場企業の人的資本経営コンサルティングを手がけ、メディア等で幅広く情報発信も行うUnipos株式会社代表・田中弦の独自見解をまとめた一冊である。
国内外5,000件以上の事例を全て読み込んで見つけた“珠玉の人的資本開示”紹介に加え、人的資本経営が必要な日本ならではの社会的背景や、上場企業経営者である田中自身が独自に編み出した『人の力で経営目標を達成するための実践方法』を解説。
さらに、『人材版伊藤レポート』起草者である伊藤邦雄氏など5人の有識者とおこなった特別対談も収録。
日本は2040年に労働人口1100万人不足という“超人手不足社会”に突入する。この危機を乗り越え、日本社会を良くしたいと考えるすべての人におくる一冊だ。
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働くということ 「能力主義」を超えて
著者:勅使川原 真衣/出版社:集英社

他者と働くということは、一体どういうことか? なぜわたしたちは「能力」が足りないのではと煽られ、自己責任感を抱かされるのか?
著者は大学院で教育社会学を専攻し、「敵情視察」のため外資系コンサルティングファーム勤務を経て、現在は独立し、企業などの「組織開発」を支援している。本書は教育社会学の知見をもとに、著者が経験した現場でのエピソードをちりばめながら、わたしたちに生きづらさをもたらす、人を「選び」「選ばれる」能力主義に疑問を呈す。そこから人と人との関係を捉え直す新たな組織論の地平が見えてくる一冊である。
「著者は企業コンサルタントでありながら(!)能力と選抜を否定する。本書は働く人の不安につけ込んで個人のスキルアップを謳う凡百のビジネス本とは一線を画する」――村上靖彦氏(大阪大学大学院教授、『ケアとは何か』『客観性の落とし穴』著者)推薦。
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エシックス経営
著者:名和 高司/出版社:東洋経済新報社

「エシックス経営」とは「倫理を基軸とした経営」を指す。著者は2021年春に刊行した『パーパス経営:30年先の視点から現在を捉える』で、ビジネス界にパーパスブームを起こした、日本を代表する経営コンサルタント。
刊行から3年経った今、立派なパーパスを掲げる企業は増えたものの、その実践に行き詰まっているところが出てきている。それは「パーパス」というきれいごとを実践するには、倫理を日々の行動原理にまで落とし込むことが求められているからだ。
倫理は単なるコンプライアンスのためにあるのではなく、社会価値を生み出し、それを経済価値に変換し、さらに社会価値の向上のために再投資するという良質な資本主義、ひいては持続可能な社会と経済の発展のための基軸となる。
本書では、なぜ今、倫理を基軸とした経営が求められているのか。哲学、経済学、経営などにまつわる思想と、国内外の企業事例などから論じる。
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スキルベース組織の教科書 ジョブ型人材マネジメントのその先へ
著者:EY Japan ピープル・コンサルティング/監修者:鵜澤 慎一郎/出版社:日本能率協会マネジメントセンター

本書は、昨今注目を集める「スキルベース組織」の国内外の潮流と課題、概説と実務、採用・育成・配置・報酬の一連の取り組みを包括的に解説する日本初(出版社調べ)の書籍である。
近年、日本企業でもジョブ型雇用の導入が進む一方、職務記述に合う人材が見つからない、職務定義が難しいといった課題が顕在化している。従来の人事制度を続ける企業も生産性向上や最適配置など多くの課題を抱える。
スキル起点の人材マネジメントはそれらに一定の解決策を提示し、柔軟な適材適所や教育の自動リコメンドを可能にするなど利点も多い。リスキリングの努力によって後天的に仕事や昇格のチャンスを得られる社会の実現や、属性にとらわれない公正な人材活用のきっかけになる可能性も秘めている。
スキルベース組織への転換の具体的な方法を、ソニー、KDDIなどの日本の先進企業7社やスキルテック企業6社の事例を交えながら、第一線のコンサルタント集団が詳説する。
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実践 対話型組織開発
著者:ジャーヴィス・ブッシュ/翻訳者:永石 信/出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン

