[主催]『日本の人事部』(株式会社アイ・キュー)
[後援]厚生労働省 経済産業省 [会場]大手町サンケイプラザ
講演者インタビュー
財務研修をお探しの人事の方へ 眠くならずに学べる!「実践型」財務研修
シンメトリー・ジャパン株式会社 代表/米マサチューセッツ大学MBA講師
木田 知廣氏
ビジネスパーソンが苦手意識を持ちがちな「決算書の読み方」。
これを楽しく、分かりやすく学べる研修の一部を体験いただきます。
大手企業の営業マンに実施した際は、満足度の高さはもちろん「これなら、明日から実務で使える」と絶賛された内容です。ポイントは、会計と戦略をつなげること。誰もが知っている「あの」カフェを題材に、意外と知られていない戦略を決算書から見抜きます。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
私は前職のグロービス在籍時から人材育成にたずさわってきましたが、財務・会計など「おカネ」にまつわる分野に苦手意識を持っている人が多いことに驚いていました。これを解決するのが今回お届けする、「眠くならない」財務研修です。スターバックスやルノアールという実在のカフェの財務諸表を使うことによって、受講者の皆さんは想像力を働かせながら研修に参加することができます。
実際、大手企業の営業マンなど、普段の仕事で決算書を見ることがない方からも、「これなら分かる」と熱い支持をいただいています。しかし、単に「面白かった」で終わらせるつもりはありません。決算書を見ながら本当に気づくべきは、その会社の戦略です。先ほどの2社で考えてみましょう。同じカフェ業界にいながら、実はターゲットユーザーも違えば、提供価値も異なっていて、全く違う戦略をとっています。決算書を通してこの違いが見えてくるのが、この研修の本当の価値です。営業マンなど現場の方に支持をいただいている本当の理由もここにあります。つまり、単に決算書が分かるだけでなく、「これならば現場で使える」と、気づくことができるのです。
これまで、財務系の研修を企画しても、今ひとつフィット感を感じられなかった研修担当者の方は、ぜひご参加ください。なお、今回ご紹介できるのは2時間の導入編ですが、実際の研修にあたっては財務会計、管理会計の分野に応じてより広くて深い学びをお届けします。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
私は、「MBAの三冠王」と自称していますが(笑)、MBAで学び、MBAを作り、そしてMBAで教えるという経験を持っています。とくに、グロービス在籍時にプロジェクトリーダーとして関わった「グロービス経営大学院」の立ち上げは、他に類を見ない経験でした。しかし、MBAがすべてと言うつもりは毛頭ありません。私たちはMBAを基礎としながらも、その限界を乗り越える人材育成法をご提供しています。内容は、ヒト(リーダーシップ、チームビルディング)・モノ(戦略、マーケティング)・カネ(財務・会計)のマネジメントスキル、そしてロジカルシンキング、プレゼンテーションなどのベーシックスキルを「大人の五教科」というキーワードで体系化しているのが特徴です。
今回の講演では質疑応答の時間をたっぷりとりますので、私にできる範囲であれば、財務・会計にとどまらず、解決策をご紹介いたします。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
今回のテーマは財務・会計ですが、これに限らず私たちは「人材育成のかかりつけ医」のように、企業の人事部の方からの悩みのご相談にお応えしています。当社のホームページには私たちの人材育成に関する考えをまとめた資料がありますので、ご興味があればダウンロードしてご覧下さい。ネットで「シンメトリー 法人向け研修」の検索で、すぐに見つかります。なお、このような私たちのスタンスは、JICA(国際協力機構)様、JETRO(独立行政法人日本貿易振興機構)様のように海外進出を支援する方々からもご評価をいただいていますので、グローバル人材育成という問題意識をお持ちの方も、参加をご検討下さい。
- 木田 知廣氏(きだ ともひろ)
- シンメトリー・ジャパン株式会社 代表/米マサチューセッツ大学MBA講師
- ワトソンワイアットにて人事コンサルタントとして活躍の後、ロンドンビジネススクールでMBAを取得。帰国後はグロービス経営大学院の前身GDBAプログラムの立上げプロジェクトのリーダーを務める。その後、シンメトリー・ジャパンを立ち上げ代表に就任。2012年より米マサチューセッツ大学MBA過程で講師を務める。
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