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厚生労働省

入賞者(ノミネート)一覧

日本の人事部「HRアワード」2017トップ > 入賞者(ノミネート)一覧:書籍部門
皆さまからいただいたご意見を基に、エントリー約300点の中から、「企業人事部門」「書籍部門」「プロフェッショナル部門」の入賞者(ノミネート)53点を決定しました。あなたの声により、最優秀賞を決定します。ぜひ投票にご協力ください!

書籍部門

(1) ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み

(著者:近藤 宣之/出版社:ダイヤモンド社)

「赤字は犯罪」&「黒字化は社員のモチベーションが10割」
「人を大切しながら利益を上げる」23年連続黒字企業の秘密

倒産寸前から年商4倍、10年以上離職率ほぼゼロ、23年連続黒字と成長を続ける会社、日本レーザー。「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の「中小企業庁長官賞」など、数々の賞を受賞。ファンドを入れない日本初のMEBOで親会社から独立し全員が株主となったことでも注目される筆者が、「七つの崖っぷち」にめげずに「人を大切にしながら利益を上げる会社」を作ってきた信念・施策を公開。

  • 「2:6:2」の「下位20%」は宝!
  • 理想主義・実力主義・家族主義が共存
  • 社員が言いたいことが言える風土
  • 人が辞めない仕組みはこうつくる

「強くてやさしい会社」が社員のモチベーションを引き出し成長する。どんな組織でも使える、社員のモチベーションアップの秘密が満載の一冊。

【書籍情報】https://www.diamond.co.jp/book/9784478101599.html

(2) ザ・会社改造 ―340人からグローバル1万人企業へ―

(著者:三枝 匡/出版社:日本経済新聞出版社)

世界競争で沈む日本企業への答えがここにある 12年間もの長期にわたり実行した「会社改造」の軌跡

上場企業のCEOに就いてから12年間もの長期にわたり実行した「会社改造」、すなわち「改革の連鎖」を追った、改革のドラマ。社員わずか340人の超ドメスティックな商社が、いまやグローバル1万人に迫る、世界で戦う企業に転換するためには何が必要だったのか。お堅い理論書ではなく、物語形式で描かれるその実話にグイグイと引き込まれ、読者は生々しい現実を疑似体験しつつ、経営の「論理性」「戦略性」を学んでいくことができる。

「失敗の状況」と突破口の実例が赤裸々に描かれ、各章に出てくるフレームワークは、多くの会社に当てはまる汎用性と普遍性を含んでいる。会社を変えるとは? その経営行動を支えた論理とは? 上場企業の現役経営者が自ら書き下ろした改革のドラマ。日本企業がグローバル競争に勝ち抜くためのヒントが詰まっている。

【書籍情報】http://www.nikkeibook.com/book_detail/32097/

(3) 事業を創る人事 グローバル先進企業になるための人づくり

(著者:綱島 邦夫 /出版社:日本経済新聞出版社)

勝ち続ける企業は20年後の社長を育てている

変革の時代、今こそ人事は、給与支払いや採用の実務、社員の福利厚生を庇護する守り神の役割を卒業し、事業ラインの支援者、パートナーとならなければならない。人事の根源的な目的は、新しい技術や市場の開拓、新しい事業モデル、業務プロセスを実現する人材基盤と組織能力を開発することにあり、この変革の時代を生き延びる唯一の道は、新しい組織能力、新しい人材基盤の創造にあるからだ。

本書では、GE、IBM、ジョンソン・エンド・ジョンソン、エマソン、P&G、フェデックス、ネスレ、サムスン電子などのグローバル先進企業の人づくりの仕組みと、トヨタ自動車、パナソニック、みずほFGなど「事業を創る人事」に挑む日本企業の戦略を解明。人事がわかる経営者の特徴、経営がわかる人事部の特徴を知ることができる。

優良企業は、人事がわかる経営者と、経営がわかる人事部が両輪になっている。戦略人事の実例から、人事の本質を学ぼう。

【書籍情報】http://www.nikkeibook.com/book_detail/32137/

(4) 職場の問題地図~「で、どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方

(著者:沢渡 あまね/出版社:技術評論社)

