[主催]『日本の人事部』(株式会社アイ・キュー)
[後援]厚生労働省 経済産業省 [会場]大手町サンケイプラザ
講演者インタビュー
GPTW・No.1企業から学ぶ、働きがいのある会社を醸成した事例と新法則
株式会社ブライト 代表取締役/NPO法人ISL(経営幹部育成機関)エグゼクティブコーチングメンバー
三好 玲氏
昨今働きやすさを改革するも、社員の成長意欲や関係性が高まらず閉塞感が蔓延している企業が増えております。健全で成長し続ける個と組織を創るためには、働きやすさを大切にするだけでなく、働きがいの醸成が必要不可欠です。本講演では2018年GPTW(働きがいのある会社) No.1企業に輝いた株式会社コンカーのストーリーや取り組みをご紹介しながら、働きがいのある会社を醸成した事例やポイントをご紹介いたします。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
昨今、働きやすさの改革は行っていても、働きがいの改革には注力できていないため、社員の組織に対するエンゲージメントが高まらず、個人のモチベーションやパフォーマンスが下がっている企業が増えています。職場では、短時間でパフォーマンスを上げることがこれまで以上に求められる中、フォーマルなコミュニケーションも、インフォーマルなコミュニケーションも、量と質共に圧倒的に減少したため、人が互いに関わりあったり、学び合ったり、高め合ったりする機会が少なくなっています。働きがいを取り巻く環境は、ますます厳しさを増しています。
弊社では、2018年にGPTW No.1に輝いた株式会社コンカー様との取り組みの中で、働きがいを醸成するための新法則を発見しました。もしも組織の「働きがい」が最大限に醸成されたら、人材・組織にどのような未来が開かれるでしょうか?
組織に働きがいがなければ、せっかくの働きやすさのための施策が頓挫し、閉塞感のみが残り、成長し続けていくことが困難になってしまいます。そのため、現在の「働きがい」の状態を直視し、どんな未来を描き、どんな考え方やアプローチが大切かを再考することが大切です。ぜひこの機会に、改めて「働きがい醸成」について気付きや学びを深めてみてはいかがでしょうか。当日のご来場を心よりお待ち申し上げております。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
弊社は、働きがい醸成をはじめとした組織風土改革および経営層・管理職層のリーダーシップ開発を主なテーマとし、人間力と組織力を同時に高めるというコンセプトを持った、稀有な会社です。
私はかつて株式会社リクルートキャリア・人事マネージャー時代に、第1回GPTW「働きがいのある会社」ランキングでNo.1となった経歴があります。人やチームが活き活きしながらも、高いパフォーマンスを発揮していくために成すべきことを、成功・失敗の実体験から知っています。
また長きにわたり、多くの企業で働きがい醸成を実践してきた豊富な実績と蓄積された事例、想いや考え方がございます。さらに日々、さまざまな業界でエグゼクティブ・コーチングを行っていることもあり、経営層・管理職層のリーダーシップ開発も踏まえた、組織風土改革施策をご支援していることも特徴の一つです。皆さまにお目にかかれることを、心より楽しみにしております。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
当日は、2018年GPTW (働きがいのある会社)No.1に輝いた株式会社コンカーの管理部部長・金澤千亜紀様と一緒に登壇し、働きがいのある会社を創るにあたっての想いやストーリー、また、具体的な事例をあますことなくご紹介します。またその中で見えてきた、考え方やポイントをお話しし、さまざまな組織への展開のヒントも共有できればと考えております。この機会が、今後ますます大切になってくる組織の「働きがい醸成」施策を考えるための一助となれば幸いです。
- 三好 玲氏(みよし れい)
- 株式会社ブライト 代表取締役/NPO法人ISL(経営幹部育成機関)エグゼクティブコーチングメンバー
- 早稲田大学政治経済学部経済学科卒。三菱電機株式会社で家電事業経営企画、法人営業に携わる。株式会社リクルートキャリアでは若手人材の転職成功数国内No.1の実績を残す。人事マネージャー時代には第1回GPTW社「働きがいのある会社」調査で国内No.1に輝く。特に管理職向けのリーダーシップ開発に造詣が深い。
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