本書は、従来のトップダウン型変革とは一線を画す「対話型組織開発」の実践的手法を詳解した一冊である。現場スタッフが主体的に変革に参画し、小規模な実験的取り組みを通じて組織の適応力を高める手法を、具体的事例とともに紹介している。
特に注目すべきは、リーダーの役割を「問題解決」から「問題提起」へとシフトさせ、従業員の創造性と当事者意識を引き出す点である。従来の上層部主導による変革の成功率が低い現状に対し、本書が提示するアプローチは、変革に関わる全ての人々を建設的な対話に巻き込み、現場発のアイデアから組織全体の変革を実現する。
人事担当者にとって、組織文化変革や従業員エンゲージメント向上を図る上で、従来手法の限界を打破する新たな視点と具体的手法を提供する必読書である。
詳細情報
Remote Japan株式会社
海外人材の採用から雇用管理までを一気通貫で実現「Remote」

「Remote」は、200ヵ国以上の現地雇用・給与計算・福利厚生・税務を一元管理できるグローバル雇用プラットフォームです。現地法人を設立することなく、スピーディーかつ法令を遵守した海外人材の採用環境を提供します。急成長する企業がグローバル採用において直面する不安・不明点・非効率を解消します。
特長
- 現地法人不要で200ヵ国超に法令準拠で雇用可能
 - 給与計算・契約・税務もまとめてダッシュボード管理
 - 日本語対応の専門チームが導入から運用まで支援
 
詳細情報
株式会社YOUTRUST
転職市場に出る前の優秀な人材を、先手で採用できる「YOUTRUST」

YOUTRUSTは、社員や経営陣の人脈を活用し、“応募前”の転職潜在層と関係性を築けるネットワークリクルーティング型サービスです。求人やスカウトより前の段階で接点を持つことで、優秀な人材に先回りでアプローチ。競合より早く関係を築き、採用成功の確度を高めることができます。
特長
- 社員のSNS上のつながりを介して、知人や知見のある候補者をスカウトできる
 - 候補者が事前に企業や社員を知り、納得した上で接点を持つことで選考の質が高まる
 - 転職意向が芽生えた瞬間に、構えず自然にアプローチできる関係がつくれる
 
詳細情報
TOPPANトラベルサービス株式会社
企業の海外進出のリスクを減らし、グローバル化の計画を解決・成功に導く「海外人事サポート」

長年に渡る実績とノウハウが最大の強みです。「各国のカントリーリスクの課題解決」を可能にし、企業のグローバル化を支援します。海外人事業務の一元管理、取得計画の「見える化」を通じて、就労ステータスや活動内容に応じたVISA取得やリロケーションを円滑に進めます。
特長
- 各国のイミグレーションコンサル、VISA取得支援、400社以上の実績とノウハウ
 - ダイバーシティ化による多様な雇用形態の外国人材の入社、就労受入支援
 - 独自のクラウド管理システムによる海外人事業務効率化、「見える化」を提案
 
詳細情報
株式会社VARIETAS
候補者全員と面接
個々人のポテンシャルを見極める「AI面接官」

AI面接官は、ESに基づき一人ひとりに合わせた質問を自動生成し、候補者の内面や強みを引き出す対話型面接ツールです。ESだけでは見極めにくいポテンシャルを、経験や自己PRを丁寧に深掘りして明らかに。面接官の人員不足や評価の属人性などの課題を解消し、公平で納得感ある新たな採用を実現します。
特長
- 全員に面接機会を提供することで、時間・場所・学歴などの機会格差を解消
 - 2024年9月の提供開始以降、大手企業様を中心に急速に導入拡大中
 - 企業の人材要件ごとに柔軟に評価設定、人事部との評価一致率95%超も実現
 