「“残業するな”と上司がうるさいので、帰ったことにして家で仕事している」
「残業はすべて管理職が肩代わり、管理職はいつもゲッソリ……」
「他人に構う余裕がなく、会話がなくなった」
「裁量労働制……お金にならない残業が増えただけ」
そんな職場の“あるある”な問題は、なぜ起こるのか? 原因と全体像を図解しながら、解決策を教えます。

日本の労働時間の長さと生産性の低さが問題視されている。「働き方改革」を標榜し、残業時間の制限や有給休暇取得促進などの施策に力を入れている企業も多いが、一部を除き、まだ多くの企業ではうまくいっていないのが実状だ。なぜ、日本企業の「働き方改革」は進まないのだろうか――。

本書のタイトルにもなっている「問題地図」を見れば、問題の因果関係が一目瞭然。原因と全体像を押さえれば、きっと解決策が見えてくるだろう。「働き方改革」に取り組む人事担当者、管理職にとって見逃せない一冊と言える。

【書籍情報】http://gihyo.jp/book/2016/978-4-7741-8368-8

(5) 人工知能が変える仕事の未来

(著者:野村 直之/出版社:日本経済新聞出版社)

「人工知能が人類を駆逐する」は非現実的
人工知能をわかりやすく解説し、人間との共存を説く

人工知能の開発はどこまで進んでいて、何ができるようになっているのか。そして何ができないのか。人工知能を支えるディープラーニングなどの技術や、ビッグデータ、IoTとAIとの関わりにより、どんなことが実現されるのかを分かりやすく解説。人工知能により10年後のビジネスがどのように変わっていくのかが分かる。

本書では、企業経営者として日夜、人工知能の応用開発の最前線に立ち、経営実務、ビッグデータの利用、マーケティングなど幅広いビジネス分野の事情にも詳しい専門家が、具体的に人工知能を利用したビジネス、仕事の変貌を解説。「人工知能が人類を駆逐する」といったダークイメージを非現実的として退け、人間が高い能力を持つ人工知能と共存するための考え方を述べている。人事としてAIとどう対峙していくのか。現実的な未来を考える力を与えてくれる一冊だ。

【書籍情報】http://www.nikkeibook.com/book_detail/32063/

(6) 人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊

(著者:井上 智洋/出版社:文藝春秋)

人工知能(AI)が目覚しい発展を遂げている。2030年頃には、人間並みにさまざまな知的課題をこなす“汎用人工知能”が実現するとも言われる。AIによって、今後、社会はどう変わっていくのだろうか――。

本書の著者で、AIの最前線に精通する駒澤大学准教授の井上智洋氏は、「普及すれば、社会や経済のあり方は劇的に転換する」と予測。AIの進歩により、最大で人口の9割が失業する可能性があるという。またその場合は、社会保障をベーシックインカム(BI)に一元化し、子供から大人まで一律の生活保障を支給するすべきだと主張している。

これから社会や経済の構造、人々の雇用や働き方はどう変わっていくのか。何が消え、何が残るのか。井上氏の提言は、不安をあおるだけの単なる悲観論や脅威論とは一線を画し、重要な示唆に富んでいる。AIの未来、資本主義の未来、労働の未来、社会保障の未来まで、気鋭の経済学者が語りつくした一冊。

【書籍情報】http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166610914

(7) 人材開発研究大全

(編著:中原 淳/出版社:東京大学出版会)

人は城、人は石垣、人は堀
それは現代だって変わらない
人材開発の「知の技法」、その最前線

日本型雇用慣行が崩壊しつつある現在、日本企業は「能力形成システム」を再構築する必要に迫られている。

本書は、人材開発に関連する研究論文や研究論考を収録した、日本で初めての研究論文集。組織社会化、面接、OJT、メンタリング、プロアクティブ行動、トランジション、アクティブラーニング、リーダーシップ開発、エンゲージメント、インターンシップ、リアリティショック、経験学習、Off‐JT/研修、組織市民行動、ゲーム研修、組織再社会化、経営理念、管理職育成、越境学習、リフレクション、チームワーク、変容的学習など、人材開発(=人的資源開発)に関連する研究論文や研究論考を、約900ページという圧倒的なボリュームで収録している。

