入賞・受賞者
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- 入賞・受賞者
352件のご応募の中から、厳正なる審査を経て37件が入賞。さらに、『日本の人事部』会員28万人にアンケートを実施。5,679人の投票と、選考委員会による最終選考を経て、13組の最優秀賞・優秀賞が決定しました。2023年のHRを代表する顔ぶれをご覧ください。
最優秀賞・優秀賞
企業人事部門 最優秀賞
富士フイルムホールディングス株式会社
変化を成長のチャンスに!100人100通りのストーリーを紡ぐ
自己成長支援プログラム「+STORY」
富士フイルムホールディングス株式会社
変化を成長のチャンスに!100人100通りのストーリーを紡ぐ
自己成長支援プログラム「+STORY」
取り組みの背景にある狙い、理念
富士フイルムが目指す「変化を作り出す企業」の実現には、従業員が変化を成長のチャンスと捉え、挑戦しながら個々の価値を最大限に発揮することが重要と考え、一人ひとりの挑戦意欲を醸成する成長支援プログラム「+STORY(プラストーリー)」を展開。
取り組みの概要
上司と部下が互いのストーリーや価値観を共有する対話、主体的な学びを支援するアカデミー、社員が自分のストーリーを語る社内ライブなどの施策を展開。いずれも+STORYの理念に基づいて設計され、「挑戦サイクル(主体者として挑戦し、経験を振り返り意味付けし、主体的に学ぶ)」に沿って実行されている。
実際に得られた成果・変化
上司と部下の対話満足度は約90%が肯定的回答。直近の社内オンラインライブは約1500名がライブ視聴した。エンゲージメントサーベイでは+STORYで強化している「上司による成長支援」「学び支援」のスコアが基準値よりも10ポイント以上高かった。
詳細情報
企業人事部門 優秀賞
味の素株式会社
志を実現する従業員一人ひとりのWell-being向上へ。人財資産を強化する包括的取り組み
受賞者からのコメント
味の素グループは、創業以来一貫して事業を通じた社会課題の解決に取り組み、社会・地域と共有する価値を創造することで経済価値を向上し、成長につなげてきました。
味の素グループ版CSVであるASV(Ajinomoto Group Creating Shared Value)を、パーパス実現の中核と位置付けた理念体系を“Our Philosophy”として設定しています。このOur Philosophyのベースとしているのが、創業当時から大切にしている価値観である、味の素グループWay。その一つに「人を大切にする」があります。
今回の受賞により、当社の取り組みに対して人事専門の先生方のお墨付きが得られたことを、とても喜ばしく思います。今後も自信を持って従業員のWell-Beingを高める取り組みを創り出すことができます。
従業員がイキイキと働ける環境を構築することでより大きなASVを達成し、世界中の多様なステークホルダーの皆さまと社会の発展のために貢献し続けます。
味の素株式会社
志を実現する従業員一人ひとりのWell-being向上へ。人財資産を強化する包括的取り組み
取り組みの背景にある狙い、理念
創業以来大切にしてきた価値観の一つに「人を大切にする」がある。しかし2021年度の外部機関調査で「20代成長環境」の評価項目が上位50社平均を下回り、当年度のエンゲージメントサーベイでは若手を中心に働きがいに課題があることが分かった。
取り組みの概要
キャリア開発計画期間にあわせ多様なキャリアを紹介する「キャリフェス」を初開催、挑戦と成長を促す管理職への適時登用やMBOでのチャレンジ目標加点制度、男性育休取得制度改定、諸条件を満たせば国内外フルリモート勤務ができる「どこでもキャリア」制度の導入、Financial Well-being向上を目指し持株会加入者への特別奨励金支給など諸施策を実施した。
実際に得られた成果・変化
キャリフェスは社員の約30%が参加。社内人財公募には若手中心に応募があり成立数は前年比7倍超となった。男性育休取得率は91%に急増し、持株会加入率は70%超に到達するなど、若手を中心に自律的な行動変容が見られた。
詳細情報
https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/activity/ir/ceo_2022.html
企業人事部門 優秀賞
株式会社NTTデータ
Z世代の才能を引き出す「共創型OJT」による新入社員育成
受賞者からのコメント
私たちNTTデータは、『情報技術で、新しい「しくみ」や「価値」を創造し、より豊かで調和のとれた社会の実現に貢献する』という企業理念を掲げています。
社会やお客さまに対して新しい価値の創造を行うため、多様な価値観や志向、個性を生かして活躍できる人材の育成が急務となっています。また、それを支える組織運営が求められています。
そのため2020年から新入社員育成を一新。これまでのように新入社員を仕事の初心者として扱うのではなく、新入社員同士のチームに大きなミッションを授けることにしました。何をするのか、どうやるのかを新入社員自身が考え、必要な知識やスキルを自学し、試行錯誤しながら形にすることで、主体的に考え行動できる人材として成長していくことを狙いとしています。当初は実験的に30人規模で開始しましたが、今年は対象を100人超に拡大しています。
今回の受賞を励みとして、Z世代の才能を開花させる人材育成や組織運営にまい進します。そして、若手社員の成長をテコに、さらなる価値提供ができる組織へと変革し、豊かな社会の実現に尽力します。
株式会社NTTデータ
Z世代の才能を引き出す「共創型OJT」による新入社員育成
取り組みの背景にある狙い、理念
社会や顧客に対して新しい価値の創造が求められる中、多様な価値観や志向、個性を生かして活躍できる人材の育成が急務となっていた。また、それを支える組織運営が求められていた。
取り組みの概要
2020年から新入社員育成を一新。新入社員同士でチームを組み、チームでプロジェクトを進める中で主体的に考え行動できる人材を育成する「共創型OJT」に切り替えた。新入社員自身がWhatからHowまでを考え、必要な知識やスキルを自学自習し、試行錯誤しながら形にすることで成長していく。
実際に得られた成果・変化
共創型OJTにより、「金銭」や「安定」よりも「挑戦」や「創造」をモチベーションリソース(仕事を行う上での原動力)とする若手社員が増加したうえ、仕事のスキル・マインド共に従前に比べ良好な結果となった。実験的に30人規模で開始した施策だが、今年は100人規模に拡大している。
詳細情報
企業人事部門 最優秀個人賞
平松 浩樹氏
富士通株式会社 執行役員 EVP CHRO
受賞者からのコメント
当社は2019年に「IT企業からDX企業へ」という方針を掲げ、我々人事部門も経営トップの強いサポートのもと、ジョブ型人材マネジメントや、新たな働き方「Work Life Shift 」を短期間で全社展開してきました。これは人事メンバーが一丸となって取り組んだことと、そして、全社員が不安を乗り越えて新たな人事制度への適応に挑戦してくれたからこそであり、その点を評価いただいたことを大変うれしく思います。
人事制度改革にあたり我々人事は、社員と会社は「自律と信頼」でつながるという価値観を大切にしようと確認しました。管理・統制するのではなく、社員への信頼を前提に制度設計すれば、社員は自律的に挑戦し成長しようとするのだと。その結果「ポスティング」や「オンデマンド型教育」が大幅に活性化しました。
人事が変わるべきこと、挑戦すべき課題には共通したものが多々あります。日本企業全体の活性化に向けて、これからも企業を超えた学びや事例共有に貢献していきます。
(ひらまつ ひろき)1989年富士通株式会社に入社。2009年より役員人事の担当部長として、指名報酬委員会の立上げに参画。2018年より人事本部人事部長として2020年4月に導入したジョブ型人事制度の企画・導入を主導。2020年4月より執行役員常務として、ジョブ型人事制度、ニューノーマル時代の働き方・オフィス改革に取り組み、2021年より現職。
書籍部門 最優秀賞
カゴメの人事改革 ―戦略人事とサステナブル人事による人的資本経営
著者:有沢 正人、石山 恒貴/出版社:中央経済社
受賞者からのコメント
戦略人事と人事部の役割の重要性は誰もが認識しています。しかし、人事戦略と経営戦略の連動をどのように成し遂げればいいのか、イメージが湧かないことも多いのではないでしょうか。本書の狙いは、カゴメ株式会社の人事制度改革を中心に、人事戦略と経営戦略の連動は幻ではないことを世に訴えることにありました。また本書は人事改革の当事者が語り、それを第3者の視点で読み解き、時に対話を織り交ぜながら作り上げたものです。それらが多くの方に手に取っていただくことにつながったのであれば、うれしい限りです。
カゴメの人事改革については、これまでも講演やメディアを通じて、従業員が働く場所を選択できる「地域カード」、業種を問わない副業制度、社内報での役員の報酬比率の公開など、数々の施策やエピソードをお伝えしてきました。それを本書では、どのような背景や意味、意義があるのか、戦略人事とサステナブル人事の両立という観点で詳細な情報を盛り込み、体系的に紹介しています。また、カゴメでの人事改革に至るまでの筆者(有沢)のキャリアについて、人事担当者のコンピテンシーの形成という観点から、多くのページを割いて説明しました。
本書が、新しい時代の人事改革の参考になり、人事発の多くのイノベーションにつながるのであれば、望外の喜びです。
カゴメの人事改革 ―戦略人事とサステナブル人事による人的資本経営
著者:有沢 正人、石山 恒貴/出版社:中央経済社
カゴメの“生き方改革”の真髄がわかる決定版解説書!
