[主催]『日本の人事部』(株式会社アイ・キュー)
[後援]厚生労働省 経済産業省 [会場]大手町サンケイプラザ
講演者インタビュー
社員の意識・行動を変えるオフィス空間!? 行動心理を活かした働き方改革術とは
株式会社翔栄クリエイト 執行役員/クリエイティブ事業部 事業部長
河口 英二氏
急激な経営環境の変化と迅速な経営陣の意思決定に合わせ、社員にもフレキシブルな行動変革が求められています。ただ、それらを促そうにも本質的な変化はそうそう起こるものではありません。“人”はどのような時に行動を変えるのか。何が影響すると自然と変わっていくのか。本講演では「社員が自走するオフィス創り」にこだわってきたノウハウと具体例をもとにした働き方改革術を紹介します。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
労働人口の減少やグローバル化など日本企業を取り巻く労働環境の変化に伴い、リモートワークやフレックスタイム制、裁量労働制といった議論や導入が盛んに行われています。今こそ、社会全体で本格的に働き方を変えていくべき時代だと感じています。求められるワークスタイルは従来の働き方と比較し「場所」「時間」の使い方、それに適した「行動」など大きく変わってきています。経営サイドの変革はもちろん、社員にも過去の習慣に捕らわれないフレキシブルな行動変革が求められ始めています。
変革を進めるにあたり、経営サイド・幹部は分かりやすい言葉で説明を尽くしたり、社内制度の見直しをしたりとさまざまな手段を用い、「社員の意識の変革」を促し行動を変えようと働きかけます。しかし、人の意識はなかなか変えるのは難しく、時間を要する傾向にあるのが現状ではないでしょうか。
ただこれを瞬間的に、無意識に働きかけ、行動改革を促す方法があったらどうでしょう。私たちは「働く場」であるオフィス空間=環境つくりにその力があることを知っています。そして空間創りを通して、人の意識や行動を「自然と変え」、企業変革の支援をしてまいりました。
“人”は何を感じた時に行動を変えるのか。
本講演では「人の心と空間の関係」をテーマに、実例を挙げながら社員のフレキシブルな行動改革を促す、行動心理を活かした働き方改革術をご紹介いたします。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
当社は、“真の意味でお客様のためになることをする”というコンセプトのもと、さまざまな事業を手がける、今年で21年目を迎える企業です。
「単に安価であること、単にカッコいいオフィスをつくることが本当にお客様のためになるのだろうか?」「もっとお客様にとって有効なオフィスはないのだろうか」からスタートし、2002年頃には“勝つ抜くオフィスデザイン”というスローガンを掲げ、“業績向上に貢献する空間創り”に特化してきました。長きにわたり取り組み続けて蓄積された経験・知識が、当社の強みだと思っています。
これまで大手上場企業から中小ベンチャー企業まで、2,000社以上の空間創りを手掛けると同時に、それらの豊富な実例とノウハウをもとに、350回を超える講演・セミナー活動も行ってきました。これからも「お客様の企業成長への貢献」を目的とした、戦略的な空間創りを追求していきます。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
「オフィス空間についての講演」と聞くと、デザインやファシリティーに関する講演内容を想像する方が多いのではないでしょうか。
しかし、当社の考えの基本として、オフィスで働く=活用するのは“人”であり、まずは“人”を知らないとオフィスは機能しないと思っています。本講演では、"人の心とオフィス空間”にフォーカスし、ちょっと変わった視点から社員の意識・働き方改革の実例をご紹介します。
- 河口 英二氏(かわぐち えいじ)
- 株式会社翔栄クリエイト 執行役員/クリエイティブ事業部 事業部長
- オフィスの移転・リノベーションを手掛けるクリエイティブ事業部の事業部長として、「お客様の業績向上を目的とした戦略的なオフィスつくり」を提供している。自身もプロジェクトに携わり、上場企業をはじめ数多くの業績向上オフィスを手がけるとともに、セミナー講師としても活躍。講演数は400回を超える。
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