人材開発研究に関して、多岐にわたる分野で活躍している研究者たちの最新の知見を知ることができる一冊だ。

【書籍情報】http://www.utp.or.jp/book/b307456.html

(8) 人材覚醒経済

(著者:鶴 光太郎/出版社:日本経済新聞出版社)

成長のアキレス腱となった無限定正社員システム、
その問題点を解決できるのはジョブ型正社員だけだ。

政権の人気取り政策とも揶揄される「一億総活躍社会」。人口減対応・人材強化が日本経済の次なる成長にとって欠かせない条件なのは確かだが、今やアベノミクス第2ステージは混とんの様相を呈している。この混とんから脱出するには、「ひと」にまつわる改革、眠れる人材を覚醒させる、教育を含む広い意味での人材改革と働き方改革が必要なのだ。

本書では、働き方改革の根本は多様な働き方の実現ととらえ、そのためにどのような改革が必要か、どのような社会が生まれるのかを明らかにする。成長のアキレス腱となった無限定正社員システムの問題点を解決できるのは、ジョブ型正社員だけ。日本経済の底上げに本当に必要なのは、人材が目覚めることなのだ。実力派経済学者が、人材覚醒のために必要な改革を提示する、人材から見た経済論。

【書籍情報】http://www.nikkeibook.com/book_detail/35702/

(9) 衰退の法則

(著者:小城 武彦/出版社:東洋経済新報社)

なぜ、同じような業界・経営環境でありながら、繁栄する企業と破綻する企業に分かれてしまうのか?

破綻する日本企業には「衰退のメカニズム」が存在する。通常は大きな問題を引き起こすことがないし、見過ごしてしまうことが大半だが、ひとたび事業環境が変化すると、突然牙をむき始め、ズルズルと業績を下げ、企業を破綻に追いやってしまう。いわば「サイレントキラー」である。具体的には、ミドルによる社内調整、出世条件と経営陣登用、経営陣の資質と意思決定といったことが、企業の業績の成否を分けている。あなたの会社には、このサイレントキラーが眠っていないだろうか。また、サイレントキラーの駆動を避けるには、何をすべきだろうか。企業再生の最前線で活躍してきた著者が膨大な現場の生の声と、経営学・心理学の知見から紡ぎ出した経営組織論のフロンティア。太平洋戦争における日本軍の敗戦の原因を分析し、組織論の名著として知られる『失敗の本質』の企業版とも評価される、注目の一冊だ。

【書籍情報】https://store.toyokeizai.net/books/9784492533901/

(10) 生産性 マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

(著者:伊賀 泰代/出版社:ダイヤモンド社)

「成長するとは、生産性が上がること」――そう語る元マッキンゼーの人材育成マネジャーが明かす生産性の上げ方とは

かつて日本企業は、生産現場での高い生産性を誇り、日本の高度成長期を支えてきた。しかし、時は流れ、今ではホワイトカラーの生産性が圧倒的に低い日本企業は、世界から取り残された存在となっている。生産性はイノベーションの源泉でもあり、画期的なビジネスモデルを生み出すカギとなる。いま注目の「働き方改革」においても、最も重視されるべきは生産性なのだ。

本書では、マッキンゼーの元人材育成マネジャーが、生産性向上のための四つのアプローチを紹介。世界と日本の違い、イノベーションと生産性の関係、量から質の評価への転換、マッキンゼー流の方法など、いかに組織と人材の生産性を上げていくか、その意義と詳しい手法を紹介する。

【書籍情報】https://www.diamond.co.jp/book/9784478101575.html

(11) 活躍する人のセオリー 強みを活かす

(著者:曽山 哲人/出版社:PHP研究所)