詳細情報
街ツク株式会社
内定辞退者を“未来の候補者”に変えるパス型タレントプール「MusePass」

MusePass(ミューズパス)は、内定辞退者に選考免除などのパスを発行し、キャリア採用で再び接点を作るパス型のタレントプールです。辞退理由や進路情報をもとに、適切なタイミングで個別連絡や情報発信が可能。辞退後も前向きな関係性を継続し、企業と候補者の再会を後押しする、「パス型採用」を実現しています。
特長
- 内定辞退者に同意を得て、個人情報を適切に管理できる「つながり承認機能」
 - 特典付きパスとコメントで、記憶に残る接点を設計できる「パス発行機能」
 - 企業からのパスにより候補者がキャリア採用で応募する抵抗感をやわらげる
 
詳細情報
株式会社Sales Marker
個人の実現したいキャリアに基づいた採用戦略
「インテントリクルーティング」を実現する「Recruit Marker」

候補者の行動から転職の“兆し”(インテント)をAIが捉え、最適なタイミングと手段でパーソナライズしたアプローチができるプラットフォームです。タレントプールについても再接触が可能。採用の機会損失を減らしながら、“インテントを起点に未来の仲間と出会う採用活動”を実現させます。
特長
- 候補者の行動から転職の兆し(インテント)を読み取り、アプローチ対象者を可視化
 - AIエージェントが訴求内容やタイミングを最適化し、返信率や面談化率の向上を支援
 - インテントに応じたシーケンス設計により、候補者との継続的な接点づくりを実現
 
詳細情報
株式会社ベネッセコーポレーション
AIマッチングを用いて他社の女性リーダー達との出会いを提供、
キャリア意欲を5倍に引き上げる「withbatons」

女性活躍を推進する企業向けの画期的な社外メンタリングサービスです。多くの女性社員が管理職を敬遠する現状に対し、本サービスは700名以上の現役女性リーダーの中からAIが厳選した6名がメンターとなり、効果的なメンタリングを提供します。世代を超えて女性たちのバトンをつなぐ、「キャリアエコシステム」です。
特長
- 他社で働く現役女性リーダー達との出会いが「代理経験」を生み、自己効力感を高める
 - 独自開発した高精度なAIマッチングにより、その人に最適な6名の先輩と出会える
 - プログラムの結果、キャリア意欲は5倍に。さらに7割が「管理職になりたい」と回答
 
詳細情報
ブロードマインド株式会社
従業員の経済的不安を解消し生産性向上へ。
ファイナンシャル・ウェルビーイングを支援する「ブロっこり」

経済的不安が招くエンゲージメントや生産性の低下、離職などの問題を、従業員のライフステージに合わせた動画プログラムとコーチ(FP)による伴走を組み合わせた金融教育で解決。9割が経済的幸福感を実感し、業務意欲は2割向上しました。単発の研修では得られない習慣化と行動変容を実現し、人的資本経営を推進します。
特長
- コーチ(FP)とのチャット機能で受講者ごとの疑問を解消する能動的なサポート
 - 企業独自の福利厚生を織り交ぜたプログラムのカスタマイズで、既存制度を再活用
 - 知識を知恵に。収支管理機能やライフプランシミュレーション機能で、自分ゴト化
 
詳細情報
株式会社リフレクト
人事や管理職にAIエージェントが伴走する
次世代型人材育成・マネジメントプラットフォーム「リフレクト」

人材育成の全プロセス「目標設定 → 業務遂行 → 振り返り → 評価・フィードバック → 学習」をAIが支援。社会人基礎力や自社コンピテンシーをもとに、日報への即時フィードバックや目標のリマインドを行います。従業員の継続的な成長を促しながら、管理職の工数を約80%削減し、育成品質の向上に貢献します。
特長
- AIフィードバック:振り返りに対し、AIが即時に定量評価と定性的なアドバイス
 - AIカスタマイズ:ロープレ、研修、評価用に社内資料を加味したAIの設定が自由自在
 - AIロープレ:接客、営業、管理職研修用に作成したAIと会話を通じたトレーニング
 