改革を推進する当事者である有沢氏と、実務経験とアカデミックな知見の両方を備え、有沢氏とは旧知の間柄である石山氏という最高の組み合わせが実現。
「グローバル職務等級制度」「地域カード」「副業の推進」など注目の施策について、「会社と社員の対等な関係づくり」「開示の重要性・透明性の担保」などの改革を貫くポリシーも含めて「本質」に迫る。また銀行から始まる有沢氏のキャリア遍歴についても深掘りし、どのように人事のプロフェッショナルとしての有沢氏がつくられたのか、それらの経験がカゴメの改革にどのように生かされているのかも解説。有沢氏本人の資質や人間性の理解にとどまらず、カゴメにおける改革や人事の仕事そのものを深く理解することを可能にしている。「選択型研修の導入とキャリア自律」をはじめ、多彩な対談ページも収録し、親しみやすく解像度の高い内容になっている。
詳細情報
書籍部門 優秀賞
CHANGE 組織はなぜ変われないのか
著者:ジョン・P・コッター、バネッサ・アクタル、ガウラブ・グプタ/翻訳者:池村 千秋/出版社:ダイヤモンド社
受賞者からのコメント
リーダーシップ論、組織行動論の大家であるジョン・P・コッター教授は、1970年代から米国の経営誌『Harvard Business Review』に論文を精力的に寄稿されてきており、我々『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』誌でも、折に触れて翻訳を紹介してまいりました。本作は、その40年以上にわたる蓄積に、最新の脳科学の知見と人間に対する理解が加わった、まさに集大成ともいうべき1冊です。
変化し続ける世界に適応できる組織や個人について、長年研究を重ねてこられた教授は、やがて、「なぜ人は時に変化に抵抗し、時に変化を先導するのか」という疑問に行き当たります。そこで発見されたのが、人間に太古から備わる「生存チャネル」と「繁栄チャネル」というキーワードです。ここから世界を眺め直すと、変革を進めていく際の大きな気づきが得られます。
コッター教授はいまなお「少しでも組織をよくする行動を生み出す一助となりたい」との熱い想いを口にされています。その情熱とメッセージが、皆さまのパワーの源となることを願っています。
CHANGE 組織はなぜ変われないのか
著者:ジョン・P・コッター、バネッサ・アクタル、ガウラブ・グプタ/翻訳者:池村 千秋/出版社:ダイヤモンド社
コロナ禍は世界を大きく変えた。変化の加速するニュー・ノーマルの現実に個人や組織は適応できるだろうか。
実際のところ、科学技術がこれほどまでに進歩しても、私たち人間の性質は急には変わらない。目の前の脅威に対して生存本能が過剰に反応し、変化を避けようとしてしまうのだ。ただ同時に、人間には、成長し繁栄しようというチャネルも併せ持っている。
いま直面している変化はどのようなものか、それが人間にどのような反応を生じさせるのか、それらが組織にどのような影響を及ぼすのか――。組織変革には理論や戦略だけでなく、人間の性質に対する理解が不可欠である。
本書では、脳科学の知見、現代組織論、リーダーシップ論に基づいた「変化の科学」を提唱する。あまたの名著を世に送り出してきたハーバード・ビジネス・スクール伝説の名誉教授、ジョン・P・コッター教授の集大成となる1冊。
詳細情報
書籍部門 優秀賞
パワハラ上司を科学する
著者:津野 香奈美/出版社:筑摩書房
受賞者からのコメント
どのような職場でパワハラが起きやすいのか、どのような上司のもとでパワハラが発生しやすいのかが明らかになれば、パワハラ対策をより効果的に進めることができると考え、これまで研究を進めてきました。本書は、パワハラに関する国内外の研究成果をまとめ、より多くの人がパワハラ問題や発生メカニズムを理解できるようになること、そしてパワハラ対策に科学的視点が導入されることを願って執筆したものです。
上司の立場にある方だけでなく、人事担当者の方にもぜひ読んでほしいと考え、手に取りやすい新書での出版にこだわりました。このたび、人事会員の投票によって本書が優秀賞に選ばれたということで、思いが通じたようで大変うれしく思います。
本書の目的は「この世から、誤った部下対応をしている上司や先輩を一人でも多く減らすこと」です。パワハラのない社会を実現するために、今後も多くの組織や企業で本書が活用されることを願っています。
パワハラ上司を科学する
著者:津野 香奈美/出版社:筑摩書房
2020年6月に、「パワハラ防止法」が施行され、すべての企業に「パワハラ防止対策」が義務付けられた。しかし、パワハラをやめようという研修をするだけでは、防止することは難しい。パワハラの発生要因や社員の健康への影響、企業の業績への影響など、さまざまなことが実は科学的研究で明らかになっているが、ほとんど知られていない。
そこで本書では、パワハラが起こりやすいのはどういう組織か、パワハラしやすい上司にはどんな性格の人が多く、どういう行動特性があるのかを、具体的にデータやエビデンスで紹介する。最も難しいのは、「パワハラをしている」と訴えられても、本人がそう思えないことにある。これは、その人の性格特性もあるが、地位に就くことで人は横柄になってしまうという心理的な原因もある。10年以上この問題に取り組んできた研究者が、パワハラを起こさないための効果的な対策を提案する。
詳細情報
人材採用・雇用部門 最優秀賞
株式会社XAION DATA
ソーシャルリクルーティングを加速する、次世代型AIタレント検索エンジン「AUTOHUNT」
受賞者からのコメント
我々は「AI×DATAで世界中の価値を最大化する」をミッションに掲げるデータプラットフォーマーです。世界中の埋もれた人・情報の価値を見出し、世の中に提供・社会実装していくことで、人の幸福に寄与できる世界の実現を目指しています。
今回、賞をいただいた「AUTOHUNT」は、Web上に分散する人物情報や企業情報をはじめとしたさまざまな公開情報をもとに、膨大なデータの中から人材を探し出すマッチングプラットフォームです。
人材獲得競争が日々激化する中で、日本では登録型の転職メディアを活用した採用手法が主流です。一方、グローバル市場に目を向けると、例えば米国では転職者が自身の職歴やスキルをWeb上に発信することが根付いており、それを受けて企業側もWeb上に公開されたデータを活用する採用手法が一般的になりつつあります。
日本でも同様の流れが来ると我々は考えており、「AUTOHUNT」を通じて、グローバルの新しい採用の概念を提唱し、テクノロジーを活用することで、日本の採用市場のアップデートを実現していきます。
株式会社XAION DATA
ソーシャルリクルーティングを加速する、次世代型AIタレント検索エンジン「AUTOHUNT」
Web上に分散するSNSなどの公開情報を横断的に検索し、優秀な人材を発掘するAIタレント検索エンジン。350万人以上のプロファイル情報と500万社以上の企業情報を統合し、従来の採用データベースでは見つからなかった人材を、人・企業の検索条件から横断的に検索できる。
特長
- 転職サービスに登録していない転職潜在層からも、人材を探索することが可能
- SNSを通じて、中長期的な接点作りを見据えた独自のタレントプールを構築
- AI搭載のスカウト自動生成機能などにより、採用関連業務の60%を削減
詳細情報
人材採用・雇用部門 優秀賞
GoGlobal株式会社
最短2週間で海外進出・海外雇用を実現! 現地法人不要の海外人材雇用スタイル「海外雇用代行(EOR)サービス」