働き方改革や生産性向上が叫ばれている今、ビジネスパーソンそれぞれが強みを活かし、やりがいを持って、効率的に成果を上げていくことが求められている。しかし多くのビジネスパーソンは、「そもそも自分の強みが分からない」と悩んでいる。どうすれば、人事は社員の強みを引き出し、活かすことができるのか――。

『日本の人事部』「HRカンファレンス」でもおなじみの曽山氏が、「強みを見つける」ためのノウハウ、「強みを使って上手に仕事をする」方法、部下の強みを引き出してチームとして成功するやり方などを、サイバーエージェントでの事例を紹介しながら、わかりやすく解説する。

切り口は、
●一年後の自分をイメージする    ●不安を消すイメトレ
●発信するとチャンスが増える    ●言葉の開発をする
●言わせて、やらせる        ●決断経験が強みを増やす
●「ありがとう」が強みを活かす   ●会議の最初にポジティブを etc.

【書籍情報】https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-83613-3

(12) 同一労働同一賃金の衝撃 ―「働き方改革」のカギを握る新ルール―

(著者:山田 久 /出版社:日本経済新聞出版社)

格差是正? 賃上げ実現? 非正規解消?
「同一労働同一賃金」の素朴な疑問にプロが答える。

同じ働きに対しては同じ賃金を支払う――この一見すると当たり前のことが日本ではなぜ実現しなかったのか? 欧米企業と日本企業との違いはどこにあるのか? 同一労働同一賃金の議論の背景にある不公平感や社会の実態にも目を配りながら、誰もが疑問に抱くポイントを丁寧に解説する。

安倍晋三政権が打ち出した格差是正・賃金底上げのための目玉政策、「同一労働同一賃金」。しかし、同一労働同一賃金というルールを導入すれば賃上げが実現する、という単純な図式にはならない。本書では、複雑な問題をはらんだ同一労働同一賃金をさまざまな角度から解説するとともに、導入する際はどのようなステップを経るべきかについても、踏み込んで検討。新たなルールは、企業や従業員ばかりでなく、社会全体に大きな影響を及ぼす。この問題を考える際の入門書となる一冊。

【書籍情報】http://www.nikkeibook.com/book_detail/32129/

(13) DREAM WORKPLACE――だれもが「最高の自分」になれる組織をつくる

(著者:ロブ・ゴーフィー、ガレス・ジョーンズ/訳者:森 由美子/出版社:英治出版)

いまの企業が抱える問題は、「職場がつまらない」こと。
生き残りたければ、これからの世代が働きたい職場に変えよう。
【サイボウズ社長・『チームのことだけ考えた』著者 青野慶久氏 推薦!】

あなたの組織は、「選ばれる職場」になっているだろうか。あなたがもし「世界で一番働きたいと思う組織を設計しなさい」と求められたら、どんな組織をつくるだろうか。いまや、「選ばれる職場づくり」こそ、最大の経営課題。人材をつなぎとめるのは、もはや報酬でも肩書きでもない時代なのだ。人事にも、「世界で一番働きたいと思ってもらえる組織を、どうやってつくるのか」を考えることが求められている。

組織行動学の第一人者がグローバルな研究から見出した、「夢の組織」の大原則とは。ルイ・ヴィトン、ユニリーバ、ハイネケンなど、営利から非営利組織まで、世界中から人材を引きつけ、価値を出し続ける企業事例が満載の一冊だ。

【書籍情報】http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2235

(14) なぜ日本企業は勝てなくなったのか: 個を活かす「分化」の組織論

(著者:太田 肇/出版社:新潮社)

さらば、集団主義!
働き方を改革し、企業が再生できる組織の形とは?