詳細情報
東日本旅客鉄道株式会社
社内外のロールパーツとの出会いを提供する
ワーキングマザー向けキャリア形成支援サービス「PeerCross」

価値観・境遇の近い社内外の女性とのマッチングと座談会を通じ、「Peer(対等)」に共感しあい、意識変容・行動変容を起こすサービスです。ワーキングマザーやライフイベント前の女性など、当事者向けのサービスとして、個人の状況に応じた前向きなキャリア形成につながる出会いを提供し、女性活躍推進を支援します。
特長
- 約40社が参加、累計6,000組以上のマッチングが成立している1on1マッチング
 - 満足度90%超!気軽に参加でき、キャリアとライフのリアルな情報を得られる座談会
 - 約7割が管理職への昇進意欲のある利用者、社内外のネットワーキングを手間なくDX化
 
詳細情報
株式会社Learner’s Learner
複雑な時代を切り拓く“適応型リーダー”を
10週間×オンラインで育成する実践型プログラム「Managing Complexity」

本サービスは、周囲を巻き込みながら変化を促す「適応型リーダー」を育成します。ミネルバ大学の教育手法を基盤に、18の思考習慣を通じて体系的に学習し、実務への応用を習慣化。「議論の質が変わった」など、受講者の行動変容も多数報告されています。組織の認知力と意思決定の質を底上げする育成ソリューションです。
特長
- 実務家講師の伴走により受講者自身の課題と接続し、18の思考習慣を獲得
 - すべての受講者が授業の75%以上を対話・発言・思考に費やす
 - 独自プラットフォームで“全員が教室の最前列”の没入感を実現。NPS+64の高評価
 
詳細情報
ニューホライズンコレクティブ合同会社
人生100年時代におけるミドルシニアの
次の『出番』をつくる場所「Life Shift Platform(LSP)」

「Life Shift Platform(LSP)」は、早期退職者やミドルシニア向けに、これまでの経験に加え新たな「学び」と「仲間」を通じて「出番」を創造するプラットフォームです。
業界や職種を超えた学びの場を提供し、個人のキャリア自律を促進し、人材不足問題や社会の活性化に貢献します。
特長
- 学びと仲間の融合「Co-Skilling(コスキリング)」で学び続ける機会の提供
 - 元電通の230人に加え、延べ18社が参画する「越境型コミュニティ」
 - ミドルシニアのキャリア開拓が、「企業と個人の新しい関係」を築く架け橋に
 
詳細情報
NTTビジネスソリューションズ株式会社
AIで加速するダイバーシティ推進
個人の気づきを組織風土変革につなげる「karafuruAI(カラフルAI)」

職場でよくある1on1のシーンを題材に、AIとの対話を通じてアンコンシャスバイアスに気づき、対話力を育てるツール。手軽に継続できる設計で、一人ひとりの気づきを行動変容へつなげ、組織全体の風土改革を後押しします。
特長
- 身近な事例を用いて、ダイバーシティを「一部の人のもの」ではなく、誰もが「自分ごと」として実感できる
 - 1回5分の手軽さで、忙しい日常の中でも継続しやすく、学びを習慣として定着できる
 - 利用者の9割が「部下との対話に活かせる」、8割が「継続して利用したい」と高く評価
 
詳細情報
株式会社パトスロゴス
複数のHR SaaSをシームレスにつなげる
次世代型HRデータ利活用基盤「HR 共創プラットフォーム パトスロゴス」

最適なSaaSを選ぶほど、HRデータは分断されます。
パトスロゴスは、異なるSaaSをシームレスに繋ぎ、データ形式の揺らぎを吸収。
点在する情報は「使えるデータ」へと整い、戦略の原動力に。
100社超の大企業が次の一手をパトスロゴスから描いています。
特長
- 自社に適したHR SaaSを複数利用していても、データ連携の手間がない
 - データ形式が一定になることで、データ利活用、AI活用がスムーズに
 - 大企業向け人事給与「Combosite」と連携し、人事給与業務の変革にも貢献
 