受賞者からのコメント
GoGlobal株式会社は2018年7月に設立したスタートアップ企業です。設立5年余りでありながら、世界82ヵ国に自社拠点を有しており、世界各国で海外雇用代行(EOR)サービスを展開しています。
EORサービスを活用することで、クライアントは各国に拠点を設立することなく、海外進出・海外雇用を実現することが可能です。
グローバルでの競争が激化する昨今の状況、また日本においては特に少子高齢化、人材不足が問題視される中で、スピード感を持った海外への事業展開、優秀な人材確保は多くの企業が直面する経営課題になっています。
これからもGoGlobalは、EORという新しい雇用の形でこのような課題を解決し、クライアントの事業成長に寄与させていただく所存です。
GoGlobal株式会社
最短2週間で海外進出・海外雇用を実現! 現地法人不要の海外人材雇用スタイル「海外雇用代行(EOR)サービス」
海外雇用代行(EOR)サービスは、世界各国の優秀な人材を、現地法人を設立せずに雇用することを可能にします。従来型の海外進出において発生する費用・時間を大幅に削減し、最短2週間で海外進出・海外雇用を実現。現在100ヵ国以上でサービスを提供し、日本企業の海外進出・海外雇用をサポートしています。
特長
- 自社拠点は世界82ヵ国以上。100ヵ国以上でサービス提供が可能
- 各国の煩雑な管理業務、コンプライアンスを気にすることなくコアビジネスに集中できる
- 事業ニーズに合わせ、各国で適切な人材の求人・雇用・人事管理まで一気通貫サポート
詳細情報
人材開発・育成部門 最優秀賞
CoachHub株式会社
すべての働く人にコーチを! 個別最適な成長支援を回数・場所・時間無制限で提供する「CoachHubデジタルコーチング」
受賞者からのコメント
「すべての働く人にコーチを」
これがCoachHubのミッションです。
昨今の先読みできないVUCA時代に新たな技術やマインドセットを取り入れ、ビジネスの舵取りができるリーダーを育成する手法として、コーチングが注目されています。当社ではコーチングを通じて、従業員が自己認識を高め、能力を発揮し自ら課題を解決できるようにすることで、レジリエントな組織の構築とリーダー育成を支援します。
従来のコーチングは高額かつ対面式による場所の制限、管理の手間から、対象がエグゼクティブ層に限られていました。CoachHubのデジタルプラットフォームは、全世界3,500名以上の認定コーチから60以上の言語でコーチングが利用できます。言語や時間、場所を問わず「すべての働く人にコーチを」活用してもらうことが可能になりました。
CoachHubは「ひとの力を信じる」すべての企業の人材育成・組織開発を支援し、一人ひとりがいきいきと能力を発揮できる社会づくりに貢献してまいります。
CoachHub株式会社
すべての働く人にコーチを! 個別最適な成長支援を回数・場所・時間無制限で提供する「CoachHubデジタルコーチング」
CoachHubは、従来の「エグゼクティブ向け、対面式、高額」というコーチングの常識を変え、受講回数無制限のデジタルコーチングを提供します。すべての働く人にトップクラスのコーチが伴走し、VUCAの時代を率いるリーダーシップ開発を支援。コーチングによる成長状況を可視化・分析し、改善に生かせます。
特長
- 90ヵ国3,500名のトップクラスのコーチが、60以上の言語でコーチングを実施
- 回数無制限のサブスクリプション型コーチングでコーチが最後まで伴走
- AI技術、HRダッシュボードにより、従業員の成長やコーチング進捗、ROIを可視化
詳細情報
人材開発・育成部門 優秀賞
株式会社サポーターズ
80万人のITエンジニア不足解決に挑む。協賛企業と共に学生ITエンジニアを育てて増やす「技育プロジェクト」
受賞者からのコメント
「IT人材不足」は今や企業の採用課題を超え、社会課題となっています。求人倍率は10倍を超え、2030年には80万人もの人材が不足するという状況下で、日本のDXは遅れをとるばかり。
そんな社会課題に対して、IT人材を増やし育てるという取り組みが「技育プロジェクト」です。「未来の "技" 術者を "育" てる」活動として、学生エンジニアに向けた活動をしています。
年間1.5万人を超える学生エンジニアに対して、40社もの協賛企業と共に、テックカンファレンスやピッチコンテストなどを通して、プログラミングを用いた課題解決、サービス創りの機会を提供しています。
「 "技" 術者を "育" てる」ことは、時間も労力もお金もかかります。ただ日本の未来のために、絶対に必要な投資だと考えています。こうした取り組みが1社でも多くの企業に伝わり、共に未来を創っていけることを願っています。
株式会社サポーターズ
80万人のITエンジニア不足解決に挑む。協賛企業と共に学生ITエンジニアを育てて増やす「技育プロジェクト」
ITエンジニア志望の学生向け育成プログラム。協賛企業の支援により、学生は年間150回以上開催される勉強会やハッカソンなどの技術イベントに無料で参加。学生と企業が、採用選考ではなく教育・育成の場でつながることで、企業の中長期的な採用ブランディングと、ITエンジニア不足という社会課題解決を実現する。
特長
- 優秀層との接点を創出:就職活動前からもの創りに主体的に取り組む学生との接触が可能
- 採用ブランディング効果:学生の協賛企業認知度30~40%、就職意向度10%向上
- 業界第一人者の協力:河野デジタル大臣や落合陽一氏など、オピニオンリーダーが登壇
詳細情報
組織変革・開発部門 最優秀賞
株式会社Voicy
経営者やメンバーの声を直接届け、組織を活性化させる
コミュニケーションDXツール「Voicy 声の社内報」
受賞者からのコメント
Voicyは、音声を使ってより豊かな社会をつくろうとしているスタートアップです。コロナ禍を経て世の中のワークスタイルが大きく変化する中で、「社内コミュニケーション」に課題をかかえる企業が多くありました。そんな企業に対して、Voicyが提案したのが「声の社内報」というサービスです。企業や団体の「組織内の会話」をDX化することによって、より豊かな社内コミュニケーションが生まれる環境をつくっています。
実は4年前のサービス開始時、組織改革にまで効果があるとは思っていませんでした。導入企業へのインタビューによって気づいた、予期せぬ副産物でした。
社内コミュニケーションのDXからはじまった「声の社内報」が、このような組織変革・開発部門の最優秀賞をいただけるようになるとは。あらためて音声の力を実感しています。これからもVoicyは、“声”という人の強力なコミュニケーション手段を使って、日本の組織を内側から支援していきます。
株式会社Voicy
経営者やメンバーの声を直接届け、組織を活性化させる
コミュニケーションDXツール「Voicy 声の社内報」
「Voicy 声の社内報」は、音声プラットフォームVoicyを活用した社内のコミュニケーションDXツール。社内メンバーだけが聴ける聴取環境を構築し、実際の「経営者の声」「メンバーの声」を直接届けることで、文章だけでは伝え切れない気持ちや感情まで伝わるコミュニケーションを実現する。
特長
- 聴取権限を与えたアカウントだけが聴ける。安心して話せる強いセキュリティ
- Voicy専用アプリを使って、スマートフォン1台で手軽に収録・配信ができる
- 「ながら聴き」しやすい再生環境だから、聴かれ続ける(平均聴取維持率72%)
詳細情報
組織変革・開発部門 優秀賞
日本マイクロソフト株式会社