会社が危機の時、全社一丸になろうとしてはいないだろうか? かつて日本企業は「全社一丸」を看板に掲げ、社員の勤勉さとチームワークを売り物にしてきた。しかし、現在ではそういった考えは時代遅れであり、真の結束を図るためには「分化」、つまり個人の自主性と多様性がもっと尊重されるべきだと、著者は語る。

かつて利点だった日本企業の「まとまる力」は、現在では社員一人ひとりの能力を引き出すことの大きな妨げとなっていて、組織を不活性化させてしまっている。まず必要なのは、組織や集団から個人を「引き離すこと」なのだ。

働き方をドラスティックに変え、個の力を充分に活かす「分化」の組織論とは――。組織論研究の第一人者である著者が、組織を個人の視点から問い直す。新たな組織づくり、新たな働き方を模索しているリーダー、人事担当者にお薦めの一冊だ。

【書籍情報】http://www.shinchosha.co.jp/book/603798/

(15) 日本の人事を科学する―因果推論に基づくデータ活用―

(著者:大湾 秀雄 /出版社:日本経済新聞出版社)

問題点と解決策をデータで明らかに
戦略的人事設計の必読書

働き方改革や、女性管理職の育成、労働生産性アップ、ストレスチェックなど、人事部門はさまざまな課題について現状を正確に把握し、数値目標を立てて改善に取り組まねばならない時代。本書は、多くの日本企業が抱えるこれらの人事上の課題を、データを使ってどのようなに分析し、活用すればよいのかをわかりやすく解説している。

  • 女性の管理職育成が候補者を選ぶところから行き詰まってしまうのはなぜか?
  • 早期退職者を減らすにはどうしたらよいか?
  • 中間管理職の貢献度はどう計測したらよいか?

なぜ、人事データの活用が必要か、統計的なセンスの身につけ方など基本的なことから、採用施策の効果測定、管理職評価など具体的な分析方法まで、筆者が行ってきた研究結果を活かし、読者が自分の会社で使えるようわかりやすく解説。人事データの活用を後押しする。

【書籍情報】http://www.nikkeibook.com/book_detail/32150/

(16) HIGH OUTPUT MANAGEMENT 人を育て、成果を最大にするマネジメント

(著者:アンドリュー・S・グローブ/訳者:小林 薫/出版社:日経BP社)

「世界最高の経営書だ」――ベン・ホロウィッツ(『HARD THINGS』著者)
「僕の経営スタイルの形成に、本書は大きな役割を果たした」
――マーク・ザッカーバーグ(フェイスブックCEO)
「非常に大切なことをすばらしく教えてくれる重要な本」――ピーター・ドラッカー

インテル元CEOのアンディ・グローブが、後進の起業家、経営者、マネジャーに向けて、一字一句書き下した傑作。シリコンバレーの経営者や幹部たちに読み継がれ、大きな影響を与えてきた不朽の名著が、待望の復刊となった。アウトプットを最大化するための仕事の基本原理とは、マネジャーが最も注力すべき仕事はなにか、タイムマネジメントの方法、意思決定のときにしてはいけないこととは、ミーティングはどう進めるべきか、1対1の面談(ワン・オン・ワン)ではなにを話すのか、人事評価はどう判断すべきか――。マネジャーなら誰もが悩むことに答えてくれる、実践的で役に立つアドバイスが満載の経営書である。

【書籍情報】http://www.nikkeibp.co.jp/atclpubmkt/book/17/P55010/

(17) POWERS OF TWO 二人で一人の天才

(著者:ジョシュア・ウルフ・シェンク/訳者:矢羽野 薫/出版社:英治出版)

グーグルもアップルもソニーも、なぜ「二人で起業」? あらゆるイノベーションは、「二人組」から生まれる?
ビジネス、音楽、サイエンス、文学、スポーツ、ファッション… クリエイティブ・ペアに学ぶ、創造性のシンプルな本質。

私たちは「孤高の天才」に憧れを抱く。驚異的なひらめき、非凡な才能。だが、それは幻想にすぎない。世界で最も革新的な企業。音楽史上最高のアルバム。生命の秘密を解く発見――あらゆる分野の革新は、刺激し合い、補完し合う「クリエイティブ・ペア」が生み出してきた。天才たちは、1+1が無限大に感じる人とペアを組んで偉業を成し遂げてきたのだ。

