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日本の人事部「HRカンファレンス2018 -秋-[東京]」 人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う、日本最大のHRイベント
2018年11月13日(火)・14日(水)・15日(木)・16日(金)開催 [主催]『日本の人事部』(株式会社アイ・キュー)
[後援]厚生労働省 経済産業省 [会場]大手町サンケイプラザ

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2018-秋-[東京]」トップ講演者インタビュー> 椋野 俊之氏(株式会社ドリームホップ 執行役員 ソリューション事業部長 兼 人事管掌担当)インタビュー

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応募を増やし、定着率を上げる!採用に成功した中小企業が実践した売手市場脱却のコツ

椋野 俊之氏 photo

株式会社ドリームホップ 執行役員 ソリューション事業部長 兼 人事管掌担当

椋野 俊之氏

人材の採用は空前の売手市場の中で、中小企業の中でも選ばれるコツをお伝えします。過去、社員の7割が退職するという危機を乗り越え、月間800名超の求職者を集めている20名規模の会社の実例をご紹介。キーワードは「商品力」「営業力」「見える化」です。ネームバリューがなくても、規模が小さくても20代から多数の応募を集め、入社後の定着率も上げる採用ノウハウを伝授します。

―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

空前の売手市場で大部分の企業が採用に苦戦している中、知名度も低く、規模も小さい企業でも募集職種を問わず成功するためのポイントについてお伝えします。特に応募者を増やす施策、定着率を上げる施策についてお話しいたします。

弊社も約4年前には従業員の7割超がやめてしまうという危機的状況にありました。人材の補てんのために媒体に掲載しても、応募も少ない上に選考辞退率も高く、採用したいターゲット候補者からは見向きもされない状態でした。そこから試行錯誤を行い、募集型媒体では1職種で月間400名や800名を超える応募者を集めるまでになりました。スカウト型媒体でも応募率が平均の15倍を超えるほどの高反応です。今では新卒採用もindeedで無料掲載数十人の応募が来るまでになっています。知名度がなくても、大幅な予算をかけなくても、欲しい人材が集まる仕組み、入社後の定着率を上げる取り組み、それを可能にしている検査ツールをご紹介いたします。自社事例だけではなく、弊社が支援している顧客事例もご紹介いたします。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

ドリームホップの強みは1,500社、40万人超のストレスチェックデータの保有にあります。そして、ストレスチェック義務化、その周辺業務をすべて内製化しています。そのため、さまざまな法人の集団分析データから見える高ストレス者の傾向、休職者・退職者の傾向も分析が可能です。これらの分析結果を活かし、人工知能の活用により求職者と組織の適性度を図り、人材の適材適所を判断するツールを開発しました。人材が定着しない理由は従業員と所属部署のミスマッチに起因していると考えています。それを入社前の選考段階で見える化することにより、求職者、企業双方ともミスマッチを回避することが可能です。豊富なストレスチェック業務から得た知見や統計情報を、顧客課題の解決に生かしています。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

今、非常に厳しい採用状況であることは弊社も実感しています。しかし、厳しい時こそチャンスだと私は考えています。うまくいかない時は、採用フローや採用戦略を変える勇気が重要です。今後、就業人口は減少を続け、2018年をピークに労働者は減っていくと予測するデータもあります。採用は年々厳しくなる可能性が高いのです。採用がうまくいっていない企業は思い切って新しい取り組みを進めていただきたいと思います。応募者が増え、定着率も上がる取り組みについて、積極的に情報公開していきますので、参考にしていただきたいと考えております。

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講演者プロフィール
椋野 俊之氏(ムクノ トシユキ)
株式会社ドリームホップ 執行役員 ソリューション事業部長 兼 人事管掌担当
同志社大学経済学部卒。日本ヒューレット・パッカード、アドバンテッジリスクマネジメントを経てドリームホップ入社。当時7割の従業員が退職するという危機的状況を乗り越え、月間800名を超える応募者を集客。また、2年間の内定辞退率0%と離職者0%を継続中。現在は主に中小企業向けに採用支援を行なっている。

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