新時代の働き方を支援する従業員エクスペリエンスプラットフォーム「Microsoft Viva」
受賞者からのコメント
当社は、「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業のミッションとして掲げています。
近年、生成AIを含むテクノロジーの急速な進歩が国際的な注目を浴びています。このような時代においても、働く従業員、すなわち「人」の存在がますます重要性を増し、企業の競争力の根幹になると確信し、人事施策の変革に努めてまいりました。今後もお客さまの従業員エクスペリエンス向上に貢献し、企業成長の一助となれるよう、さらに尽力してまいります。
日本マイクロソフト株式会社
新時代の働き方を支援する従業員エクスペリエンスプラットフォーム「Microsoft Viva」
Microsoft Viva は “従業員を中心として” 統合された従業員体験を提供することで、社員が成功し、活躍するために必要なリソースとサポートを、場所を問わずに提供するためのプラットフォームです。Microsoft 365 や Microsoft Teams などを通じて利用できます。
特長
- 毎日使うMicrosoft 365とMicrosoft Teams内に構築
- 次世代AIと組織の分析情報が、継続的な従業員エンゲージメント向上を支援
- インサイト、目的、つながり、成長……従業員をあらゆる側面でサポートする機能を用意
詳細情報
入賞者一覧
企業人事部門
書籍部門
プロフェッショナル部門
人材採用・雇用部門
人材開発・育成部門
組織変革・開発部門
味の素株式会社
志を実現する従業員一人ひとりのWell-being向上へ。人財資産を強化する包括的取り組み
取り組みの背景にある狙い、理念
創業以来大切にしてきた価値観の一つに「人を大切にする」がある。しかし2021年度の外部機関調査で「20代成長環境」の評価項目が上位50社平均を下回り、当年度のエンゲージメントサーベイでは若手を中心に働きがいに課題があることが分かった。
取り組みの概要
キャリア開発計画期間にあわせ多様なキャリアを紹介する「キャリフェス」を初開催、挑戦と成長を促す管理職への適時登用やMBOでのチャレンジ目標加点制度、男性育休取得制度改定、諸条件を満たせば国内外フルリモート勤務ができる「どこでもキャリア」制度の導入、Financial Well-being向上を目指し持株会加入者への特別奨励金支給など諸施策を実施した。
実際に得られた成果・変化
キャリフェスは社員の約30%が参加。社内人財公募には若手中心に応募があり成立数は前年比7倍超となった。男性育休取得率は91%に急増し、持株会加入率は70%超に到達するなど、若手を中心に自律的な行動変容が見られた。
詳細情報
https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/activity/ir/ceo_2022.html
アフラック生命保険株式会社
仕事のリアルがわかる! 社員と部署が直接対話する「キャリアEXPO」で主体的なキャリア形成を支援
取り組みの背景にある狙い、理念
アフラックでは、中期経営戦略の第一の柱に「多様な人財の力を引き出す人財マネジメント戦略」を掲げ、社員が主体的にキャリアを構築できる環境の実現を目指している。1400もの職務記述書の公開、ジョブポスティングの拡充、キャリア開発計画書の作成促進を通じて、主体的に動き出す社員がいる一方で、行動に踏み出すヒントを求める声もあった。
取り組みの概要
キャリア形成を後押しするため、各部署が職務内容や求める人財像、得られるスキル等を直接説明する「キャリアEXPO」を開催。全国から参加できる環境、各部署が独自に工夫を凝らし対話する仕組みを用意し、経営の理解も得て全社的に展開。
実際に得られた成果・変化
のべ2043名の社員が参加し、98%が主体的なキャリア形成の参考になったと回答。実施後、他の施策にも好影響を及ぼし、「ジョブポスティング応募者2倍」「キャリア開発計画書作成者約200名増」など、多くの社員が主体的なキャリア形成に向けて行動を起こした。
詳細情報
株式会社NTTデータ
Z世代の才能を引き出す「共創型OJT」による新入社員育成
取り組みの背景にある狙い、理念
社会や顧客に対して新しい価値の創造が求められる中、多様な価値観や志向、個性を生かして活躍できる人材の育成が急務となっていた。また、それを支える組織運営が求められていた。
取り組みの概要
2020年から新入社員育成を一新。新入社員同士でチームを組み、チームでプロジェクトを進める中で主体的に考え行動できる人材を育成する「共創型OJT」に切り替えた。新入社員自身がWhatからHowまでを考え、必要な知識やスキルを自学自習し、試行錯誤しながら形にすることで成長していく。
実際に得られた成果・変化
共創型OJTにより、「金銭」や「安定」よりも「挑戦」や「創造」をモチベーションリソース(仕事を行う上での原動力)とする若手社員が増加したうえ、仕事のスキル・マインド共に従前に比べ良好な結果となった。実験的に30人規模で開始した施策だが、今年は100人規模に拡大している。
詳細情報
パナソニック インダストリー株式会社
「想いを、動かせ。」
人財戦略ストーリーに基づくカルチャー変革
取り組みの背景にある狙い、理念
2022年4月の持株会社化に伴う創業を機に、人財戦略で目指す姿を「目的・未来志向で挑戦し続ける企業風土」と定め、抜本的改革に着手。社員の「想い」が鍵を握ると考え、「想いを、動かせ。」をコンセプトに、「一人ひとりが主役の会社」に向けたカルチャー変革に挑戦した。
取り組みの概要
社員の「想い」を動かす動力源として、「尊重する」「機会を提供する」「後押しする」「称賛する」の視点で施策を展開。いつでも どこでも みんなで学べる『マナビバevery』の開設、約200回の現場インタビューを経て作成した役割・人材要件定義書の公開、異動・登用の原則公募化など、多様な取り組みを行っている。
実際に得られた成果・変化
『マナビバevery』は想定を上回る1万人が利用、公募型異動は開始5ヵ月で1,081ポストの募集に879名が応募するなど、大きな変化が生まれつつある。経営への意見を求める社員アンケートの回答は前年から倍増。経営への参画意識も向上している。
詳細情報
富士フイルムホールディングス株式会社
変化を成長のチャンスに!100人100通りのストーリーを紡ぐ
自己成長支援プログラム「+STORY」
取り組みの背景にある狙い、理念
富士フイルムが目指す「変化を作り出す企業」の実現には、従業員が変化を成長のチャンスと捉え、挑戦しながら個々の価値を最大限に発揮することが重要と考え、一人ひとりの挑戦意欲を醸成する成長支援プログラム「+STORY(プラストーリー)」を展開。
取り組みの概要
上司と部下が互いのストーリーや価値観を共有する対話、主体的な学びを支援するアカデミー、社員が自分のストーリーを語る社内ライブなどの施策を展開。いずれも+STORYの理念に基づいて設計され、「挑戦サイクル(主体者として挑戦し、経験を振り返り意味付けし、主体的に学ぶ)」に沿って実行されている。
実際に得られた成果・変化
上司と部下の対話満足度は約90%が肯定的回答。直近の社内オンラインライブは約1500名がライブ視聴した。エンゲージメントサーベイでは+STORYで強化している「上司による成長支援」「学び支援」のスコアが基準値よりも10ポイント以上高かった。
詳細情報