創造的な二人が出会って「クリエイティブ・ペア」を組み、関係が発展して、全盛期を謳歌し、突然あるいは必然的な幕切れを迎える。そんな「ペアの生涯」を六つのステップでたどりながら、創造性と人間関係のダイナミズムを描き出していく。

【書籍情報】http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2205

(18) ヤフーの1on1―― 部下を成長させるコミュニケーションの技法

(著者:本間 浩輔/出版社:ダイヤモンド社)

週1回、30分の「部下のための時間」が人を育て、組織の力を強くする。

2012年、社長交代による新体制発足と同時に始まった「1on1ミーティング」は、ヤフーの組織を活性化させた。毎週1回、原則30分を部下とのコミュニケーションに充てる。たったそれだけのことだが、続けることは難しい。では、ヤフーはどうやって制度として定着させ、風土を変えていったのだろうか。

本書は部下の「才能と情熱を解き放つ」ことを目的とする「1on1ミーティング」のメソッドを公開するだけでなく、実際の「1on1ミーティング」のやりとりをスクリプトとして見せ、読んで実践できる内容となっている。1on1によって経験学習を促進させ、才能と情熱を解き放つことで、社員は大きく成長する。

上意下達は、もう古い。頭ごなしの指導では部下は伸びないのだ。自分で考え、答えを出すことを見守り、支えるコミュニケーションの力を実感し、実践に結び付ける一冊だ。

【書籍情報】https://www.diamond.co.jp/book/9784478069783.html

(19) やり抜く力――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

(著者:アンジェラ・ダックワース/訳者:神崎 朗子/出版社:ダイヤモンド社)

ビジネスリーダー、エリート学者、オリンピック選手……
成功者の共通点は「才能」でも「IQ」でもなく「GRIT」(やり抜く力)だった

才能でもIQでもない、成功に必要な第3の要素「GRIT」(やり抜く力)。ハーバード×オックスフォード×マッキンゼーの心理学者が「人生のあらゆる分野での成功に必要な最重要ファクター」をついに解明した。

一流の人が共通して行っている「当たり前のこと」とは? 「やり抜く力」を伸ばす効果的な方法とは? 「やり抜く力」を測定するテスト「グリット・スケール」で、あなたの「やり抜く力」がわかる。

人生の成否を決定づける「やり抜く力」について、自分での身につけ方から、子どもなど他人の「やり抜く力」を伸ばす方法まで徹底的に明らかにする。著者のアンジェラ・ダックワースは、この「GRIT」の研究によってノーベル賞に匹敵するマッカーサー賞(天才賞)を受賞。世界の「能力観」「教育観」を根底から変えた、人材育成に関わる人に必読の一冊。

【書籍情報】https://www.diamond.co.jp/book/9784478064801.html

(20) LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

(著者:リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット/訳者:池村 千秋/出版社:東洋経済新報社)

未来の働き方を描いたベストセラー『ワーク・シフト』の著者が教える、100歳時代の生き方と働き方。
戦略的人生設計の必読書。

誰もが100年生きる時代を、私たちはどう生き抜いていけばいいのか――。著書『ワーク・シフト』で「HRアワード2013」書籍部門優秀賞を受賞した、ロンドンビジネススクール教授のリンダ・グラットン氏と共著者が、来るべき超長寿社会に向け、これからの生き方、働き方を提言する。

機械化やAIの進歩を受けて、働き方はどう変わるのか。ライフ(人生)とワーク(仕事)のバランスはどうあるべきなのか。人間関係をどう構築していけばいいのか。既存の「教育→仕事→引退」という三つのステージを生きる時代は終わり、これからは生涯で複数のキャリアを持つ人生にシフトすると、本書では訴える。

これからの時代の生き方・働き方を考えるため、立場やキャリアを問わず、すべてのビジネスマンがいま読むべき一冊と言えるだろう。

【書籍情報】https://store.toyokeizai.net/books/9784492533871/