[会場]大手町サンケイプラザ [後援]厚生労働省
講演者インタビュー
人材開発のプロが押さえる“実践知”『戦略と人事をつなぐ教育体系』のつくり方
株式会社リードクリエイト 取締役
吉田 卓氏
貴社の教育体系をメンテナンスしてみませんか?
近年、従来の育成体系の見直しを図るクライアントから相談を受けるケースが急増しています。本講演では、「人材育成」と「リーダー育成」を同義として捉え、社員一人ひとりにリーダーシップを求めることを前提に、「経営視点」「未来志向」「ストーリー性」をキーワードにした教育体系構築のポイントをご紹介していきます。
―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。
本講演では、研修設計技法やプログラム策定術に留まらず、「経営や事業成果とのつながり」や、人材マネジメントとの整合性・一貫性を高める「教育体系のあり方・構築の手順」にフォーカスを当てます。教育体系の構築に欠かすことのできない「経営視点・未来志向・ストーリー性」という三つのキーワードをベースに、自社の教育体系をメンテナンスする視点やヒントをお持ち帰りいただきたいと考えています。
今回、講演内容として本テーマを選んだ理由の一つに、日ごろより多くの企業から寄せられる教育体系に関するさまざまな課題感に対して、解決の糸口をご提示したいという思いがあります。
「育成すべき人材像が社内で明文化されていない」「育成したい要件が定まっていない」「実施している教育施策につながりがない」「人事制度との整合性がない」「育成体系に戦略性や計画性はなく、単発モノに終始している」など、人事・人材開発部門の問題意識は後を絶ちません。
では、企業が求める人材を体系的に育成・輩出していくために、人事・人材開発部門は何を主導し、どのような仕組みや仕掛けを展開していく必要があるのでしょうか? その答えを探すきっかけとして、本講演をご活用いただければ幸いです。
―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。
リードクリエイトは、リーダーや管理者の適性を診断する「人材アセスメント」という極めて重要な人事イベントの最適化をご支援するサービス事業からスタートし、今年で20年が経ちました。
組織の中で「真に成果をあげ続けることができる優秀なリーダー」を発掘・選抜、そして育成するための仮説と検証を長年繰り返し、一般論や学術的な理論に留まらない「実践知」を大切にサービスを提供し続けてきたことが、お客さまから高い評価をいただいている一つの要因だと考えています。
これまで多くの企業と深く、そして長いお付き合いをしてきた当社だからこそ見えてきた、各社の成功・失敗事例の共通ポイントを明らかにしながら、皆さんと一緒に「自社のあるべき教育体系」や「リーダー育成のあり方」について考察していきます。
―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。
我々は「人事・人材開発が変われば、企業は変わり、世界を変えられる」という強い信念と志をもって、最適なソリューションを提供し続けています。
企業の中で「リーダー育成」を進めていく際に、最も重要な要素は「人事・人材開発部門のリーダーシップ」であることは言うまでもありません。本講演を「情報収集」の場に留めることなく、「自社の実態と照らし合わせて、現状打破や課題解決の糸口を探ってみよう!」というスタンスでご参加いただければ、皆さんのリーダーシップにつながる「大切な何か」を掴んでいただけるのではないかと確信しています。
- 吉田 卓氏(よしだ たかし)
- 株式会社リードクリエイト 取締役
- 大学卒業後、大手金融機関に入社。企画部門を経て、人事部門で人事評価や人材配置に従事。2005年、リードクリエイトに入社。リーダーの選抜・育成を中心とした人材開発支援を担当し、これまでソリューションに携わった企業は500社を超える。現在、「実践知」をベースにしたセミナーを多数開催。2015年より現職。
「日本の人事部」「HRカンファレンス」「HRアワード」は、すべて株式会社アイ・キューの登録商標です。
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