詳細情報
テックタッチ株式会社
従業員の声から組織課題を特定し、人事施策に繋げるAIエージェント「AI Central Voice」

「AI Central Voice」は、エンゲージメントサーベイの自由記述や1on1の対話記録、退職理由のアンケートなど、これまで分析が困難だった大量の自由記述データをAIが自動で構造化・分析し、組織課題を特定。従業員の声を人事施策へつなげ、データに基づいた組織改善を強力に推進します。
特長
- 30種超の独自モジュールで、組織課題と施策効果を高精度に可視化
 - 大手企業が続々採用、テキストデータ分析特化AIが従業員満足度向上と組織改善を実現
 - 個別ダッシュボードと分析精度を高めるコンサルティングで成果創出を支援
 
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株式会社Smart相談室
メンタル不調になる前に従業員をサポート
いつでも・なんでも・何度でも気軽に相談できる「Smart相談室」

「Smart相談室」は、従業員の小さな悩みや違和感といった不調の兆候に対し、早期に対応することでメンタル不調を未然に防ぐ社外相談窓口サービスです。250名以上の社外の専門家に「いつでも・どこでも・なんでも・何度でも」相談できる場を提供することで、プレゼンティーズムの改善や離職・休職防止に寄与します。
特長
- 利用者の約7割が生産性向上を実感したと回答、プレゼンティーズム解消にも効果
 - 相談の「気軽さ」と「対応分野の幅広さ」によって、月平均4.2%と高い利用率を実現
 - 従業員のプライバシーを守りながら、傾向・件数などを匿名で可視化。組織改善に役立つ
 
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クアルトリクス合同会社
顧客や従業員の声を改善に活かし、企業価値向上に繋げる統合ソリューション「Qualtrics XM」

組織全体へのエンゲージメント調査、従業員の重要な瞬間を追うライフサイクル調査、これらによる従業員体験の向上、その先の顧客体験・企業価値向上を目指すソリューションです。従業員・顧客体験・ビジネス指標に影響を与える要素をAIも用いて統合的に分析し、企業の「事業戦略・人材戦略実現」に貢献します。
特長
- 全体・個別の調査で従業員の体験を捉え「確かな従業員体験向上」を実現
 - 従業員体験とビジネス指標をつなぎ「事業に貢献する組織変革」を導く
 - 「次の一手」を、テクノロジーと人(専門家)のハイブリッドでご支援
 
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株式会社hootfolio
エンゲージメント向上の要因を掴み、根拠ある人事戦略を導く「因果AI causal analysis」

NECの研究所から生まれた、因果関係をひも解くAIが、エンゲージメントや離職率といった指標に対し、「何が課題で、何が効果的なのか」を自動で分析します。従来のデータ集計に留まらず、“根本治療”となる具体的な施策を導き出すことで、実際にエンゲージメントスコアが10%向上した事例もあります。
特長
- エンゲージメントや離職率に影響する“真の要因”を、因果関係から明らかにします
 - サーベイ結果を単なる集計で終わらせず、次の打ち手に直結する構造的な示唆を導きます
 - 因果関係を示すアウトプットが、全社で施策の根拠を共有できる“人事戦略の地図”に
 
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受賞者からのコメント
当社は、夢の力と創造力であらゆるモビリティを進化させ、「自由な移動の喜び」に満ちあふれた社会の実現を目指しています。
取り巻く環境は大きな変革期の中にありますが、従業員一人ひとりが、これまでの改善や進化に加えて新たな挑戦を日々行っています。
「個々のスキルを連携させれば、世界一になれる」という想いのもと、従業員が立ちあげた自発的に集うコミュニティ「Borders」は多様な夢と知の相互融合に留まらず、日々の業務では顕在化しにくい生成AIに関する潜在的なスキルや高度な専門性、高い意欲を持つ人材の発掘と全社での活用を実現した「Gen-AIエキスパート認定制度」へと進化しました。
従業員一人ひとりの想いが部署の垣根を越えて繋がり、全社的な取り組みへと結実したことはHondaらしさを体現しています。
この受賞はHondaの“学びと挑戦”が形となった証であり、それらが共鳴し合うことで、組織は変われるという希望を示せたと考えています。
今後もHondaらしい企業風土の改革と新たな成長を加速させてまいります。