三井情報株式会社
MKIグループキャリアオーナーシップ宣言
~働きやすさと働きがいの2軸で社員と会社の持続的な成長へ~
取り組みの背景にある狙い、理念
会社のOS=人材マネジメント方針をキャリアオーナーシップ(一人ひとりが主体的にキャリアをデザインし、その実現に向けた成長を会社が支援する関係)へ大きく舵を切り、社員と会社が共に成長することを狙う。
取り組みの概要
グループ中期経営計画の柱の一つ「人的資本の強化」に基づき「MKIグループ人材基本方針」を策定。CHROによるキャリアオーナーシップ宣言の下、「働きやすさの促進」「働きがいの醸成」の2軸で多岐にわたる人事施策を展開。
例)「働きやすさの促進」-成果創出のための環境整備、健康経営・DE&I推進など
「働きがいの醸成」-知識・スキルの習得に加え、全てのキャリア形成の土台となる観・マインドを醸成するプログラムの拡充など
実際に得られた成果・変化
エンゲージメントサーベイを実施した結果、個人の尊重・心理的安全性・上司の支援などの項目の肯定率が3年連続で上昇。結果を全社共有・組織長との対話を継続し、主体的に組織力向上に取り組む部署が増加した。
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三菱重工業株式会社
経営戦略と人事施策を連動するHR部門の大改革
HRトランスフォーメーションプロジェクト=HRX-PJ
取り組みの背景にある狙い、理念
経営戦略・事業戦略に基づいた中長期の人事戦略を実現するには、“人事自身の変革が必要”と考え、「HRトランスフォーメーション・プロジェクト=HRX-PJ」を立ち上げた。HR部門は本社と全国14ヵ所の事業所にあり、約500名が在籍。改革においては、本社と事業所が垣根なく対話できることが課題だった。
取り組みの概要
「HRから変わって・HRが変えていく」「ONE HR for 三菱重工」「HR部門で働くことが楽しい、成長できる」をコンセプトに掲げ、HR部門の変革を推進。HR部門内勉強会、HR部門内の紹介メッセージの配信、キャリアシェアシートを通じた管理職の自己開示、HR人材育成計画の強化など、さまざまな施策を実施した。
実際に得られた成果・変化
2023年3月実施のエンゲージメント調査において、HR部門のスコアがほとんどの項目で前回からアップ。特に、「社員を活かす環境」「成長の機会」「部署間協力」の改善が進んだ。
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株式会社三菱UFJ銀行
「公募」力の最大化で銀行が変わる! キャリアを知り体験する機会が広がることで自律的キャリア形成を推進
取り組みの背景にある狙い、理念
長引く低金利、競争環境の変化などに立ち向かうため、エンゲージメント向上、リスキル、自律的キャリア形成を意識し、2019年に人事制度改定と公募プログラムを開始。しかし、異動を会社主導で決めてきた企業文化、多岐にわたる他部署の業務理解が難しいことも影響し、参加をためらう従業員がいた。
取り組みの概要
人間の行動特性を意識した行動変容プログラムとして「気づきの場」「実践の場」「活躍の場」を多数設定。人事考課との連動や支店長などの高位ポストの要件・処遇も開示し、バックキャストによる自律的キャリア形成や果実の可視化を推進した。公募プログラムでも、業務を見て、知る機会「ミルシル」を開始。全従業員が変革に挑む礎を築いた。
実際に得られた成果・変化
年間2,000人以上が公募に応募。社内サーベイでは「最近銀行が変わったと感じる」のスコアが5段階中で2019年3.48から2022年3.93まで上昇した。生産性向上を「変革挑戦支援金」として従業員に還元。
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カゴメの人事改革 ―戦略人事とサステナブル人事による人的資本経営
著者:有沢 正人、石山 恒貴/出版社:中央経済社
カゴメの“生き方改革”の真髄がわかる決定版解説書!
改革を推進する当事者である有沢氏と、実務経験とアカデミックな知見の両方を備え、有沢氏とは旧知の間柄である石山氏という最高の組み合わせが実現。
「グローバル職務等級制度」「地域カード」「副業の推進」など注目の施策について、「会社と社員の対等な関係づくり」「開示の重要性・透明性の担保」などの改革を貫くポリシーも含めて「本質」に迫る。また銀行から始まる有沢氏のキャリア遍歴についても深掘りし、どのように人事のプロフェッショナルとしての有沢氏がつくられたのか、それらの経験がカゴメの改革にどのように生かされているのかも解説。有沢氏本人の資質や人間性の理解にとどまらず、カゴメにおける改革や人事の仕事そのものを深く理解することを可能にしている。「選択型研修の導入とキャリア自律」をはじめ、多彩な対談ページも収録し、親しみやすく解像度の高い内容になっている。
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経営×人材の超プロが教える 人を選ぶ技術
著者:小野 壮彦/出版社:フォレスト出版
起業家×経営者×コンサルのトリプルキャリアを持ち、世界最高峰ヘッドハンティングファームの共同経営者を務め、100社以上、5000人超のハイクラス人材を見極めた経営×人材の超プロが初めて体系化した「人を選ぶ技術」の全ノウハウ!
人生において、なんらかの成功をもくろむならば、アイデアよりも、ファイナンスよりも、方法論よりも、重要なことがある。それは「誰を選ぶか」だ。
「誰を仲間に引き入れるべきか」
これは組織にとっての永遠の命題だ。
本書は人材採用・人材登用の世界最高峰の現場で磨き込まれたフレームワーク、技術を惜しげもなく公開。できるだけ一般のシーンで使えるようにアレンジし、誰でも結果が出せるよう、超実践的に解説している。
人間を「構造」で捉える本書のメソッドを身につけさえすれば、誰もが「人材を見極めることができる人」になれることを約束する。
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ジョブ・クラフティング: 仕事の自律的再創造に向けた理論的・実践的アプローチ
著者:高尾 義明、 森永 雄太/出版社:白桃書房
ビジネスを取り巻く環境変化が加速している中、それに適応すべく業務も柔軟に変えていかなくてはならない。そこで関心を集めているのが、従業員自身による仕事のリデザインという側面を持つ概念、ジョブ・クラフティング(JC)だ。従業員のメンタルヘルスを良好に保ち、モチベーションを向上させる効果も確認されており、実務面での活用も注目されている。それにともないこの数年、日本でもJC研究の発展がめざましい。
本書は、JC領域の第一線の研究者たちが集結し、最新の理論と実践の方向性を多角的に議論する、本邦初のJC研究書である。実務的インプリケーションも分かりやすく整理されており、関心のあるどの章からでも読める構成となっている。「JCの理論と実践の現在地」が読み取れるだろう。
自らの仕事のリデザインや、組織のワーク・エンゲイジメント向上を模索する実務家にお薦めしたい、JCの実践へのヒントがつかめる1冊だ。
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人的資本経営のマネジメント -人と組織の見える化とその開示
著者:一守 靖/出版社:中央経済社
ISO30414を中心にその他の重要な指標も加え、主要な測定・開示指標を一挙解説!
