日本の人事部「HRカンファレンス2016-秋-」 人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う、日本最大のHRイベント
2016年11月15日(火)・16日(水)・17日(木)・18日(金)開催 [会場]大手町サンケイプラザ [後援]厚生労働省

講演者インタビュー

日本の人事部「HRカンファレンス2016-秋-」トップ講演者インタビュー> 佐塚 彰夫氏(株式会社アイティ・アシスト チーフプロデューサー)インタビュー

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自ら考え、自ら動く、主体性のあるITエンジニアを育成する“教えない新人研修”

佐塚 彰夫氏 photo

株式会社アイティ・アシスト チーフプロデューサー

佐塚 彰夫氏

「教えてもらっていないのでできません」近年、現場配属後に驚くような発言をする若手が増え、自ら考え自ら動く、主体性のある新人の育成を望む声が大きくなっています。本講演では、従来の講義→演習といった形式の研修ではなく、チームにミッションを与え、計画立案・チーム学習・成果報告というプロジェクト形式の新人研修の事例を通して、なぜ主体性のある人材が育成できるのかをお伝えします。

―― 今回の講演のポイントについて、お聞かせください。

今回は、IT業界の新人研修における新しいアプローチの事例を紹介します。それはPBLによるアクティブラーニングを実現した、「教えない新人研修」です。

皆さんは、次のような新人に心当たりがないでしょうか。
・主体性に欠け、受動的な言動が目立つ(自分から発信しない)
・自分で考える力が弱い(ネット検索は得意)
・正解指向が強く、正解を欲する(仕事に正解があると思っている)
・あきらめが早い(この程度でよいと自己判断し、相手の期待に応えようとしない)

このような特性から現場で伸び悩む若手が増えています。そこで、現場で必要とされるさまざまな力や姿勢を持つ新人を、新人研修で育成する必要性が高まっています。

PBL(Project Based Learning)とは、課題に対して必要なことを自ら学び取る能動的な学習(Active Learning)スタイルの研修です。新人には期間と達成目標、具体的なミッションをはじめに与えます。新人は、プロジェクトチームを組んで、ミッションをクリアしながら目標達成を目指します。講師は講義を行いません。聞かれても答えは教えません。しかし、新人たちはミッションをクリアし、目標を達成するだけではなく、大きな成果を手に入れます。

当日は、2社の具体的な事例を取り上げて、大きな成果とは何か、「教えない新人研修」を実際に運営するポイントは何かをご紹介します。

―― 貴社の強みや特徴について、お聞かせください。

株式会社アイティ・アシストは、「やりたい人材育成を研修で実現する」会社です。企業向けのオンサイト研修に特化し、「このような研修を実現したい」というクライアントのご要望にとことん応えます。

なかでも当社が得意な研修は、ITエンジニア向けの新人研修です。100%のリピート率を誇る新人研修は、次のような特徴があります。
・クライアントの育成目標を実現する詳細な達成目標の設定
・高い講師力を持つ現役エンジニア講師陣
・現場のオーダーに応えるカスタマイズ教材(実装技術やドキュメント仕様)
・システム開発の現場に即したシーンで学ぶビジネススキル研修
・主体性を育てる自主運営やビジネスマネー定着の仕掛け
・研修期間中に発生する様々な事象に、迅速柔軟に対応するコーディネート力
既存の研修に不満をお持ちの方、新しい研修を試みたい方は、お気軽にご相談ください。

―― 講演に向けての抱負や、参加される皆さまへのメッセージをお願いします。

「教えなくて研修が成立するのか?」とよく聞かれます。正しくは、教えないのではなく「講義をしない」「問われても正解を教えない」のです。しかし、新人たちは、講師の言動や仕掛けから多くを学び取っています。

「講師はいらないのではないか?」とも聞かれます。講師は新人たちを観察しています。新人たちの学びが最大化されるように、チームごと、ときには個人ごとにフォローを行い、追加のミッションを与えたりして、新人研修の場をファシリテーションしています。

必ず効果は出ます。新人は変わります。「教えない新人研修」を私どもと一緒に実現して、貴社の新人研修を変革してみませんか。

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講演者プロフィール
佐塚 彰夫氏(さづか あきお)
株式会社アイティ・アシスト チーフプロデューサー
2000年にITエンジニア育成のためのアイティ・アシスト社の設立に参画し、多様化する人材育成ニーズに応える徹底したカスタマイズ型研修を実現する。現在では、20年以上にわたる企業研修講師のキャリアを活かし、研修コース開発やインストラクター養成、コンテンツ作成など数多くのセミナーをプロデュースする。

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