「リスキリング」「採用戦略」「ウェルビーイング」「キャリア自律」「人的資本経営」「人材開発」「DE&I」「組織開発」――。昨今の人・組織・経営にまつわる重要なテーマだ。日本企業がさらに成長するためには、これらのテーマに対して人事パーソンが理解を深め、将来に向けた方向性を見出していくことが必要なのではないだろうか。

そこで『日本の人事部』では、各テーマにおける有識者やHRソリューションのプロフェッショナル、そして日本を代表する企業の人事リーダーが、知恵を出し合い、議論を重ね、社会への提言を行うことが不可欠であると考え、2月2日の「人事の日」に、“日本の人事部「ＨＲカンファレンス2024-冬-」～リーダーズミーティング～”を開催。多くの人事リーダーの皆さまにご参加いただき、盛況のうちに終了した。本誌では当日の模様をレポートする。

2024年2月2日（金）、東京・渋谷で開催された「リーダーズミーティング」。10時～12時30分、13時30分～16時にそれぞれ四つのセッションを実施。計八つのセッションでは、各テーマにおける有識者やHRソリューションのプロフェッショナルが登壇し、参加者の人事リーダー（大手・優良企業のCHRO、人事担当役員、人事部長クラスの方々）たちとともに、テーマについての問いを設定し、その問いに対して議論を深めていった。また、各セッションの終了後に交流会も実施。セッションの議論の続きを行う参加者や、有識者やプロフェッショナルに対して質問する参加者の姿が目立った。