日本の人事部「HRカンファレンス2016-秋-」 人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う、日本最大のHRイベント
2016年11月15日(火)・16日(水)・17日(木)・18日(金)開催 [会場]大手町サンケイプラザ [後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2016-秋-」トップ講演者インタビュー> 須古 勝志氏(株式会社レイル 代表取締役社長)インタビュー

講演者インタビュー一覧

心理統計学と科学的手法を用いた未来型アセスメント
採用と抜擢の見極め力を高める

須古 勝志氏 photo

株式会社レイル 代表取締役社長

須古 勝志氏

企業がアセスメントを用いる目的は、自社における活躍可能性を科学的に予測し、採用や幹部抜擢の見極めに活用すること。自社基準による活躍可能性を数値化できないアセスメントでは目的を果たせません。
将来の活躍度合いに高い相関が確認されている特性アセスメントの(1)予測的妥当性0.7以上の実績の理由。(2)採用や育成・抜擢に活用された導入事例をご紹介します。

―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

「人事に科学(アセスメントと分析)を用いて、採用力と人材活用力を高める手法」について、経営陣の皆さま向けにお話しします。

「採用、育成、適正配置、抜擢」に、正しく精度の高い「科学(アセスメントと分析)」を用いると、大きく質と効率を向上させることができます。しかし、経験と勘に頼った俗人的な判断をベースに、採用、配置、抜擢を行っていると、以下のような現象に陥ります。

●なぜ離職したのか、あるいはなぜ活躍しているのか、その理由が言語化できない。
●活躍人材になってもらうために、誰の何をどれほど育成すれば良いのかがわからない。
●誰を幹部候補として選抜するべきか、その根拠とは何か? 彼はどこでつまずきやすかの予測もできない。

つまり、次の打ち手が見えていないのです。そのため、翌年も同じことを繰り返し、「またうまくいかなかったね」ということになってしまいます。

科学は万能ではありません。しかし、非常に精度が高く、これらの課題解決情報を提示(数値化、見える化)することができます。「経営戦略上、必要となる人材を提供し続けること」は戦略人事の任務です。あるべき人事の姿に一歩近づけるために、どのように科学を使うべきなのかを、お話しします。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

レイルは、テスト開発や運営に豊富な実績を持つ、HR系アセスメントと分析コンサルの専門事業者です(心理統計学に基づく特性アセスメント、地頭系基礎能力を測定する能力テスト、EQ<感情をマネジメントする力>を測定するEQアセスメント、360度サーベイとその分析、ICT活用スキルを測定するテスト、社内のスキル棚卸からスキルマップと昇格アセスメント開発など)

科学的分析機能を搭載したアセスメント・クラウドサービスにより、求める人材要件を分析した上で、個々の「離職せずに活躍する可能性」を数値化して採用厳選の質と効率を高めることや、社員の人材構造の実態分析を行い、適正配置や抜擢の精度を高めること、また、次世代幹部候補者のリストアップなど、幅広くご要望にお応えしています。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

「俗人的なやり方から脱却し、人事を科学する必要がある!」とお考えの経営陣の皆さま向けに、採用、育成、適正配置、抜擢に、科学(アセスメントと分析)を用いる手法をお話しします。

●検査上の高スコア者が必ずしも入社後にフィットしないというジレンマ。なぜ?
●流行のシステムを導入しただけではうまくいかない。なぜ?
●求める人材要件は、どのような手法で分析するのか?金太郎飴にならないか?
●一人ひとりの活躍可能性を数値化できる……それは本当か?
●幹部候補者のリストアップと育成ポイント把握が裏付けをもってできる……なぜ?

  • この記事をシェア
講演者インタビュー一覧へ
講演者プロフィール
須古 勝志氏(すこ かつし)
株式会社レイル 代表取締役社長
1998年株式会社レイル設立、代表取締役社長就任。 CBT(Computer Based Testing)、e-Learning、パソコン検定試験(P検)の事業開発に従事し、テスト理論に精通。心理統計学と科学的分析手法を用いた未来型アセスメント「MARCO POLO」の開発者。

「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社アイ・キューの登録商標です。
当社はプライバシーマーク取得事業者です。類似のサービスやイベントとの混同にご注意ください。

pagetop