人的資本の測定と開示への対応が求められるなか、どのような指標についてデータを整理し、どのように組織内で活用できるのか、開示を含めた各プロセスでの注意点やポイントはどのようなことなのかなどを日本企業、外資系企業の両方で実務経験をもつ著者がわかりやすく解説する。
そもそも人的資本は自らの組織を取り巻く状況に応じて強化すべき、あるいは改善すべきポイントが異なる。実務的にすぐに使える情報とともに、根拠となるアカデミックな知見も紹介することで、自社の状況や指針にあった測定と開示ができるよう、基盤を提供するものである。
先進事例(ソニー、構造計画研究所)の取組みも詳しく解説する。
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すべては1人から始まる――ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力
著者:トム・ニクソン/翻訳者:山田 裕嗣、青野 英明、嘉村 賢州/出版社:英治出版
「ソース(創造の源)は誰か?」に目を向ければチームが息を吹き返す
「もし私が事前に知っていたら、必ず『ティール組織』で紹介していた」
by フレデリック・ラルー
ソース原理とは、500人以上の起業家・経営者による研究からピーター・カーニックが見出した、「人がビジョンを実現しようとするプロセス」を捉える原理原則。
「ソース」とは、「アイデアを実現するためにリスクを負って最初の一歩を踏み出した個人」のこと。
最初の一歩を踏み出した瞬間に「クリエイティブ・フィールド」(創造の場)が生まれ、そこに惹きつけられた人々が集まり、ビジョンの実現に向けて共に創造活動に取り組む。
従来のような固定的な階層組織ではなく、「多様な人の力を結集してイノベーションを起こす」「一人ひとりの人生を大事にしながらも、企業の成長も目指していく」などが求められる現代社会の企業の現場で役立つヒントが詰まった1冊。
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男性中心企業の終焉
著者:浜田 敬子/出版社:文藝春秋
ジェンダーギャップが解消するどころか、日本企業に根強く残るのはなぜか? なぜ他国と比較して日本の女性登用はこれほどに進まないのか?
グローバル企業を目指す中で、業界の中での生き残りをかけて、そしてコロナ禍でのリモートワーク普及の追い風を受けて――本気で変わり始めた日本型企業もある。メルカリ、NTTコミュニケーションズ、富士通、丸紅、キリン、城崎温泉の豊岡市など、「失われたジェンダー30年」を取り戻そうとする奮闘と変化の過程を、著者自身の取材を交え、豊富な取材で描き出す。働くことをめぐる現在地、そして日本の未来を考えるための必読書。
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CHANGE 組織はなぜ変われないのか
著者:ジョン・P・コッター、バネッサ・アクタル、ガウラブ・グプタ/翻訳者:池村 千秋/出版社:ダイヤモンド社
コロナ禍は世界を大きく変えた。変化の加速するニュー・ノーマルの現実に個人や組織は適応できるだろうか。
実際のところ、科学技術がこれほどまでに進歩しても、私たち人間の性質は急には変わらない。目の前の脅威に対して生存本能が過剰に反応し、変化を避けようとしてしまうのだ。ただ同時に、人間には、成長し繁栄しようというチャネルも併せ持っている。
いま直面している変化はどのようなものか、それが人間にどのような反応を生じさせるのか、それらが組織にどのような影響を及ぼすのか――。組織変革には理論や戦略だけでなく、人間の性質に対する理解が不可欠である。
本書では、脳科学の知見、現代組織論、リーダーシップ論に基づいた「変化の科学」を提唱する。あまたの名著を世に送り出してきたハーバード・ビジネス・スクール伝説の名誉教授、ジョン・P・コッター教授の集大成となる1冊。
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定年前と定年後の働き方
著者:石山 恒貴/出版社:光文社
最新の研究理論と実例から、個人と組織の在り方を捉え直す1冊。
少子高齢化と長寿化の進行は、人生100年時代と呼ばれる環境の変化をもたらした。
総務省の「労働力調査」によれば、2021年は日本の職場の3割以上が55歳以上の労働者で占められていたという。だが、これまで日本では、シニアの働き方に対して組織側の施策に焦点があたることが多く、個人の働き方としてどのような戦略をとるべきかについては論じられてこなかった。また「定年後の生き方」を解説するものは多いが、継続して働き続ける方法を解説したものは少ない。
「定年前と定年後」をどう働くのか――。
そのヒントは「U字型カーブ」と「エイジング・パラドクス」にある。
ここでの働き方に「人生でもっとも充実した幸福な時期を実現する可能性がある」と説く著者が、これからの日本社会に必要な発想を示した、これまでにない1冊。
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日本の会社のための人事の経済学
著者:鶴 光太郎/出版社:日経BP 日本経済新聞出版
【改革のベースとなる理論と戦略を日本企業目線で解説】
ジョブ型雇用、人的資本経営、テレワークなど日本企業の人事担当者はさまざまな課題に取り組んでいるが、その意義や取り組み方について必ずしも十分な理解が行き渡っているとはいえない。それは、議論を行うための共通の土台であるフレームワークに大きな隔たりがあるからだ。
人事の経済学は、雇用・人事システムがどのように機能しているのか、その基本的なメカニズム、その背後にある理論を知るために企業の人事担当者が理解しておくべきフレームワークだ。
本書は、人事の経済学と雇用システムを解説し、雇用・人事システム変革の際にベースとして考慮すべき戦略を明らかにする実務家必読の書である。
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日本の人的資本経営が危ない
著者:佐々木 聡/出版社:日経BP 日本経済新聞出版
人的資本経営が話題になっている。ジョブ型雇用への転換と同様に日本型経営の在り方に揺さぶりをかけているかの様相であるが、人的資本情報開示に関する世界的な波に乗って横滑りの形で整えても、本質を見逃して市場からは魅力的な投資対象とみなされなくなるリスクをはらんでいる。このままではジョブ型雇用の時と同じく表面的な対応で終わる可能性大だ。
国内では、人的資本の情報開示に向けて各企業が右往左往している。それは海外の動きとともに、外圧といってもいい政官からの指針が、企業に向けていよいよ本腰の人的資本経営を求めるに至ったからであろう。
パーソル総合研究所が上場企業の経営者、人事部長に実施した最新調査にもとづき、海外や他企業の横滑りな模倣ではなく、強みを生かした人的資本経営の実現に向けた日本企業の姿と、カギを握る人事部の在り方を提示する。
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パワハラ上司を科学する
著者:津野 香奈美/出版社:筑摩書房
2020年6月に、「パワハラ防止法」が施行され、すべての企業に「パワハラ防止対策」が義務付けられた。しかし、パワハラをやめようという研修をするだけでは、防止することは難しい。パワハラの発生要因や社員の健康への影響、企業の業績への影響など、さまざまなことが実は科学的研究で明らかになっているが、ほとんど知られていない。
そこで本書では、パワハラが起こりやすいのはどういう組織か、パワハラしやすい上司にはどんな性格の人が多く、どういう行動特性があるのかを、具体的にデータやエビデンスで紹介する。最も難しいのは、「パワハラをしている」と訴えられても、本人がそう思えないことにある。これは、その人の性格特性もあるが、地位に就くことで人は横柄になってしまうという心理的な原因もある。10年以上この問題に取り組んできた研究者が、パワハラを起こさないための効果的な対策を提案する。
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リスキリングは経営課題
著者:小林 祐児/出版社:光文社
大切なのは「仕組み」づくり――リスキリングを個人ではなく組織や社会の視点から捉えなおす!
