[主催]『日本の人事部』(株式会社アイ・キュー)
[後援]厚生労働省 経済産業省 [会場]大手町サンケイプラザ
講演者インタビュー
『第二人事部』構想で人事部門に変革を!
~コストセンターからバリューアップ部門へ~
レジェンダ・コーポレーション株式会社 執行役員 人事・労務支援事業部担当
加藤 直之氏
空前の人手不足、働き改革の要請など、企業および人事部を取り巻く環境は激変しています。経営が人事に求めるコア業務シフトの本質とは何か? ビジネス変化のスピードに対応し、人事がコストセンターではなくバリュー創出の源泉となり企業価値を上げるには何が必要か? 弊社が提唱する「第二人事部」という考え方を元に、人事がコア業務にシフトするための三つの課題とソリューションについて提案します。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
ビジネス環境・スピードの変化の速さ、空前の人手不足を受けて、企業が生き残りのために経営資源をコア業務にシフトし、ノンコア業務を極小化することが求められています。
「制度・ルールはマクロ。対応はミクロ」と言われてきた人事労務業務は、人事業務の中でも大きな業務割合を占め、この業務の削減は多くの企業がチャレンジしていますが、求めた成果を出せている企業は多くありません。労務業務を削減し人事部が本来求められるコア業務にシフトできない理由は何か? それを解決するためには何が必要か? コア業務にシフトするための三つの課題と解決策をお伝えします。
また、従来、ソリューションの一つとして、多くのアウトソーサーが委託業者・代行業者として、コストカット目的に導入されてきましたが、期待された導入効果を得られないケースも多く発生しています。本気でコア業務へシフトするためには、アウトソーサーを「第二人事部」としてパートナー化するという発想の転換が必要です。自社の本質的な課題をアウトソーサーと共有し、共通認識を持たなければ課題を解決できません。その上で、自社の人事部門ではカバーできないナレッジ・ソリューション・リソースを提供し、足りないピースを埋めるのが当社の考える「第二人事部」構想です。「第二人事部」構想でコストセンターからバリューアップ部門へ人事変革を遂げた事例をまじえてお話いたします。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
レジェンダ・コーポレーションは「人事No.1イノベーションドライバー」をビジョンに掲げ、激動の時代を勝ち残るための企業にとって必要な人事変革を支援してまいりました。お客さまからの要望をただそのまま受け取るアウトソーサーではなく、常にお客さまにとって何が必要なのか。問題の本質は何かをお客さまとともに、またお客さまを上回る気概で向き合い、真のパートナーであり続けるために日々まい進しております。
課題を解決するために必要なテクノロジーの開発や人事とITの双方を理解するHRエンジニアの育成、また課題解決に不可欠なプロジェクトマネジメント手法を用いて、数々の人事部門の変革を実現してきた実績があります。BPR・BPO・システムをお客様各社の事情に合わせてインストールし、かつ垂直統合による運用を続けております。あたかも外部に「第二人事部」が存在するかのような頼れる役割を果たすのが当社の特徴です。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
「煩雑なオペレーションから解放され、コア業務にシフトしたい!」という願いは人事パーソンの方なら誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。本講演では、参加された方に、コア業務シフトのための本質的課題をお持ち帰りいただき、すぐにでも人事トップまたは経営との会話を始められることを思い描きながら講演いたします。
「もし、課題を自分ごとのようにとらえ解決策を提示し運用までカバーする「第二人事部」がいたら何をしますか?」「本当に人事で実現したいことは何ですか?」これらの問いを念頭に置いていただき、「第二人事部」の存在で、自社の人事部がどれだけ変革を起こせるかを想像しながら聞いていただければ幸いです。
- 加藤 直之氏(かとう なおゆき)
- レジェンダ・コーポレーション株式会社 執行役員 人事・労務支援事業部担当
- 北海道大学院修了後、リクルートに入社。多くのITサービス立上げに従事、後にベネッセコーポレーションでIT部門を統括、教育サービスのデジタル化をけん引。2015年レジェンダ入社。人事労務アウトソーシング事業の責任者として「BPO・BPR・人事管理システム」で、顧客に寄り添う「第二人事部」としての新しいアウトソーシングを目指す。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社アイ・キューの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。