[主催]『日本の人事部』(株式会社アイ・キュー)
[後援]厚生労働省 経済産業省 [会場]大手町サンケイプラザ
講演者インタビュー
世界のエリートがやっている会計の新しい教科書 体感! BSアプローチ会計入門研修
株式会社インプレッション・ラーニング 講師
吉成 英紀氏
優秀な日本のビジネスマンが、なぜ会計だけはいつまでも苦手なのか? 日本の会計教育は世界的にみて遅れています。会計が分からないのはあなたのせいではありません。いつまで経っても、何度研修を受けても何となくしか会計が分からない現状には明確な理由があります。新会計学習法「BSアプローチ」による会計の基本を「なんとなく」ではなく「完全に」理解出来る学習法を体感していただきます。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
誰も明かさなかった「初心者がいつまでも会計入門研修でつまずく理由」を公開します。会計の基本が分っていない、そんなつまらない理由のために、優秀な日本のビジネスマンがいつまでも数字でモノをみられない。投資とリターンの発想に欠け、商売人としてのセンスが育たない。世界で通用する人材が育たない。日本企業の利益率が極端に低い現実がある。こんなことはもうやめにしませんか? 会計の初学者が途中で分からなくなる理由は、「日本における会計の教え方」に原因があります。
簿記検定に代表するように、まず技術的な「会計のやり方」に理屈抜きで慣れることを強要し、思考を停止させ、その踏み絵に耐え抜いた人だけがやがて「慣れてくる」仕組みになっていました。とりあえず会計処理はできるようになったので、「分かった気になる」。これが従来の会計教育の決定的な構造的欠陥です。これでは会計の仕事の従事していない、「簿記に慣れる時間のない」普通のビジネスマンが「いつまで経っても」「入門書を何冊読んでも」「何となくしか」会計が分からない状況が生まれてしまいます。
本ワークショップでは、全く新しい会計学習法(BSアプローチ)を通じて、受講者全員が会計の基本を「なんとなく」ではなく、「完全に」わかった状態になれることを、実際に体験していただきます。これからの企業内研修における、本当の会計教育の学習方法について考える機会を、提供いたします。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
会計を学ぶ目的は、「ビジネスコミュニケーション能力を高めること」です。仕事を通じて自分の「会話」に責任を負える大人になることです。
研修担当者の中には、「会計は経理の話だから」と考え、階層別教育でも会計講座の優先順位を下げる方が多いように感じます。しかし、そもそもビジネスは、経済的効果を上げることが目的です。そのためには、数字や会計用語を使ってより具体的に相手を納得させ、信頼を勝ち得ることが大事です。そのため、会計や数字を使ったコミュニケーションが相手の気持ちを動かし、仕事の質を高めることについて理解していただきます。会計を学ぶ目的、会計の本質の正しい理解といった、単なる計算練習や会計用語の抽象的な説明を一切排除し、講師と受講生との議論を通じて、会計的思考力を養うことがポイントです。会計教育を通じて、会社、社会に貢献できる役割認識を高め、会計的思考力を養う研修プログラムが弊社の特徴です。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
受講される皆さまには、現在発売中の書籍「世界のエリートがやっている 新しい教科書」に準拠した、企業研修「BSアプローチ学習法、基本を完全に理解できる!会計入門研修」のダイジェスト版を実際に体験していただきます。なぜ多くのビジネスマンが多くの会計入門書を読み、会計研修を受講したにもかかわらず、1回でスッキリと理解し、納得することができない状況が長年続いていたのか、その理由をすべて公開します。新入社員から役員に至るまで、これ以上会計が苦手な人を量産しないためにも、皆さまが会計を正しく理解するための画期的な学習方法を体験することで、これからの研修企画のヒントを見つけていただけると幸いです。
- 吉成 英紀氏(よしなり ひでき)
- 株式会社インプレッション・ラーニング 講師
- 慶応義塾大学商学部卒業。1987年、英和監査法人(現在、あずさ監査法人)に入所。監査業務、外資系金融機関向けコンサルティング業務等に従事。監査法人退職後、有限会社吉成コンサルティング代表取締役就任。国内大手企業向けコンサルティング、各種会計アドバイザリー業務等に従事。会計分野の企業研修講師。
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