「リスキリング」とはひらたく言えば、業務上の技術や専門スキルを新しく獲得すること、そしてそれを企業が従業員に促進することである。DX(デジタル・トランスフォーメーション)とあわせて普及しつつあるこの言葉は、「生涯学習」「リカレント教育」などと同じく、広く大人の「学び直し」と捉えられる。しかし、残念ながら日本の社会人のほとんどは、学びへの意欲が極めて低い。統計データからも、大人が世界一学ばない国であることが明白だ。これは決して個人の「やる気」不足のせいではなく、日本企業の働き方やキャリアの「仕組み」に起因する。
大人の「学びの貧困」を解消するために必要な構造改革とは何か。幅広い調査データや学術知見を基に、日本企業がリスキリングを通じて生まれ変わる方法を提言する。
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リデザイン・ワーク 新しい働き方
著者:リンダ・グラットン/翻訳者:池村 千秋/出版社:東洋経済新報社
「人生100年時代」を提唱した著者による「働き方の未来」。
発展する自動化の社会において、さまざまな産業の様相と雇用のあり方が変わりはじめている。また、寿命が延びることにより、70代まで働くことが当たり前になる可能性も出てきた。以前より多様な家族やコミュニティのあり方を経験しはじめている人も少なくない。仕事に対して、勤務先の会社に対して、私たちが何を望むのかは、すでに昔とは一変している。
2020年から世界が新型コロナウイルスのパンデミックを経験したことにより、図らずも私たちに人生を考え直す千載一遇のチャンスが訪れた。
仕事のあり方を大胆にリ・デザイン(再設計)し、環境をより有意義でより生産的なものに変えて、機敏で柔軟性の高い働き方に移行するために何ができるのか。一人ひとりを大切にできる職場にこそ人が集まる時代、本書は「人間的に豊かな働き方」を「成果」につなげる具体的なプロセスを提示する。
詳細情報
ワークプレイス・パーソナリティ論:人的資源管理の新視角と実証
著者:鈴木 智之/出版社:東京大学出版会
これからの職場・チームの設計に「パーソナリティ」の視点が生きる。
「人柄」「人となり」とも呼ばれる「こころ」の問題は、採用や選抜、育成、評価、昇任など人事のすべての場面に関係する「究極の問題」の一つと言える。しかしロジカルに考えることが難しく、パーソナリティを用いた人的資源管理はほとんど議論されてこなかった。
本書はビッグファイブ、ダーク・トライアド、GRIT、HSP、自意識などパーソナリティの理論を明快にレビュー。リクルーターのありかた、ジョブ配置、経験学習など、具体的な課題や場面からパーソナリティを考慮する意義、有効性を説明する。さらに、パーソナリティを考慮した人的資源管理の企業事例を紹介し、効果を実証した。
就職やキャリアデザインの形が激変期を迎える日本企業の職場づくり、人づくりに、斬新にして実践的なヒントが多数得られる1冊。
詳細情報
株式会社アールナイン
定期アンケートで内定者の不安や要望を可視化! フォローの手がかりを提供し内定辞退を防ぐ「PEPS(ペップス)」
せっかく内定を出しても、辞退されてしまう。内定者一人ひとりに向き合う時間がない。PEPSはこうした人事の悩みに答えるソリューションです。毎月のアンケートで内定者のコンディションの変化を数値化し、辞退リスクを知らせます。自由記述欄があることで、人事に直接言えない内定者の不安にも寄り添います。
特長
- 毎月約20問のアンケートを自動送信、内定者の心理や環境の変化を把握
- 各設問の回答を数値化、内定辞退リスクが高まる「閾値」を下回るとアラートでお知らせ
- 不安や要望などを書き込める自由記述欄から、個別フォローのヒントが得られる
詳細情報
株式会社インタツアー
早期キャリア形成と良い採用へ学生と企業を導く
リレーション採用プラットフォーム「インタツアー」
インタツアーは、学生による企業インタビューサイト。学生が企業へインタビューした録画動画を基に、七つの動画と口コミ風テキストを制作して公開する。企業はインタビューを受けるだけで、学生の仕事観、社会人観の醸成や早期キャリア形成に協力しながら、良い採用を実現できる。学年を問わず約6万人の学生が利用。
特長
- 学生のキャリア形成を支援する企業というイメージを構築。採用ブランディングに
- 早期から学生に社名や特徴を認知してもらうことで、質の高い母集団を形成
- 動画制作、母集団形成、定期フォロー、広告PR など、採用に必要な業務をサポート
詳細情報
GoGlobal株式会社
最短2週間で海外進出・海外雇用を実現! 現地法人不要の海外人材雇用スタイル「海外雇用代行(EOR)サービス」
海外雇用代行(EOR)サービスは、世界各国の優秀な人材を、現地法人を設立せずに雇用することを可能にします。従来型の海外進出において発生する費用・時間を大幅に削減し、最短2週間で海外進出・海外雇用を実現。現在100ヵ国以上でサービスを提供し、日本企業の海外進出・海外雇用をサポートしています。
特長
- 自社拠点は世界82ヵ国以上。100ヵ国以上でサービス提供が可能
- 各国の煩雑な管理業務、コンプライアンスを気にすることなくコアビジネスに集中できる
- 事業ニーズに合わせ、各国で適切な人材の求人・雇用・人事管理まで一気通貫サポート
詳細情報
株式会社XAION DATA
ソーシャルリクルーティングを加速する、次世代型AIタレント検索エンジン「AUTOHUNT」
Web上に分散するSNSなどの公開情報を横断的に検索し、優秀な人材を発掘するAIタレント検索エンジン。350万人以上のプロファイル情報と500万社以上の企業情報を統合し、従来の採用データベースでは見つからなかった人材を、人・企業の検索条件から横断的に検索できる。
特長
- 転職サービスに登録していない転職潜在層からも、人材を探索することが可能
- SNSを通じて、中長期的な接点作りを見据えた独自のタレントプールを構築
- AI搭載のスカウト自動生成機能などにより、採用関連業務の60%を削減
詳細情報
株式会社ROXX
オンライン完結型コンプライアンス/リファレンスチェックサービス「back check」
雇用のミスマッチをテクノロジーで未然に防ぐ、オンライン完結型コンプライアンス/リファレンスチェックサービス。候補者本人の許可を得たうえで、一緒に働いたことのある元上司や同僚から評価を集めるため、客観的に見た「候補者の働く姿」がわかる。コンプライアンスチェックにも対応し、リスク回避、法令遵守も実現。
特長
- 候補者登録から、推薦者の本人確認、リファレンス回答まで、オンラインで完結
- 独自のレポート共有機能により、他社のリファレンスレポートを自社の採用選考に活用
- 候補者を多面的に知ることで、入社後のオンボーディングを効果的に実施
詳細情報
CoachHub株式会社
すべての働く人にコーチを! 個別最適な成長支援を回数・場所・時間無制限で提供する「CoachHubデジタルコーチング」
CoachHubは、従来の「エグゼクティブ向け、対面式、高額」というコーチングの常識を変え、受講回数無制限のデジタルコーチングを提供します。すべての働く人にトップクラスのコーチが伴走し、VUCAの時代を率いるリーダーシップ開発を支援。コーチングによる成長状況を可視化・分析し、改善に生かせます。
特長
- 90ヵ国3,500名のトップクラスのコーチが、60以上の言語でコーチングを実施
- 回数無制限のサブスクリプション型コーチングでコーチが最後まで伴走
- AI技術、HRダッシュボードにより、従業員の成長やコーチング進捗、ROIを可視化
詳細情報
株式会社サポーターズ
80万人のITエンジニア不足解決に挑む。協賛企業と共に学生ITエンジニアを育てて増やす「技育プロジェクト」
ITエンジニア志望の学生向け育成プログラム。協賛企業の支援により、学生は年間150回以上開催される勉強会やハッカソンなどの技術イベントに無料で参加。学生と企業が、採用選考ではなく教育・育成の場でつながることで、企業の中長期的な採用ブランディングと、ITエンジニア不足という社会課題解決を実現する。
特長
- 優秀層との接点を創出:就職活動前からもの創りに主体的に取り組む学生との接触が可能
- 採用ブランディング効果:学生の協賛企業認知度30~40%、就職意向度10%向上
- 業界第一人者の協力:河野デジタル大臣や落合陽一氏など、オピニオンリーダーが登壇
詳細情報
株式会社シーベース
“周囲の声”を集めて人材育成の機会を提供! 360度フィードバックシステム「CBASE 360」
年間利用者数十万人の360度フィードバック支援サービス。専門知識を持ったスタッフが、システム導入から施策の設計・実行までをトータルに支援する。アクション立案や定期的な振り返り機能により、従業員の確実な行動改善と習慣化を実現。管理職育成やハラスメント対策、人事評価の見直しなどに活用されている。
特長
- 360度施策に特化したシステムで、実施から振り返りまでの負荷を削減
- サービス提供15年以上のノウハウにより、初めての導入でも安心
- システムには最新のAI技術を搭載。コメント確認に要する時間を効率化
詳細情報
株式会社SIGNATE
デジタル変革を実現するDX人材育成サービス「SIGNATE Cloud」
「SIGNATE Cloud」は、全社的なDXリテラシーの底上げや、DX推進人材の発掘・育成、AI実装など、デジタル変革をトータルにサポートするDX教育サービス。社員のDXマインドとリテラシーの醸成からDX推進スキルの獲得までを一気通貫でサポートし、DX推進に必要な人材の育成を実現する。
特長
- スキル計測テストで学習・研修成果が見える
- 育成対象に応じてコースを自由にカスタマイズ
- ゲームのようなUI/UXで学習意欲を刺激する
詳細情報
リープ株式会社
最先端の教育工学とテクノロジーを活用した、コーチング力強化のための学習プラットフォーム「SkillPalette コーチングアセスメント」
企業内OJTでは、上司のコーチングスキル不足が部下の成長を妨げている事例が多くある。「SkillPalette」は、コーチングスキルの評価・課題抽出・育成フィードバックを一貫して提供する対話分析AIを備え、インストラクショナルデザインに基づく学習DXシステムにより企業の成果創出を牽引する。
特長
- 実際の部下とのコーチング動画を独自AIと認定評価士が評価・分析・フィードバック
- コーチングスキル評価実績は1,000件以上。多様な事例、知見に基づく支援が可能
- パフォーマンス評価を軸とした人材開発・育成マネジメントにより人的資本経営を実現
詳細情報
オーセンティックワークス株式会社
雑談が減り、関係性が希薄化した職場に新たなつながりを。『言える化』チーミングツール「SOUNDカード™︎」
気持ちが通じ合える気がしない、どうにも関わり方がわからない、言うだけ無駄にしか思えない会議や1on1における進行補助ツール。問いの書かれたカードを引き、その質問に答える中で「言える化」を促進。言いたいことを言わない、方向性がバラバラ、他人事/タコつぼ化、視座が低いという職場の四大症状が解消できる。
特長
- ファシリテーションスキルがなくても、現場における生のテーマで深い対話を実現できる
- 20年間の実践で得た組織開発メソッドと630個の多彩な問いで「言える化」を支援
- 数百人のキックオフイベント、オンライン会議、オンボーディングなどでの活用も可能
詳細情報
日本マイクロソフト株式会社
新時代の働き方を支援する従業員エクスペリエンスプラットフォーム「Microsoft Viva」
Microsoft Viva は “従業員を中心として” 統合された従業員体験を提供することで、社員が成功し、活躍するために必要なリソースとサポートを、場所を問わずに提供するためのプラットフォームです。Microsoft 365 や Microsoft Teams などを通じて利用できます。
特長
- 毎日使うMicrosoft 365とMicrosoft Teams内に構築
- 次世代AIと組織の分析情報が、継続的な従業員エンゲージメント向上を支援
- インサイト、目的、つながり、成長……従業員をあらゆる側面でサポートする機能を用意
詳細情報
株式会社Voicy
経営者やメンバーの声を直接届け、組織を活性化させる
コミュニケーションDXツール「Voicy 声の社内報」
「Voicy 声の社内報」は、音声プラットフォームVoicyを活用した社内のコミュニケーションDXツール。社内メンバーだけが聴ける聴取環境を構築し、実際の「経営者の声」「メンバーの声」を直接届けることで、文章だけでは伝え切れない気持ちや感情まで伝わるコミュニケーションを実現する。
特長
- 聴取権限を与えたアカウントだけが聴ける。安心して話せる強いセキュリティ
- Voicy専用アプリを使って、スマートフォン1台で手軽に収録・配信ができる
- 「ながら聴き」しやすい再生環境だから、聴かれ続ける(平均聴取維持率72%)
詳細情報
株式会社Mediplat
テレワークで産業保健を始める、クラウド型健康管理サービス「first call」
「first call」は、人とシステム両面で企業の産業保健/健康管理を支援するサービスです(導入実績:1,190事業所以上)。全国16万人の医師基盤から、どの地域へも産業医の紹介が可能。システムで、産業保健(面談、就業判定、ストレスチェックなど)の業務を効率化し、人事/産業医の負担を軽減します。
特長
- 全国どこでも産業医選任が可能。オンライン面談システムで人事/従業員の負担を軽減
- 従業員はスマホから全12科目の専門医に、24時間いつでも回数無制限で相談可能
- 健診結果などの健康情報をシステム上で一元管理。就業判定もオンラインで完結
詳細情報
株式会社LIFEM
誰もが働きやすい社会を目指して
オンライン診療で働く女性の健康課題改善を支援する「ルナルナ オフィス」
女性の健康課題の啓発・認知・改善・効果検証を一気通貫でサポートします。まず、全従業員に向けたセミナーで社内風土を醸成。その後、従業員は婦人科医のオンライン診療・相談で、自身の健康課題を認知でき、ピルや漢方の処方で改善支援が受けられます。費用対効果を可視化することで、企業の効果検証もサポートします。
特長
- 女性のライフステージに合わせた3種類(月経・妊活・更年期)のプログラムを提供
- 福利厚生で「オンライン診療・相談」「薬剤の配送」を実施し、症状の改善までフォロー
- 4分野の専門家監修のもと、婦人科医のオンライン診療・相談で安心の体制を構築
受賞者からのコメント
当社のビジネスはこの20年間で大きく変わりました。富士フイルムグループが成長してきた原動力は、変化を恐れず主体的に挑戦し続けてきた従業員一人ひとりの力です。これからもこの力を継承し続け、最大限に発揮するため、当社独自のプログラムとして「+STORY」を展開してきました。
このたび、当社が大事にしてきた人材育成の取り組みが評価されたことを大変うれしく思います。今回の受賞は人事部の力だけでなく、一人ひとりが「+STORYシート」を書き、職場で「+STORY対話」を実践し、「+STORY LIVE」を視聴するなど、「+STORY」の考え方に共感してくれた結果だと受け止めています。
本当のスタートはこれからです。一人ひとりが新たな挑戦をしながら可能性を広げ、自分にしかできない「STORY」を紡いでいくために、自己成長支援プログラム「+STORY」をさらに充実させていきます。